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パートナー

なかなか筆が進まず、書けない。
基本的に、やるべきことができない。
停滞している。
noteにも投稿できない日が続いています。

でも、とにかく、書こう…。
今、書きたいことがないのに書き始めています。
大丈夫か?

では、最近で、
一番、心に残っていることを書くことにします。

1970年初頭、数学者だったリチャード・バンドラーと、
言語学の助教授ジョン・グリンダーによって開発された
「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる
最新の心理学NLP(Natural Language Processing)

そのNLPの催眠療法、潜在意識を書き換えて、
トラウマを解消する心理ワークを行った話しをします。

今回のクライアントは、幼少期に話せないような過酷な体験をして
その後に、大病を患って苦悩の日々を送りながらも、
シングルマザーとして、2人の子どもを立派に育てあげた女性です。
過去の苦しい体験がトラウマとなって、今も、彼女を苦しめています。

トラウマを解消してもらうワークとは、
2つのワークを組み合わせた総合ワークになります。

まずトランスに入って、イメージの中で登山をして、
高次元の自分が観る「唯一無二の理想の世界」を、
体感してもらうワークを先に行います。
頂きワークと呼ばれる催眠療法です。

「全ての物事には必ず肯定的な意図がある」という
NLPの考え方を基本概念として、「何のために?」と、
無意識に対して問いを出しながら、
順次、山を登って高次の意識へとたどり着きます。

その山の頂上で見る景色は、無意識が求める理想の世界です。
自分が自分らしくある世界が広がります。

絶対的な心のオアシス、心の安全領域なのです。
自分を見失って、心が疲弊して路頭に迷っても、
この世界で自分を取り戻して、心が回復して自分の生を生きられる、
魂の生息地、人生の指標となる世界を観てもらいます。

その後に2つ目のワークとして、瞬間幼児退行というワークを行います。
トラウマとなって、今の生活に著しく影響している痛ましい体験を、
脳内にあるニューロンネットワークを流れる電気信号のパターンを
書き換えて解消していきます。記憶そのものの影響力をなくします。

再びトランスに入って、その体験に、山の頂で観た「理想の世界」の
エネルギーを照射して、その痛ましい記憶を焼き尽くして溶解させる。
そして、高次元の高貴なエネルギーで再生した自分自身と統合する。
この2つのワークで、同一化→分離→統合の過程を経ることによって、
完結する心理療法です。

彼女の真剣に取り組む姿勢のおかげで、その効果がでました。
彼女が本当に心から求める世界を観てもらうことに成功して、
心の闇として残っていた過去の記憶を解消することができた。
つまり成功しました。ほんと良かったです!
今後も経過を見ながら、フォローしていきます。

時には涙を流して、
苦しみの声あげながらの闘いでした。
彼女は良くがんばりました。
これからは、過去の苦しみから解放されて、
ありのままに自由に、彼女の個性を活かして、
幸せな人生を生きてほしいと思いました。

今回のワークであらためて感じたことがあります。
自分自身の心の状態がワークの成否に、
影響することを実感しました。

カウンセラーとして、基礎基本を徹底して、
自分自身の心の状態をニュートラルにして、
良い状態にしておくことが大切だと感じました。

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