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おしゃれ迷子は生き方迷子という気づき DRESS YOUR BEST LIFE②

おしゃれ迷子の日々から抜け出したくて七転八倒、試行錯誤してきた私。
そんな日々の中で出会った一冊『Dress Your Best Life』。


私がこの本を紹介したい!と思ったのは、
癒しと励ましをたくさんもらい、何をどうしたらいいのか分からない、霧の中にいるような気持ちを少しずつ変えることができたから。
私と同じように

•自分の作った〇〇すべきのルールに縛られて苦しい
•私らしさって何だっけ?と分からなくなっている
•装うことをもっと自分らしく楽しみたい
•巷に溢れるおしゃれのセオリーを知ってもおしゃれに迷っている
•日々の装いからセルフケア、セルフエンパワーメントをしたい

こんな気持ちを感じている方に、この本のこと、私が本から受け取ったことを少しでも知ってもらえたら。
著者のDawnnさんからの癒しと励ましが、必要な方に伝わるといいなと思い投稿しています。



『Dress Your Best Life』の概要

この本は、外見のイメージチェンジをするためのhow to本ではない。
生きたい人生を送るために、ファッションの力を活用する方法をファッション心理学を軸に、分かりやすくとっつきやすく、思わず笑ってしまう表現を交えて提案してくれる。
例えば、ファッションアイデンティティはどうやって作られていくか?
消費と心の関係、それを知った上で誘惑に負けないためのアドバイス、
着ることと気分との関係性、SNSを自分らしいスタイル作りに活かすための活用法など。
また、著者が実体験を通して、身につけるものが自分にも他人にも大きく影響を与えていること、
そしてそれは、癒しと自己実現のための強力な道具になり得ることを体感したストーリーも書かれていて説得力がある。

著者のDawnn Karenさん

著者であるDawnnさんは、NYにあるファッション工科大学(Fashion Institute of Technology)の心理学部助教授。
2015年、最年少にして初の黒人女性心理学の教授に就任し、ファッション心理学を教えている。
ファッションという枠組みで心理学を実践しようと、大学院での勉強の傍らモデルやファッションPRの仕事を経験し、服装と態度の関係を様々な視点から何年も研究してきたそう。(Wikipediaより)
また、一見マイナスと思える体験とその時の感情を、大好きなファッションを使いながら、試行錯誤して受け止めてきた彼女だからこそ、読みながら浮かんでくる読者の疑問の答えを次の章に書いておくような、細かな配慮ができるんだろうな。

『Dress Your Best Life』から受け取ったこと

周りの人にとって自分が価値があるかどうかや、世間の正解ばかりを気にしてきた私。
湧いてくる感情までジャッジして、正解ではないのなら抑えこんで無かったものにしようとしてきた。
かといって、他人軸な生き方に振り切ることもできず、中途半端な自分を責め自信をなくしていた。
だからこそ陥ってしまったおしゃれ迷子の日々。

そんな私が、この本に書かれている簡単な提案を続けることで、
自分のことを優しい目で観察できるようになって、
少しずつ視点や行動が変わり、気持ちが変わった。
気づけば、自分に毎日がっかりしていたおしゃれ迷子の日々を手放せていた。
その上、日常をもっと大切にしたくなり、自分のルーツがより愛おしく思えて、暮らしがぐんと楽しくなった。

刺さる文が多すぎて、本はマーカーをひいた箇所だらけになってしまった。
私が癒され励まされたポイントをまとめると次の4つ。

①まずは自分のために服を着よう
②人に合わせたり、喜ばせるために服を着ることは全く悪いことじゃない
③コーディネートの仕方じゃなく、どうやってスタイルを持つか
④文化的、人種的背景や規範、感受性を考慮することと想像力

次はこの4つのポイントについて書きたいと思います。










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