[1/45] 1分間頭脳サッカー : 日本代表という存在
日本代表というのは、世代を超えて影響を与えていく指針であるが故に、存在意義を難しくしている。ただ勝てばいいわけではない。進化と常勝、構成要素はこれだ。常に勝たないとファンは許さないし、進化が無いと今より上のレベルに行けない。
脱皮の最中、最弱の時だったとしても強さを求められる
とでも例えておきたい。当然、周りの国も切磋琢磨している中、タイミングが悪ければ、日本が史上最弱に感じられることもある。『こないだまでの俺たちの代表はあんなに強かったのに、今は何だよ!』ってなるのは率直な感想だし、何の問題も無い。とかくこのミッションは難しい、それだけ。
ただ一つ考えなければいけないのは、100年の歴史からなる海外サッカー付きのメディアに煽られてはいけない。彼らは成熟した土台に基づき仕事しているに過ぎず、提起から帰結までの歴史もある。
たかだかJリーグ30年の歴史しかない日本は、この何十年の差を埋めるのに、とにかくぶれてはいけない。彼らが言うサッカー論も代表監督更迭論も、よく考えたら別の国の価値観なのかもしれない。
今、日本代表が求めている強さは、どうやら今まで培ってきたサッカーの延長線上には無い。このことから察すると、やはり日本独自の価値観・サッカー観を生み出す時が来ていると感じる。
なぜなら我ら日本にとって、彼ら100年の歴史は倒したい相手なのだから。
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