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「多分、ここは天国なのかも」

5月18日月曜日。
今朝はアラームをかけた六時半より早くベッドから出て、七時前には犬の散歩に出て、帰ってから朝ヨガ(15分)までした。その後はコーヒーを淹れて、パンをトーストして朝ごはんを食べながら仕事を始めた。

午後三時前に仕事から帰宅した夫とYouTubeを見ながら15分程度のワークアウトをし(因みに夫にとってはこれはウォームアップ)午後の犬の散歩の後、1週間分の食料品買い出しに行き、晩ごはんを作って食べたら少し仕事(残業)もした。月曜日から飛ばし過ぎじゃないの、私!

夫の職場の勤務日数・時間はじわじわと増えてきて、今週から週4日☓8時間になった。先週までは週3日☓4時間だった。1か月前は完全に自宅待機だったと思う(有り難いことに有給)。
カリフォルニアでは今日から自宅待機令(SIP)がやや緩和され(経済再開のフェーズ2に入った)小売店などが店頭前受取り(英語でcurbside pickupと言う)でビジネスを再開できるようになった。オフィスもリモートワークができない職種などに限って再開が許されている。友人の旦那さんは半導体関連の企業に勤めているが、今日から出社再開したと言っていた。
このような流れもあって、私の勤め先でも6月からどのようにオフィスを再開するかとマネジメントは計画を立てているようだ(SIPの期限は今の所5月末)。リモートワーク最高倶楽部の同僚と(今勝手に結成した)、「ワクチンができるまでリモートで働く!」とか「そもそもSIPが完全に解除されるのは年内はない」、「来年から週1でオフィスが理想」などとメッセージを送り合った。
自宅で仕事をする時、慣れないアパート暮らしでお隣や上の住人の生活音や外の通りを歩く他の犬の気配を察知してうちのワンコが吠えるので、映画などテレビで流して周りの音を聞こえにくくしている。今日流しておいたのは、ケビン・コスナー主演の名作「フィールドオブドリームス」1989年の作品。(観たことない方はネタバレしますのでごめんやで)細かいあらすじは省くが、主人公は映画の中でトウモロコシ畑を野球場に変える。すると、既に亡くなっている往年の名プレイヤー達が姿を現し、野球を始めるのだが、あるプレイヤーがトウモロコシ畑の中にあるピカピカの新しい球場に立って「ここは天国なのか?」と主人公に聞きます。ケビン・コスナーは笑いながら「アイオワだよ」と答える。このやり取りは、若い頃、短い間だけ野球選手だった主人公の亡き父親が現れた時にも繰り返される。
「ここは天国なのか?」
「(笑いながら)いや、アイオワだよ。」そう返して、真顔になって「天国って存在するの?」と逆に尋ねる。すると、目の前の若かりし日の父親は「もちろん。天国は夢が叶う場所だよ」
主人公は野球場の少し後ろにある自分の家とフロントポーチのベンチに座って楽しそうに笑い合っている妻と小さな娘を見て「多分、ここは天国なのかも」。

なんという名シーン!静かに熱いぃぃぃ!

私もこのシーンを見ながら、夫とわんこのことを思い浮かべて「今この場所が天国なんだ」と思って、じーーーーーん。。。

今日も、何でもない1日だったけど、良い日だった。

ヘッダーの写真は、日曜の朝食の卵が双子だったときのもの。

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