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事例紹介│もったいない食材を活用した商品 国内の商品開発事例

こんにちは!プロボのメンバーのなほです。

前回はMOTTAINAIBATON のようにフードロス解決に取り組んでいる海外の企業の開発例をまとめました。
こちらもご覧いただけると嬉しいです!


今回は同じような取り組みを行っている日本の企業を紹介していきたいと思います。

アップサイクルとは?
廃棄されてしまう食材を活用しより価値の高い新しい商品へと生まれ変わらせること


スナックミー
snaq.me ではこだわりのナチュラル素材を使用し、環境に配慮したお菓子を提供しています。お菓子のサブスクリプションを提供しているこの会社は2020年に、アップサイクルシリーズの一弾として「Up Granola」を開発しました。

品質は全く問題がないのに、形と大きさだけで廃棄されてしまう果物やオーツなどの原料を組み合わせ、新しいグラノーラを作っています。

「低糖質で高タンパクのオーツ麦、良質な資質の含まれたカシューナッツ、
カンボジアのプレミアムドライパイン、国産の柿など、廃棄予定だった食材をを組み合わせることで、美味しいグラノーラにアップサイクルしました。」

公式ウェブサイト参考

スナックミーのアップサイクルシリーズではさらに新しい商品展開をしているそうです。

  • 「アップクランチナッツ」:パンデミックで出荷先を失ってしまったスペインの希少なアーモンド品種「ラルゲタアーモンド」をオートミールと混ぜて作られた新しいサクサクのお菓子。

  • 「Upポテトチップス」:埼玉県の熊谷青果市場内の規格外じゃがいもを使い絶妙な塩加減とたっぷり青のりでできた油であげないポテトチップス。


アイル
長崎県を拠点とする株式会社アイルでは地元九州の規格外となった野菜を使い「VEGHEET(ベジート)」を製造しています。ペースト状にした野菜を寒天と混ぜ、乾燥させて作られたベジートは100パーセント植物性で高い評価を受けています。食品添加物や化学調味料を使っていないため、アレルゲンフリーです。


水分の含ませ方によりジェルやスープにまで自由自在に変化するベジートはアレンジも楽しめる注目の商品です。
おにぎりの海苔の代わりに、生春巻きとして、さらには粉末状にしてお菓子作りのトッピングに、と様々なレシピ例も見みかけました。



こちらの商品は賞味期限が開封前2年(防災用5年)となっているため、長期保存できる非常食としての活用できる見込みもあります。食物繊維が豊富で持ち運びが簡単なベジートは世界の食糧危機解決への貢献も期待してるそうです。


シェアシマ×NAGANOスマートシティーコミッション
最後に、アップサイクルフードに力を入れている食品原料WEB売買プラットフォームのシェアシマ(ICS-net)が長野県のNASCと共同開発した「福味鶏 ふくふくレバー」です。

信州福味鶏のレバー及びハツを使用したこの缶詰は食品製造段階で余剰になっている原料に付加価値を付けて、少し贅沢なおかずにしました。



至福のアヒージョから、旨辛ッヤンニョム、贅沢ネギ塩味など六種のバリエーションに仕上げられているこちらはお土産にもぴったりの商品です。
参考:https://shareshima.com/info/069906910872

<まとめ>
ここでは、日本の企業によるアップサイクルの事例を三つまとめました。廃棄されてしまっていた食品原料を、新しく、美味しい商品にする取り組みは食品ロス解決への大きな役割を担っています。消費者のニーズにあった商品開発のため努力し続ける企業に応えられるよう、消費者が身の回りの廃棄食品の状況に目を向けることも大切です。



▼ホームページはこちら

https://medorumafoods.com/


▼商品開発に関するご相談はこちら


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※3,000円以上の購入が条件になります



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