ビジョンは、SF的なストーリーで表現しよう!
こんにちは!
今回は、「ビジョンは、SF的なストーリーで表現しよう!」についてお話しします。
VISION DRIVEN直感と論理をつなぐ思考法の著者の佐宗邦威氏は、妄想を起点に未来をデザインするビジョン思考が効果があると述べています。
佐宗氏は、自分の内にある妄想や願望を形にするためにはプロセスを踏む必要があるといいます。
ここで言うプロセスは、「妄想」→「知覚」→「組み換え」→「表現」を指します。つまり、自分の妄想を知覚し、それを組み換えて表現することが大事なのです。具体的な方法は、「こうなったらいいな」という妄想をイメージし、絵や文字として表現することになります。
しかし、上記プロセスは、自分ひとりだけでは完結できません。自分自身の好みやこだわりを客観的に見つめることが重要なのです。そのためには、他者に絵や文字として表現したものを見てもらい、フィードバックを得ましょう。そして、自分のビジョンが誰にとって良いのか、どのような立場にあるのかを考えるようにしましょう。現代社会には、完全な善悪の基準は存在しません。プロセスを通じて、自分のビジョンを発展させ、より広い視野が持てます。
スタートアップ企業では、将来を見据えて、どのような価値観を重視するかを決める必要があります。そのため、チームメンバーやパートナーと協力して、共有可能なビジョン思考を策定しましょう。ビジョン思考とは、スタートアップ企業や大企業にとって非常に重要な考え方を指します。
大企業においては、社会的な責任を果たすために、SDGsやESG投資などの方針をどのように打ち出すかが求められます。しかし、数字だけで評価することが困難なため、「ここに注力し、投資する」という主観的な意見を取り入れる必要があります。プロセスは「ビジョンはなぜそうするのか」を議論するために、重要なツールとなるのです。
また、ビジョンだけでなく、それを実現するための組織能力についても視野に入れることも重要です。まずは、企業のミッションや組織文化の変革を含めたストーリーを作り出しましょう。SF思考を活用することで、未来をメンバーと共にストーリーにすることができます。これにより、明確なビジョンが描けるだけでなく、チームワークも向上できます。
企業戦略を考える際には、理想な状況を妄想し、現実的に実現できるストーリーに落とし込みましょう。このストーリーこそが、戦略そのものです。そして、そのためには、ストーリーテリングの手法を取り入れることがますます重賞になってきます。
SFは、技術や化学を扱ったリアルな描写ができます。特に未来に関するテーマは、より広く受け入れられるようになっています。研究開発が必要な分野では、SFを使うことでプロダクトの具体的なイメージができるため、アイデアを人に伝えやすくなっています。
自社のビジネスを成功させるためには、ドラえもんのようなストーリーを妄想するところから始めてみましょう。SF的な自由な発想から未来のストーリーを妄想することは、ビジネスの新しいアイデアや視点をもたらします。その結果、従業員や顧客を魅了し、ビジネスの成長を促進できるのです。
新しいアイデアを生み出すことは、競争力を維持するためには必要なことです。ビジネスの可能性を最大限に引き出すためには、未来を予想し、自由な発想力を活用するようにしましょう。
イノベーションのためのアイデアを発想ができるようになるプログラム: 『モウトレ』
モウトレとは?
全ての前提条件や思考の壁を取り払い、自由な発想をする「妄想」を活用したワークショップ型のトレーニングプログラムのこと。「これを発言したら、バカにされるかもしれない」「自分にとって不利益になる発言は避けたい」という意識を取り除き、心理的安全性の高い環境で本質的なアイデア出しを実現します。
イノベーションには、アイデアが必要不可欠です。
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