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自分の海外ドラマ遍歴を語ってみる


小さい頃から『フルハウス』を数えきれないほどくり返し観てきましたが、自分から海外ドラマを積極的に観るようになったのは、アガサ・クリスティーにハマり2003年頃に『名探偵ポワロ』を視聴し始めたのが始めでした。

一時期はBGM代わりにずっと流してました。今でも好きな話をリピートしてます。

最初に観た『名探偵ポワロ』は「メソポタミアの殺人」「白昼の悪魔」の2本だったのを覚えています。流れで『ミス・マープル』『二人で探偵を』『アガサ・クリスティー・アワー』などクリスティー原作をどんどん視聴、小説も一気に読んでいきクリスティー沼にハマっていきました。

ミス・マープルとトミー&タペンスの自分のイメージを決定づけてくれました

ミステリーチャンネルを視聴していた流れで次に目を付けたのが『フロスト警部』でした。こちらは原作よりドラマで触れる方が早く、確か「二重生活」や「暗闇のダンス」を最初に視聴しました。シリアスな事件を扱いながら、レギュラーキャラクターのやり取りなどで必ず何かしらクスッとする要素を入れてくれる作風にハマり、2時間ドラマで字幕作品なのに殆どの話を繰り返し観た、自分にしては珍しいシリーズです。

原作とは違う魅力があるドラマ版フロスト警部。かわいいおじさんです。

そのまま、ミステリードラマや警察ドラマにハマり『ジェシカおばさんの事件簿』『ダウリング神父』『シャーロック・ホームズの冒険』、『エラリー・クイーン』、『サンセット77』、『警部マクロード』、『刑事コジャック』、『刑事コロンボ』、『名探偵モンク』などなど、新旧問わず好みに合いそうな作品を片っ端から観て行きました。

トム・ボズリはジェシカおばさんのタッパー保安官でもおなじみ

この時期に今でも好きな作品に多く出会いましたが、中でもお気に入りは『グルメ探偵ネロ・ウルフ』です。
『エラリー・クイーン』主演のジム・ハットンの息子で、1980年に『普通の人々』でアカデミー賞を受賞しているティモシー・ハットンが、アーチー・グッドウィンを演じながら製作にも関わった本作は、アメリカとカナダの共同制作でパイロット版+2シーズン放送されたレックス・スタウト原作シリーズのドラマ化になります。
原作をしっかり尊重したオシャレで雰囲気重視の作風にハマり、このドラマから原作のネロ・ウルフにもハマっていきました。もっとシリーズが続いて欲しかった作品の一つです。

ネロ・ウルフとアーチー、クレイマー警視はこのビジュアルで頭に浮かびます。

広義のミステリーとして、捜査側が主役の物語も多く観るようになり、特に『特捜班☆CI5』はかなり好きでした。去年の年末にビデオのダビングをする際、久しぶりに傑作の一つ「ミックスダブルス 殺し屋VSボディーガード」を観ましたが、変わらず面白かったです。

また、もともとコメディー系の作品が好きなので『アイ・ラブ・ルーシー』、『ザ・ルーシー・ショー』、『奥さまは魔女』、『フレンズ』、『アメリカン・ヒーロー』、『俺がハマーだ!』、『こちらブルームーン探偵社』なども楽しく観ていました。

昔から楽しく笑える作品が大好きです

スペシャルドラマ枠では、ジャック・レモンの遺作となった『モリー先生との火曜日』、2002年版『チップス先生さようなら』、2004年版『クリスマス・キャロル ザ・ミュージカル』、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズなどが特に記憶に残っています。

もともと、小説もドラマも現代の作風より昔の作風の方が好きなため、最近は前ほど新しいドラマを開拓することは少なくなりました。

それでも『シャーロック』、『華麗なるペテン師たち』、『レバレッジ』、最近も『メグレ警視』や『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』、『ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事』など、定期的に面白いと思う作品と出会えており、旧作でも観たいのに観れていない作品も多いため、これからも新旧問わず色々と手を出していきたいと思っています。

基本は縦軸の要素が各話の話を邪魔しないような1話完結の作品が好きです。
その上で、シリーズを追うとわかる要素が程よく出てくると嬉しくなります。

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