見出し画像

"沿線二拠点居住"はじめました!


先週執筆した記事がnote編集部さんにピックアップしていただき(スマートニュースにも掲載!)多くの人に届いてとても嬉しい限りです!シェアなどしてくれたみなさんありがとうございます!30歳での抱負もまとめられたこともあって、引き続きこちらのnoteでも発信をしていきたらと思います!


台東区から町田市へ引っ越しました!

年末に、2年間住んだ台東区・新御徒町から町田市へ引越しをしました。
社会人1年目には台東区・蔵前に住んでいて(途中転勤と転職で他のまちに住んでいましたが)長らく愛着のあるエリアだったのですが、今回この決断に踏み切りました!

個人的な要因はもちろん、社会的要因もあったなと思ったので、これを機に引越した理由と、この先に実現したい暮らし方についてまとめてみようと思います!

画像1

▲新御徒町での最後の一枚。このあと町田に引っ越しました!



【社会的要因】
"都心特化型"から"バランス型"へ

引越しを決めた理由は大きくはこの3つありました。

①地価上昇にあわせて家賃があがった
②コロナで在宅ワークが増え、手狭になった
③アクセスのいい都心にこだわらなくてよくなった

①地価上昇にあわせて家賃があがった
台東区・新御徒町は近年盛り上がってきた蔵前エリアの近くにあり、その地価上昇の波が広がってきたようでした。更新後の家賃が上がるということで、これまでも比較的高めの金額だったので引越しを検討する最初の要因になりました。

画像3

②コロナで在宅ワークが増え、手狭になった
1LDK・40㎡でしたが、夫婦で同時にオンライン会議に入ると音が混じってしまうことなどが起こり、別々の部屋でゆとりをもって働ける広さが欲しくなってきました。

③アクセスのいい都心にこだわらなくてよくなった
これまたリモートワークが増えたことで、必ずしも毎日出勤しないでもよくなったことで、行こうと思えばストレスなく出勤できる距離感でよいとなりました。

つまり、"都心特化型"から立地と広さなどを考慮した"バランス型"に家の基準が変わったと思っています。

スクリーンショット 2021-01-12 1.13.38



【個人的要因】
地元との二拠点居住のしやすさを重視!

そしてもうひとつ大きな要因が、昨年からはじめた神奈川県秦野市の地元との二拠点居住でした。結婚を機に、家族圏(拡張家族)と暮らす家をコンセプトに夫婦建築ユニットを結成し、実家の空き家をリノベーションするプロジェクトを始動!東京と地元を行き来する生活になりました。


昨年はなかなか移動しにくい中ではあったのですが、(コロナ対策を施しながら)秋頃に友人をつれて帰省する企画(超帰省)もしてみました。

スクリーンショット 2021-01-12 0.26.06

この活動を通じて、東京だけでない、地元だけでもない暮らし方の自分たちにとっての"正解感"を実感しています。地元と東京の暮らしの両立を目指して、今後この二拠点生活を加速させていきたいと考える中で、地元への通いやすさの重要度が上がって行きました


”沿線二拠点居住”という選択

これらの社会的、個人的要因があり、小田急沿線の町田市へ引っ越しました。地元も小田急沿線ということもあり、沿線二拠点居住のスタイルの準備が整いました!

画像5

結果、家賃が5万円弱下がりつつも、40→50㎡という広さ!眺望はさすがに前回のスカイツリーには劣りますが、鳥のさえずりや、木々の音、緑が多い中庭など、都心とは異なる豊かさも手に入れた気がしています。

これまでなかった納戸もあったことで、部屋がすっきりし、あたらしく家具をいれてコーディネートするなど早速家の中を楽しみ始めています!キッチンも広くなり、料理も以前より気合が入ったりしてます!


都心一極集中ではない暮らし方のモデル

都心から少し郊外へ引っ越すだけでこの余裕が手に入るとなると、今後この都心一極集中ではない人の動きは増えるのではないかな、と思っています。

オフィスに行こうと思えば1時間圏内でいける場所。かつ便利な中心市街地的な繁華街が近くにある場所。例えば、藤沢、町田、大宮などの都心部から30km圏内に住む場所を設定する暮らしがリデザインされてくる気がしています。

スクリーンショット 2021-01-12 9.57.29

実際、僕のまわりにも中目黒や自由が丘から藤沢に引っ越したり、新宿区から神奈川の地元に戻りつつ、「ADDress 」でアドレスホッパー をしたり、といったかたちで、ローカル、さらには地元とのあたらしい関わり方が出てきていると感じています。



二拠点生活にあわせた家の設計を考えてみる!

町田と秦野の二拠点で暮らす。それにあわせた家の設計も夫婦建築ユニットとして検討をはじめました!

例えば、野菜は秦野の地場産野菜を使う(安くて新鮮!農家さんの応援にもなる!)、大きな洗濯は広く干せる秦野でする(庭があって、日当たり良好!)などの生活の場を二拠点で効率的に分散する方法もあると思っています。

画像9

この暮らしを実現するために、日常的に使うモノの移動をしやすくする「最小限ユニット」として、規格を統一したBOXをモジュールにしたインテリアにすることも具体的な設計として検討しています!

スクリーンショット 2021-01-12 0.54.06

距離は離れているけど、まちを跨いだ大きな屋根のかかったひとつの家のような暮らしを作って行きたいと考えています!

スクリーンショット 2021-01-12 9.58.03


住む場所はその時々の価値観の現れだ

振り返ってみると、社会人1年目の蔵前から福岡、横浜、新御徒町を経由して今の家に至りましたが、それぞれの「住む場所」にはその時々の自分の価値観が現れていた気がします。そして、人生のフェーズにあわせて住む場所を変えることで、自分の成長を後押ししてくれている気がしました。

今後、”沿線二拠点生活”を試みるわけですが、この暮らし方があたらしい地元との付き合いかたのモデルのひとつになったらいいなと思いつつ、今だからできる暮らし方をまずは自分たちで楽しんで行こうと思います!


画像12


建築夫婦ユニット、each I standardのSNSでもこの様子を発信・報告していきたいと思いますので、ご興味ある方はぜひチェックしていただけると嬉しいです!

それでは!


モリヤ

この記事が参加している募集

#この街がすき

43,940件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?