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✓しあわせパン/三島有紀子

▽あらすじ
北海道の静かな町・月浦に若い”夫婦”が営む
パンカフェがあった。
実らぬ恋に未練する女性、
出ていった母への思慕から父を避ける少女、
生きる希望を失った老夫婦
が次々と店を訪れる。
彼らを優しく迎え入れるのは、
二人が心を込めて作る
温かなパンと手料理、
そして一杯の珈琲だった。


▽感想
雪の中にある、あたたかな光のようなお話だった。
人に何かを強いるわけでもなく、ただ優しく包んでいる。
道に迷っても、立ち止まっても、ただ静かに笑顔で
美味しいパンと珈琲と料理でもてなしてくれる。
私もそんな場所がほしいなと思った。


✓しあわせパン/三島有紀子/ポプラ社


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