1人○○。
孤独は死を寄せ付ける。
こんなような言葉をよく聞く。
お金持ちが最終的に大切にしたのは人との繋がりだなんて話を見たり聞いたりする機会もたまにある。
やはり人は一人では生きていけないのだろう。
1人でいる時間も大切だとは思うのだが、よくよく考えてみるとそれは孤独であろうとはしていないなと思ったこともある。
例えば、僕は映画が好きで1人映画によく行く。
というか、ほとんど映画館には1人で行く。
好きな映画を観るのでそれだけに集中したいのと、予定も1人での方が圧倒的に決めやすいのでそうしているのだろう。
友人と観に行くと意見が分かれてしまったりしたらお互いに何とも気を使ってしまいかねないし、僕はある程度の時間余韻に浸りたいタイプなので1人で行っているのかもしれない。
傍から見れば、1人で孤独に映画を観ている人である。
だけれども、僕は1人映画で孤独を感じたことがない。なぜなら、観た映画の感想をTwitterやらFlimarksやらで投稿するからだ。
その投稿を見てその作品を観た人や興味がある人がリアクションをくれる。
友人と話すときの話題の1つにもなる。
最近なんかはclubhouseなんかで感想を話し合ったりしてもいる。
映画を観るのは1人だが、孤独を一切感じていない。
1人で映画を観ることよりもそういった人たちとの繋がりが無くなってしまうことの方が恐ろしい。つまり、孤独を感じてしまう。
僕にとっても1人映画はその作品を楽しむのはもちろんだが、人とつながるための手段にもなっている。
自分の経験や成果、失敗や成功なんてものは人に共有できて初めてそれが自分のことだと実感することもよくある。
自分が小さかったころを思い出してもそうだ。
何かいいことがあって学校から帰ってきたら、
「今日○○ができたよ!!」
と夕飯の準備に取り掛かろうかという母親に共有していた。
最近はそれこそ1人○○みたいなものが流行っているし、1人でいることが悪いわけでもない。僕も1人でいる時間がないとダメなタイプの人間だ。
でも、よくよく考えてみると1人○○=孤独というわけでもないなと改めて考えてみて感じた。そして、繋がりの大切さっていうものも再確認できた。
医療技術の進歩で人の寿命が延びてきたと言われているが、それ以外の交通手段が増え移動時間が縮まったり、SNSが普及したりと人との繋がりをより感じられて孤独を感じることが少なくなっているのもその理由の1つになってくるのかなとこの記事を書いていて思ったりもしました。
人との繋がりやご縁は大切にしていかないといけませんね。
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