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「困ったらお互い様といえる世界か?」フードロス問題を考える

皆さん、こんばんは。山崎美穂です。

最近はファスティングでリセットしたカラダを、少しでも維持しようと頑張っております。何が言いたいかというと、ご無沙汰してしまいましたが、元気でした。まだまだコロナは落ち着かないですが、是非皆様もお体にお気を付けください。

極力、野菜中心の食事を心がけつつ、ごはんのお替りを控えるようにして思ったのは、「自分にとっての食事の適量とは何か?」ということで、食べることが大好きな自分は今まで食べ過ぎていたのかなと振り返っていたりします。だから体重が増えているわけなので、周りからみれば至極当然の結果なのですが、意外と自分では自分のことが見えなかったりしますよね(汗)

そんな自分自身のカラダの需要と供給を考えていた中で、今日はしぶや区ニュースの記事で読んで勉強になったフードパントリーについて書きたいと思います。

①フードパントリーとは?

まず最初に、フードパントリーとは何かについて。

食料支援を必要としている人に、個人や企業から寄付された食品を無償で渡すこと

よく洋画を見ていると教会で貧困層に向けて食事を提供するシーンも描かれていたりしますが、フードパントリーは物理的に食品を渡す活動なんですね。

渋谷区の場合は、区が運営する8つの常設窓口(フードドライブ)、セカンドハーベスト・ジャパン(東京・浅草にある日本初のフードバンク)からの食品提供、区内の個人や企業からの食品寄贈、この3つを組み合わせて食品を集め、1世帯あたり食料を10キロ程度に仕分けし、区内数か所のフードパントリーで利用者に直接お渡ししているそうです。

私自身はこういう取り組みがあること自体も、記事を読んで初めて知ったので、行政が想像以上に本格的に取り組んでいるという事実に正直驚いたというのが感想です。

②活動の経緯ときっかけ

元々は、母体となるキリスト教会が、生活に困っている人に向けて始めたフードバンク活動ですが、NPO団体を設立して、渋谷区の行政や関連機関・団体、ボランティアの皆さんと連携・協力しながら地域に根差した支援ネットワークづくりに取り組んでいます。

2021年9月には認定NPO法人としての認定を受けて、社会的信頼や影響力を活かして活動をされているとのことでした。

③フードロス問題

昨今、フードロスという言葉もよく耳にするようになりました。なんと日本の食品ロスの量は年間570万トンもあり、これは世界の食品支援量の約2倍、日本のお米の年間生産量に匹敵する膨大な量だそうです。

やっと「食べ物を捨てない」ということに関心が高まってきたように思いますが、こんなにも課題感が大きかったのだと大変勉強になりました。世の中全体として、需要と供給をバランスをもっとみんなで考えていく必要があります。

まさにこのフードバンクの活動は、食品支援という「福祉」の分野だけでなく食品ロス軽減という「環境」の分野、2つの側面においてサスティナブルな取り組みになっています。

もちろんフードパントリーを利用をしたいという方も、フードパントリーをやってみたいというお店や団体も沢山いるのかなと思います。まず私のようにこういう活動を知ることから始まり、自分にできることを具体的に行動することで、お互いの想いや善意の連鎖が地域の輪となっていくのかなと思います。そういう温かい社会によりなっていくように、自分を意識していきます。

まとめ

今日は2021年末に「渋谷サステナブル・アワード2021」大賞を受賞した認定NPO法人フードバンク渋谷について書かせていただきました。

「困ったらお互い様」といえる世界か?

性善説かもしれないけれども、そんな優しい世界になれば素敵だなと思いつつ、まだまだ自分にも知らないことが多いし、どんどん知って、一つ一つ自分にできることから始めていこうと改めて感じました。

自分のカラダの需要と供給に向き合いながら、世界の需要と供給について考えを巡らせた一日でした。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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