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【2022年】セルフライナーnote

あけまして、おめでとうございます。
昨年度中は大変お世話になりました。昨年末からnote村の村民になりましたが、素敵な時間を過ごさせて頂きました。改めて御礼申し上げます。

一年の計は元旦にあり、ということで今年の展望と振り返りをしちゃおうかなと。もう数日過ぎたけど、元旦から考えてたから許してね。

最近CDを買うことなんてめっきりなくなってしまいましたが、歌詞カードとかジャケット裏に挟まっているライナーノーツってわかりますか?あれ、とても好きなんですよね。作品の背景とか、そこにまつわる思いとかを垣間見て、作者の素顔がチラッと見えたような気がして。
それと似たような感じで書籍のあとがきも好きなんですよね。ライナーノーツもあとがきも、作品に触れる前後に2回は読むタイプであります。

ということで、タイトルにもありますがセルフライナーノーツ…ならぬ、セルフライナーnoteしていこうと思います。えっ、これってかなり良い思いつきじゃない?あれ、もう誰かやってる?

少し長くなりますのでご了承ください。
ロードマップ的に見てもらったり、目次も付けますので興味のある部分だけ摘んだりと、のんびりお気の召すままに、ご覧下さいませー。


作品紹介 2022年

『じぃちゃんとカメラ(時々ばぁちゃん)』

noteを始めて5作目。
なかなか伸びないビュー数・スキ数に少し凹んでいた時期に書いたもので、ほぼ初めて自分自身の過去を題材に書いた文章。

元々noteには抽象概念的に関する評論や、職業人としての情報発信、批評なんかをやろうかなと考えていたんだよね。

ただ、自分が他人のnoteを見る時に何が楽しいかって、その人の人となりとか、人生が見えることだし、そう言うものが滲んだ文体を読ませてもらうことが楽しいし面白いなって思うようになっていて。
ライナーノーツやあとがきもそうで、素顔とか、生き様みたいなものが見える気がするんですよね。
書いている時には全然考えてなかったけど、結局この文章こそ自分の生き様が滲んだものだったんじゃないか、と思っております…あれ?全然違う?まぁそういうことにしておこうね。

おかげさまで?か、note公式さまの「今日の注目記事」と「#エッセイ 記事まとめ」にしてもらったり、他のnoterさんから取り上げてもらえたりとご好評頂き、今でもスキをもらえたりしております。感謝、感謝です。

ちなみにばぁちゃんは今も健在です。80超えてもピンピンしながら酒を飲み、ドラ●もんみたいな声しています。
フィルムカメラは全然撮れてないですねぇ…撮りたい欲はあるんですが、フィルムの価格高騰が足を引っ張ります…これは今年の課題かなぁ。


珈琲屋シリーズ

前述の『じぃちゃんと〜』以降に書き出した、日記的な日常の一コマシリーズ。【日記】にしてみたけど、日記とエッセイの境がちょっと曖昧…まぁ比較的最近〜現在のことについて書いています。

これもご好評頂いていて、読者の皆さまと珈琲屋さんには心からの感謝です。
珈琲屋さんはここ10年以上通ってるうちにすっかり人気店になってしまって、すごく繁盛して嬉しいような悲しいような…なのですが、今でも月1〜2回は通っています。凄く素敵なお店なので紹介したいのだけれど、これ以上混まれたらお店に入れなくなるので内緒にしておきますね。

そしてこんなに見てもらえているのは、このトップ画のお陰だと思っています。み(31888)さまにはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。カップに触れる手の、繊細でいて力強さを感じさせるこの表現が本当に大好きです。画像を見つけた時の「これだ!」という感動を今でも覚えています。



◆◆◆

ちょっと休憩:『あれから、これから。』と言語描写

ちょっと余談ですが、珈琲シリーズ前後から言語描写に少し力を入れるようにしています。(こう書いたらその前はしてなかったみたいになるけども笑)

ここでもチラッと書きましたがnoteを始めたちょうどその時期に、やんごとない事情があって2年のブランクが空きました。
ある研修というか修行みたいなものを2年間受けていたのですが、そこでの体験が言語表現について考えさせられましてね。

あるグループへのプレゼンで、自分が訪問した場所を共有する際に、わかりやすいだろうと思って、ハンドアウトのWordの文書に簡単な図を描いて説明したんです。するとそこの先生がね「言葉で表現して下さい」って言うんです。

最初、ちょっと批判されたように聞こえて「いやいや、分かりやすいだろうと思ってこうしたのに」と軽く臍を曲げたんですが、よくよく考えたらそれってとても難しいんですよ。

例えばね、

「壁には本棚があって、その手前、にはローテーブルが置かれている。本棚との隙間は30センチくらいだろうか。その右手側には本棚を背にして座椅子が置かれて、窓側を向いている…」

…どうです?風景浮かびました?

多分、なんとなく余白の多い、曖昧な風景が浮かんだと思います。

例えば本棚一つとっても、大きさ、材質、本の詰まり具合、新しさ、傷の有無、などなど、凄く幅がありますよね。そういう部分が見えてこないとイメージって膨らまないし、逆に言うと、ちゃんと見つめて、見つめ続けないとそもそも描写って出来ないんですよね。

図や表を用いて視覚的に提示することや分かりやすさって現代においてとても重要視されているけど、切り落とされてデフォルメされているんだなって。そこから、省略されたものの中に本質や真実が宿っているのではないか、自分はそれを軽視し過ぎているのではないかと、凄く反省した体験になりました。
その辺は『【日記】珈琲屋に行こう』の後半で丁寧に触れてみたところとつながりますが、私もまだまだ修行が足りないようです。日々是精進ですね。


◆◆◆

『メロン・メロン・メロン』

ここからは人気ないシリーズです。
(個人的には好きなんだけどね!)

メロンシロップを巡る母子の攻防と冒険譚。今だに実家に帰ると親はこの話で盛り上がります。鉄板内輪ネタですね。そもそもあんまりビュー数が伸びていないので悲しいところ。

多分タイトルが良くない。
もっと分かりやすく、タイトルを見て内容が分かるように、惹かれるようにした方がいいのは頭では分かってる。分かっているけど、なんかなぁって。
「なんだこれ、よぅわからんなぁ」と思って見てみたら「あれ、意外と…!」みたいな方がお得な感じしませんか?何がお得なのかはわからないけども。

あと、やっぱり書いてる時のフィーリングとか、感覚的なものって大事だと思うんですよね。このタイトルは、何故か頭の中でポルノグラフィティの『ラビュー・ラビュー』が流れてて、2番のサビ後、ギターソロに入る前の

意味のない嘘なんてつかない方がいい
君を見てるとそんな風に思うよ
ラビュー・ラビュー・ラビュー・ラビュー・オー・マイ・ダーリン

ボルノグラフィティ『ラビュー・ラビュー』

最後の「ラビュー・ラビュー・ラビュー・ラビュー…」が頭に流れてて、そのままのリズムで「メロン」を連呼する感じになっています。きっと子どもの私が当時ポルノを知ってたら、同じように詠唱しながら買い物していたと思います。
皆さんもその感覚で声に出して読んで見てください。何か楽しいですよきっと。


ミドリのハナシ シリーズ

これも人気の薄い『ミドリのハナシ』シリーズ。
人気のないシリーズが一番好きだったりして、来年はこのシリーズを強めに推していきたい今日この頃。

まだギリギリ100株には到達していないであろう(現実逃避)、私の同居人ならぬ同居植物を思う存分に紹介したい。そして皆さんを植物の沼に誘い込みたい。一緒に植欲しょくよくにまみれようじゃないか。

あと、本当に増え過ぎて住環境を圧迫しつつあるので、そろそろ手放したい気持ちや、植物仲間を増やすために布教したい気持ち、植物仲間が出来たらその人のおすすめ植物と私のおすすめとを交換してまだ見ぬ沼に身を投じたい気持ちもあったり…(それ、結局株減らないんじゃないか?というのは野暮な質問です)。

メルカリとかで販売するのを告知しようかなぁとか…素人栽培だけど、「はやぶさナーセリー」とか素敵じゃない?自分で言葉にしてみて素敵過ぎて悶絶してます。テプラとかでタグなんか作ったりしちゃったりしたらもう…その前にアイコンマークを誰かに作ってもらおうか…それに合わせてロゴマークとか作ったり…夢が広がりますね、たまりません。

植物スキの方、なんかいいなぁと思った方、お気軽に#ミドリのハナシを使ってみて下さい!2023年は、草に溺れよう!


来年の抱負?

長文、お疲れさまでした。
いかがだったでしょうか、はやぶさ2022年セルフライナーnote。
全ての記事は紹介できませんでしたので、気になった方は他も気軽に見てみて下さい。文体の違いとかが見えてきたり、来なかったり。

で、一年の計ということで来年の抱負ですが、あんまり目標立てるのが得意じゃないんですよねぇ…。とりあえず続けることかなとゆるぅく考えています。片意地張らずにそこそこに、時々頑張ったりしながら、文字は紡いでいこうと思っております。

あとは他の方のnoteをもっとたくさん読みたいですね。
スキもたくさん押して、心動いたものはコメントを残したいです。今も極力残したいと思っているのですが、自分の記事以上に書き方が難しくて考えてしまいます。
作者の方の思いと自分の気持ちのズレはあってもいいと思うんですけど、作者の思いから外れてもいけないし、こちらの思いを一方的にぶつけるのもいただけない、かといって砕けすぎても失礼に当たるし…この辺の塩梅が難しいところ。

ただせっかくなので今年は積極的にコメントしたいと思います。
だってコメント貰えると嬉しいもんね。

読んでもらえたこと、感想を聞けることってなかなかないし、そこから自分が思わないところを気付かせてもらえたりすることって、面と向かって言いにくいから。そのやりとりから考えさせられることだってたくさんあるし、こういう媒体の良いところだもん、生かさなきゃなぁと。

と、いうことで、皆さん、出番です。
コメント、お待ちしておりますよ!←

と言ったところで、本年もどうぞよろしくお願いいたします。




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