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✓最高のアフタヌーンティーの作り方

▽あらすじ
老舗・桜山ホテルで、
憧れのアフタヌーンチームへ
移動した涼音。
夢にまで見た職場で
初めて提出した企画は、
シェフ・パティシエの達也に
却下される。
悩む涼音だが、お客様、先輩、
そして達也の隠れた努力を
垣間見ることで、
自分なりの「最高のアフタヌーンティー」
企画を練りだしていく…

▽印象に残ったフレーズ

「現実なんてのは、
いつだって厳しいもんだ。
それが分かったうえで、
美しい面を見るのも
一つの覚悟だ。」

「人が生きていくのは苦しいもんだ。
だからこそ、甘いものが必要なんだ。」

▽感想
アフタヌーンティーという
少しだけ現実と離れた特別な空間。
それこそ、
特別なというその空間に
自分の力量をかけた人たちの話。

自分の技術や接客が
その人の“特別“を演出するって
どんな気分だろう。
私は失敗したらとか
邪魔をしてしまったら、
ふさわしくない接客だったらと
考えてしまいそうだなあ。

涼音みたいに、何事にも
くじけず、負けん気がある性格で
やってやる!!特別な空間を
お客様にもっと素敵に味わってもらいたい!
って奮闘していく姿が眩しかった。

マカンマランでおなじみの
あの人が出てきたときは
ええええ!と口角あがりっぱなしでした!

フランスのお菓子にも
詳しくなれそうなお話だったなあ、

最高のアフタヌーンティーの作り方/古内一絵/中央公論新社

↳試し読みもありますので、ぜひ

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