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風船が弾け飛んだ日

今年の3月、まさにタイトルどおりの体験をした・・・と言っても、物質的な風船の割れる音でビックリした!という話ではなく、精神的なお話。これまでのことがリセットされた瞬間なんだろうと今では思う。ちょっとファンタジーな言い方をするなら、自分の世界の崩壊になるのかな。

主に仕事面でうまくいかないことが続き、自分の業務に対する周りの対応がとても誠実とは思えなかったり、良かれと思ってやっていたことはほとんど裏目に出るなど散々な日々を送っていたときにソレは起きた。

ほんと何の前触れもなく、体の内部で膨れに膨れた風船がぱあーーーーんと弾けた感覚に襲われビックリしたと同時になんか空っぽになった気分になったのを今でも鮮明に覚えている。その後はというと、一言でいうと開き直りみたいな状態になり、今はこれまでにないくらい安定したメンタルで居られている。

開き直りってどういうことかというと、これまで人から良く見られたいがために何でも先回りしてやっていたり、細かなところに気を遣って仕事を進めたりしていたけど、自分が注ぎ込んだ時間や気持ちに反してあまり成果を感じない、むしろ期待に反していると思うようになって、これまで何十年とやってきた習慣化された「人のため」をやめようと思ったり、自分の中にあった理想の自分に近づくためのルールが実は「禁止令」だったことに気付き、禁止令多すぎて疲れるわぁってなったり。なかなか文章にするのが難しいけど、これまで当たり前と思っていたことが実は違うんじゃないか、捉え方が間違っているんじゃないかと考え方がシフトしていくようになった。

風船爆発事件前と後において、「自分のことを知る」というある意味マイブームになっているテーマの捉え方も様変わりしました。前は性格診断や自己啓発、しぐさの心理学的なものをとにかく調べまくって、枠にはまろうとしていたけど、現在は今まで思ってたりやってきたことの逆をやってみるようになりました。何がよくて何が悪いとか考えるのもちょっとめんどくさいかも・・・ってくらいで、今までの自分は何?って思うくらいです。そのあたりの話は禁止令をテーマに書いてみたいなぁなんて思ってみたりしてますが。


なんだかんだ、自分が納得できないとYESと言えない頑固者で、トライ&エラーを繰り返して質を高めたかったり、表面上の言葉や知識ではなく、深堀したかったりする不器用な自分は、相当痛い目に合わないとわかんないってことなんだろうかと思う。きっかけは自分を良くしたい、人間関係良くしたいなど、あくまで向上心で始めたことがいつのまにかがんじがらめになってしまってにっちもさっちもいかなくなったときは、ぶっこわれるまでやるしかないのかもしれません。自分のように不器用な人間は💦

くどいようだが、自己啓発にせよ、セラピーにせよ、カウンセリングにせよ、性格診断にせよ、「自分を知っていること」が大前提として始めるものですね。でも、そのことってなかなか教えてくれていないように思う。だから路頭に迷うんじゃないかな・・・


また字数のわりにとっちらかった文章になりまして・・・今は割と穏やかに過ごせるようになりつつあるという話でした!



おわり

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