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何かを学び、始めようとする人たちのための必読書『学びが効率化するインプット大全』

人はいつだって何か新しいことに挑戦したい生き物。スポーツ、勉強、仕事、恋愛。別になんだっていい。挑戦することが大事です。しかし、新しいことを始めるということは何も知らないということです。人生は有限であり、長期間粘るのもしんどいから、できるだけ時間を短、効率の良い勉強をしたいと思う人がほとんどでしょう。私もそうです。


今わたしは良い文章の書き方、誰もが素敵に感じるような写真の撮り方、まとまりのあるシナリオの作り方など、学びたいことに溢れています。学びたいことが多すぎて時間がいくらあっても足りない!そんな時に書店で見つけたのが、精神科医の樺沢紫苑先生が著した『学び効率が最大化するインプット大全』でした。その隣には『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本が並べられていました。どうやらこの二冊はセットのようなものらしく、少しでも早く多く知識を吸収したい私は迷わず『インプット大全』を持ってレジに駆け込みました。1日かけて読了したので、早速この本についての感想を書き連ねたいと思います。


本の構成


270ページにも及ぶ本書ですが、図を用いており、重要な部分の文字は色が変わっていたりとかなり読みやすい構図になっています。本書はインプットの基本法則という項目から始まり、読む→聴く→観る→インターネット→学ぶ→応用の順にインプット術のノウハウが紹介されています。ほとんどのノウハウが見開き2ページずつとなっているので区切りがつけやすくなっています。どうでもいいかもしれないですが、表紙が青いのですが中身も基本青いです。


実践しやすいノウハウが盛りだくさん


読めば読むほど興味深い内容ばかりで気がつけば読み終わっていたのですが、誰にでも実践できるようなノウハウがたくさん記されていました。いくつか紹介させていただきますと、
・自分が集中できる場所を3つ作る
・感想を前提に読む
・スキマ時間に耳学コンテンツ(朗読など)を聴く
・雑誌を読む
詳しくは本書を読んでいただくと理解が深まりますが、どれも簡単にできそうに思えませんか?もちろん続けていくことが一番大事なのですが、これらを実践し始めるだけでも自分に自信がつくきっかけになるのではないでしょうか。


日常生活に変化を


本書で記されているノウハウはどれもが日常で我々が行っていることを少し変えるだけで行えるものです。例えばみなさんは普段通勤や通学では音楽を聴いていますか?音楽を聴くのも楽しくて素晴らしいですが、もしその時間を音楽ではなく朗読や音声ニュースなど、耳で聴ける情報や知識の耳学コンテンツに変えたら?ただの通勤通学が一気に学びの時間に変わります。まさに時間の有効活用です。また、映画をただ観るのではなく、登場人物の心理描写や環境などに気を配りながら鑑賞した後感想をSNSでシェアするというのも記されていました。脳の活性化や記憶力アップにも繋がり、良いことづくしのようです。映画好きの私にとっては素晴らしくやりがいのあるインプット術です。
このように、これまでの日常にちょっぴり変化を加え、効率的にインプットする術を備えた生活スタイルを手に入れる手助けとなってくれるのがこの『学び効率が最大化するインプット大全」です。これから何かを学んだり挑戦しようと思っている方、勉強などでうまく覚えられず苦戦している方、さらには自分が今何を知り行いたいのかがいまいちわかっていない方にオススメする素晴らしい本です。何度も読み返すことで必ずやあなたの学びの最大の助っ人となってくれるでしょう。


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