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ホームレスが生活保護を受けない理由【ホームレス生活8日目】

8日目ホームレスが生活保護を受けない理由

路上生活を送る人たちを見て

「ホームレスにならずに生活保護を受ければいい」
「あの人達は好きでホームレスをやってる」

誰しも一度はそう思ったことがあると思う。かく言う俺もそう思ってた。

しかし一週間くらい実際にホームレスをしていると、その意見は半分合っていて半分間違いなんだと思った。

だから今日は「ホームレスと生活保護」について書こうと思う。

ホームレスの中には年金を貰いながらホームレスをしたり、他の稼ぎがあるが路上の方が気楽でいいと思っている人達も大勢いる。

しかし中には路上で生活をせざるを得ない人達も一定数いる事がわかってきた。

その中の一部が、生活保護ビジネスのカモにされてしまった人達。

生活保護ビジネスとは、路上生活者に生活保護の受給と仕事を斡旋して彼らの収入からマージンをとって稼ぐこと。

路上生活者に声を掛けて寮に住まわせる。そして、彼らに生活保護を受給させて仕事をさせる。そして、彼らが得た生活保護受給額と労働による稼ぎから業者側が仲介料・家賃・食費をピンハネするという仕組みだ。

駅前などに座っていると

「兄ちゃん。路上は辛いから生活保護受けてウチで泊まりながら仕事しないか?」

と声をかけられる事が度々ある。声を掛けてくる人の正体は生活保護ビジネスの"手配士"(人材斡旋業者)と呼ばれる人だ。

業者たちが一概に悪どいことをしている訳ではなく、ちゃんとした業者もある。しかし、中にはとんでもないピンハネをする悪徳業者もいるとのこと。

過去に悪徳業者に騙されてしまったホームレスの話を聞くと
「毎月8,000円しか渡されなかった」
と言っていた。酷い話しだ。

そんな悪徳業者にあたってしまったホームレス達は寮から逃げて再び路上に戻る人が多い。

せっかく生活保護を受けたにもかかわらず搾取されてしまい手元にはほとんど金は残らず、嫌な記憶だけが残ってしまう。その結果、彼らは路上で生きるという選択肢しかなくなる。

そんな悲惨な目に遭っている人たちが中にはいる。

今日はちょっと暗い話じゃったな。ほいじゃあまたの

【1ヶ月0円ホームレス生活について】
2021年6月末〜7月末まで東京で所持金無しのホームレス生活をしています。理由は、単純な好奇心。路上生活者がどのように生活してるのかが気になって、実際に体験してみようと思いました。
そして、その様子を自分で撮影してドキュメンタリー動画を作って販売しようと思ってます。noteにはこの一か月間の出来事を日記みたいに投稿していきます。


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