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東浩紀×猪瀬直樹の対談が激ヤバな件


 批評家で哲学者の東浩紀氏(以下、あずまん)と、作家で日本維新の会所属の参院議員である猪瀬直樹氏(以下、敬称略)。 みんなだいすきな 二人の対談が、あずまんが創業した「株式会社ゲンロン」で行われ、その模様が配信されました。

 全編を見るには動画配信サイト「シラス」で購入しなければなりませんが、YouTubeで冒頭30分無料公開されている部分だけでも見てほしい! これ、激ヤバです。

 開始早々、誰もが聞きたい大阪万博の話になるのですが、猪瀬の言ってるコトがメチャクチャすぎる! 猪瀬は「僕はテスラ持ってる」という自慢から入りつつ、

「世界がEV(電気自動車)化に進む中で日本だけがHV(ハイブリッド車)にこだわり続けて技術が進化していない。 それが日本の『失われた30年』の最たる例だ」

 と語り、それには一定の理解が出来ると思っていたら、

「そうならないように、日本は新しい技術に挑戦しなければならない」

 とし、それが「万博だ!」と結論を1970年に急ハンドルを切るという大暴走! しかもそれは、

「半分失敗するかもしれないけど半分成功するかもしれない」

 というエクスキューズを付ける卑怯さ! そんな “成功率50%” なものを国家プロジェクトにしてもらったら困るのよ。 それがEVとか再生可能エネルギーとかの未来に繋がるものならば挑戦する価値は有るでしょうし、私は当然否定的ですが10,000歩譲ってリニアだったり原発だったりというものだとしても、挑戦したいという意欲だけは理解できるとしても、

万博って、所詮半年で終わるイベントでしょ!?

 成功率50%のイベントなんて、そもそもやっちゃダメなのよ。 猪瀬、もうどうしようもないな。 そんな奴の話を聞いて進行しようとしているあずまんに同情してしまいます。

 また、私は初めて聞いた、落合陽一氏などの万博に参加するクリエイターに対する衝撃の “援助” も知れるので、抵抗が有るのは重々承知ですが一度聞いてみて下さい。 そして私と同様に、呆れて下さいな


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