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次の『パラサイト』『はちどり』を発掘せよ!いざ、映画の宝探し"大阪アジアン映画祭"へ!![大阪アジアン映画祭特集①]


皆さんは、映画祭に参加したことはありますか?

映画好きの方の中には、毎年、お気に入りの映画祭に参加する方もいれば、映画祭と聞くと「敷居が高い」とお思いの方もいるのではないでしょうか?

そんなあなたにオススメしたいのが、大阪アジアン映画祭!

今後の大注目作から、ここでしか観ることの出来ない貴重な作品まで、幅広いアジア映画を一気に鑑賞できるチャンス!!

学生から大人まで、誰でも参加できる一大映画イベント"大阪アジアン映画祭"の魅力について、今回は、サクっとご紹介していきます。


大阪アジアン映画祭って?

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そもそも、「大阪アジアン映画祭って何?」とお思いの方もいるでしょう。

大阪アジアン映画祭とは、約15年前からスタートした関西屈指のアジア映画の祭典。

様々なアジア映画の国内初上映のみならず、世界初上映なども行い、映画ファンだけでなく、多くの映画関係者も注目する一大映画イベントです!

今年は、3月5日~3月14日の期間中、約60作品が上映決定。さらに、コロナ禍の影響も受けて、映画祭初の試みとなる「大阪アジアン・オンライン座」(2月28日~3月20日)も開催中。

オンライン上映では、アジアン映画祭の過去作7本と新作2本が鑑賞できるため、初参加の方は、ここからアジア映画の魅力に触れてみてもいいのかも……。


注目ポイント①未来の注目作を誰よりも早く鑑賞可能!

本映画祭では、のちの注目作品を誰よりも早く鑑賞できるのも重要なポイント。

ちなみに、前年度の上映作品の中には、こんなものも……。

れいこいるか (1)

(画像は"映画.com"さんより引用)

(五十音順)
アルプススタンドのはしの方 (2020年上映)
蒲田前奏曲 (2020年上映)
写真の女 (~3/5 第七藝術劇場にて上映)
チャンシルさんには福が多いね (~3/12 元町映画館にて上映中)
東京の恋人 (2020年上映)
はちどり (2020年上映)
ハッピー・オールド・イヤー
(~3/4 出町座、~3/11 塚口サンサン劇場にて上映)
VIDEO PHOBIA (2020年上映)
マルモイ ことばあつめ (2020年上映)
燕 Yan (2020年上映)
れいこいるか (~3/5 十三シアターセブンでアンコール上映中。)

『アルプススタンドのはしの方』(第12回TAMA映画特別賞・『映画芸術』2020年日本映画ベスト3位)、『はちどり』(口コミで約20館から118館まで広がる異例の大ヒット)、『ハッピー・オールド・イヤー』(ミニシアターを中心に全国40館以上で上映)、『れいこいるか』(『映画芸術』2020年日本映画ベスト1位)といった名作ほか、のちの単独劇場公開作品も多数と、その作品選びには、かなりの安心感があり!

今年も『愛がなんだ』の今泉力哉監督最新作『街の上で』や、2020年世界興行収入1位を記録した『The Eight Hundred(英語原題)』など、話題作が目白押し。

今回の上映ラインナップを確認して、次なる『パラサイト』や『はちどり』を予想しながら、鑑賞するのも良いかもしれません。


注目ポイント②22歳以下は当日券500円で鑑賞可能!

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(第16回大阪アジアン映画祭公式リーフレットより)

実は、あまり知られていないのが、この制度。

なんと、学生など22歳以下の鑑賞者は「青春22切符」という割引の対象になり、学生証の提示で当日券が500円に!(※当日までに完売してしまった場合は、購入できないので要注意。)

期間中、空いている日程に飛び込んで、思わぬ傑作を発見するのも楽しいかもしれません。


注目ポイント③ここでしか観れない?!超貴重な作品も鑑賞可能!

そして、大阪アジアン映画祭の最大の見どころは、この機会を逃すと、中々お目にかかれない貴重な作品の数々に出会えること。

これまでも、『ハッピー・オールド・イヤー』のナワポン・タムロンラタナリット監督過去作や、ふくだももこ監督(『おいしい家族』、『君が世界のはじまり』など)の短編『ゆっくり』といった上映機会が少ない作品たちを上映してきた大阪アジアン映画祭。

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(第16回大阪アジアン映画祭公式リーフレットより)

今回の作品のなかでも約20作品が世界初上映日本初上映が約20作品と、この機会を逃すと、中々鑑賞できない作品も多数あるはず。

後の人気監督のスタートダッシュをその目に焼き付けるチャンスかもしれません!


以上、今回は、3月5日~3月14日に開催される大阪アジアン映画祭について、ご紹介させていただきました!

貴重なアジア映画を鑑賞できる年に一度の祭典に、皆様も、ぜひ、ご参加ください!!

詳しくは以下のサイトも要チェックです!

次回は「大阪アジアン映画祭」のプログラミングディレクター・暉峻創三さんのインタビュー記事を掲載します!

そちらも、お楽しみに~!!

執筆:映画チア部 神戸本部 大矢 哲紀



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