Motto.

オリキャラ達の日常をただただ書き綴っただけです。 最早ポエム。忘れない為に書いているだ…

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オリキャラ達の日常をただただ書き綴っただけです。 最早ポエム。忘れない為に書いているだけなんです。

最近の記事

深海のお話/5.音を司る悪魔

そろそろ寒いから、と出した炬燵に入り冷えた体を温めていたフランベリ達の元にやってきた悪魔。貴重な休憩時間を奪われたフランベリは少しイラッとしていた。「やァ、御機嫌よう?」 バサバサと音を鳴らしながら悪魔は言った。 「はじめまして、ミノウミの住民。ここでは初対面の人には自己紹介をすると聞きました。」 「僕は金谷 音羽。音に意味を持たせられる。」 「僕は金谷 輪廻。音の意味を消せる。」 『僕達は音楽の世界から来た悪魔。どうぞ宜しく、ミノウミの住民よ』 「...いきなりなんだ

    • 深海のお話/?.雨の日の詩

      ここ一週間、ずっと雨が降っている。 「今日も雨ですか...しかもこんな土砂降りとは。屋根とか潰れちゃいそうですねぇ...」 ふぁ、と欠伸をしてデコルト・シュベールは紅茶の入ったカップを持った。 「雨の日にしか現れない貴方は快適でしょうけど、僕達としちゃ困るんですよねぇ...洗濯物も干せないし戦場は水浸し、泥に足を取られちゃ撃たれるし.........」 「そんな事もございませんわ。私達の発電所は雨の日にしか此方へ通じる門が開きませんもの...今でこそ貴方達の発明した

      • 深海のお話/4.夏の風鈴

        This is ______________________***** 「風鈴だ...こんなところでも、夏はやっぱり来るんだねぇ。」 「そうっすね...あんたがこの世界を作ったってんなら、何もかも知ってるんじゃないんすか?」 「いやいや。僕は全知全能じゃないさ。神ではあるかもしれないけどね。僕はただ...「作って」「維持して」いるだけさ。少し懲らしめてあげることもあるけどね」 「はは...ま、そんなもんっすよねぇ...ところで雪原さんは寒暖を感じないんですよね?味覚とかどう

        • 深海のお話/3. 蛙の目

          スーサイドロンド の中、ロンドタワーでのお話 *モブ=lizz と表示します。 「ナチュ、ストーカー被害は収まりましたか」 「...ニトロカ様。ストーカー被害にあった覚えは無いのですが」 「あれ、そうでしたっけ。なんかナチュラム辺りの方につけられてるとか手紙がなんとか...って言いませんでしたっけ」 「あぁ、あれは解決したので大丈夫なんですよ」 1 month ago... 「少しお時間いただけますか、ナチュ様」 「...構いませんが...貴方は確かシードの...」 「

        深海のお話/5.音を司る悪魔

          深海の情報/specialWords2

          1.各集団の人物について 1.第七劇場集団 ・フランベリ・ボワレ 第七劇場集団のボス的存在であり創始者。位はSeaman。邪神に気に入られていて、よくお茶会をしている。性別は多分女性。女性...? 好きな物は青い蝶と紅茶と読書。好きな色はこげ茶色。身長は150cmもない。 ・キュート・ウェルツ フランベリの補佐の1人。兄。少しぶっきらぼうな喋り方をする。ツンデレ...????位はSeaman。性別は男性。 好きな物はミルクいりのコーヒー、捲り世のゲーム、料理すること。好き

          深海の情報/specialWords2

          深海の情報/specialWords1

          1.世界線について 雪原梦が作り出した4つの世界のうちの1つ。 銃撃戦もするし、少しだけ魔術も出てくる。 人は基本人ではないけど、魔物は出てこない。 2.深海について 深海と書いて「ミノウミ」って読む 浅海と書いて「アサミ」って読む 2つを合わせて「海の世界」。 深海のお話は裏社会のお話って感じ そこまでグロくもないし怖いことも起きないけども 3.物語の中の団体について 基本出てくるのはこれらの団体 「第七劇場集団」 「スーサイドロンド」 「深海迷宮」 「茜色の夕立」

          深海の情報/specialWords1

          深海のお話/2.デコルト・シュベールと防壁

          沢山の銃声が響く、どこかの廃墟でのお話 「ひえぇ、今日もやってんなぁ...」 「そうですな〜」 「ていうかラアド先輩、あんたこんなとこ来ちゃダメですよぉ...一応リーダーなんですから。今日もロンドに行くーっつってフェト先輩に言ってたじゃないですかぁ」 「いやぁ...銃撃戦なんて久々だしぃ?あっちに貸してもらった"新作"も試したいんだよね〜」 ラアドはスコープを覗きながら、数百メートル先に居る敵を撃った。 パン、と乾いた音が鳴り、敵が倒れて消えていく。 「ところでデコル

          深海のお話/2.デコルト・シュベールと防壁

          深海のお話/1.フランベリ・ボワレとお菓子

          フランベリ達が働く「第七劇場集団」。 その最上階に存在するリーダー達の仕事場「HOME」のおはなし。 「フラン、そろそろおやつの時間だ」 「今日のおやつはココアのマフィンですよ」 「...そうか、もうそんな時間か。いいね、小休憩にしよう。キュート、紅茶のポットを持ってきてくれるかな。それからワード、髪の毛がはねてるね。さてはさっき仮眠を取っただろ。おいで、直そう」 「あっマジですか...ありがとうございます...気をつけます」 「ふふ、仮眠室はどうだ?見たところ皆結構使

          深海のお話/1.フランベリ・ボワレとお菓子