見出し画像

チーム感のある組織でありたい

BtoBの営業は、営業担当者が得意先の担当者と時間をかけて信頼関係を構築し、その信頼関係の中で長期的な取引を行っていく、というのが一般的。

営業担当者は、お客様との窓口として、製品説明やヒアリング、設計仕様の打ち合わせ、見積書の提出、注文書の受付、契約書類や提出書類のとりまとめ、など様々な業務を行う。そのやり取りの中で「信頼」を得て、長年の付き合いだから、あなたにお願いしよう、という形になる。

このように互いに理解し合い、信頼関係を築けるのは大変素晴らしことだと感じるし、そうあって欲しいと思う。

けど、どうしても人がクローズアップされてしまうことから、営業担当者個人の力量に依存した業務となり、日常の業務では、営業一人一人が個人で仕事を進めることがほとんど。必要な情報共有や相談は行われるが、それぞれが自分の担当のお客様のことに集中しやすくなる。

Aさん売上+Bさん売上+Cさん売上=会社売上

という感じの考え方で、それぞれが自分の範囲で売上を最大化すれば、会社全体の売上も最大化する、という形。責任感を持って取り組むためには、この考え方もありだか、どうしても個人個人が頑張ればよい、という雰囲気が強くなり、チームプレイが生まれにくくなる気がしている。


本来は、「会社」として、お客様へどれだけ価値を提供できるか、ということ。折衝が得意な人もいれば、資料が丁寧な人、製造や図面などの知識が高い人など様々。それぞれの得意を発揮することが、お客様への価値を高めることにつながる。

そのためにも、「会社(または部署)として、共通の目標に向かって、一緒に仕事を進めていく」ということを日常に取り入れておくことが必要かなと思う。

イメージとしては、プロジェクト的な取り組み。それぞれ役割分担はあるが、常に互いの進捗を確認し合い、共通のゴールにどのように向かって行くか、話し合いながら進んでいく、という感じ。こうした取り組みを日常に取り入れることで、チーム感が生まれ、課題が見つかっても、チームでどう解決するか、というアクションが取りやすくなる。



個人では到達できないところへ、チームなら到達できる。個人ではハードルが高く感じられても、チームなら乗り越えられる。


そんなチーム感を持った会社でありたい。


この記事が参加している募集

#オープン社内報

22,629件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?