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報道されないコロナ禍の東京と再び犠牲になる氷河期世代

この記事をおすすめしたい人は
・コロナ禍のリアルな東京を知りたい人
・氷河期世代 1970年~1984年生まれの人

毎日毎日コロナに関連するニュースが報道されています。しかし報道はもう視聴率を稼ぐ為の「煽り報道」になり果ているとしか思えません。

私は就職氷河期世代なので「また氷河期になるのか」と少し怒りにも近い思いを持ちつつ、日々不安にかられながらも、何とか生き抜く事を常に考えています。
就職した時から明日はどうなるか分からない感覚で働いてますから、もう何かが麻痺しているのかも知れません。

この記事は私が現地に向かって確認し、知人に得た情報を基に現在の東京の情報をまとめたものです。少し手も「実態経済」を知ってもらえればち思いいます。

閉店するお店が増えてシャッター街が増えている。

報道されている倒産情報はごく一部、しかも「休業」「廃業」は数に含まれません。 東京の近郊のとある人気の街では今、あり得ない位の速さで閉店するお店が増えています。

・長年営業していた老舗飲食店までもが閉店。
・家賃の高い地域はかなりのスピードで閉店する店舗が増加。
・テレワークの影響で、オフィス街の飲食店も閉店が続出。
・行列の出来るお店に行列が出来ていない。
・新宿の人気の商業施設でさえ、過疎化したショッピングモールの様相
・旅行代理店、アパレルは続々撤退

東京の過疎化と言う表現が一番はまるかも知れません。小売、飲食は現金商売、最終利益も少なく2~3ヶ月耐えるのがが限界です。緊急事態宣言はなんとかなったけど、客足が回復せず、そのまま廃業に追い込まれているお店が。恐ろしい速さで増えています。

日本のGDPの3割を有する、関東圏ですから、経済的な側面から見ると首都圏との取引が多い地方産業にも大きな影響が出ています。

もう自粛要請なんて聞いていない

東京都は8月3日から31日まで飲食店・サービス業等に営業時間の短縮を要請しました。具体的には午後10時から翌朝5時は営業を控えろって事ですが。「感染防止対策をしているのに、これ以上何をしろと?」と怒りに満ちた声が多い。 大手チェーンの串カツ田中も自粛要請に従わない方針だから、経営が逼迫している状況は否めない。

・自粛要請は受け入れず、午後10時以降も営業を続ける店舗が続出

自粛自粛と叫んでいるのは、300万人の年金受給者と、350万人の公務員、あとは政治家あたりだろう。すずめの涙位の補償しかせずに自粛を要請してももう誰も言う事を聞かないのは自明だ。

契約・派遣切りが続出、その後は、、

小売り、サービス業、下請けの製造業に契約社員更新無し、派遣切りが続出しています。 先日も知人の勤める大手下請け製造業A社の契約社員3人、派遣社員10名が契約を終了したと聞いた。 理由は「正社員を守る為」と言う事だが、この一言で、結局調整弁として犠牲になるのはいつの時代も弱者だと言う頃が理解できる。
私自身も派遣、契約社員を経験して派遣切り、契約更新無しと自信の身でも経験しているので、かなりつらい状況と言うのは察するに余りある。

ただアパレルを始め、実店舗を持つ小売業も正社員を数百人規模でリストラしている、正社員も安泰ではない。

・小売、サービス業で派遣切り、契約社員切りが過去最大級に発生。
・10月以降は製造業でも派遣切り、契約社員切りが発生する。
・年末から翌年にかけて正社員もリストラが増加。
・再就職に関しても、1名の募集に数十人、数百人が応募する例も

氷河期世代がいつも犠牲になるのは怒りを覚える

今回のコロナ禍でも犠牲になっているのは氷河期世代だ、バブル崩壊のツケで実質低賃金で会社に負担の無い派遣、契約社員と言う「役割」を押し付けられて生きている人が沢山いる。 正社員をやってても氷河期世代の同僚なんてあまり見かけない。 いま20代の若者たちはこのコロナ禍のツケを押し付けられるだろうか。

もしかしたらこの際、コロナ禍で一度経済をリセットして、誰にでもチャンスがある状態にした方が良いかも知れない。

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