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のきした

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社会の雨風をしのぐ場や時間を(のき)と呼び、その(のき)の下に新たな繋がり方や、文化を作る事を目的に(のきした)という活動をやっています。 一泊500円でゲストハウスに泊まれるや…
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記事一覧

やどかりハウス第二幕”助かり合う私達へ”

やどかりハウス第二幕”助かり合う私達へ”

ロゲンは天使だったのではないか。そう思うことがある。  
自由の国アメリカで「世界の悲しみ」を一身に背負い、深手を負った天使は、 命からがら「日本」というより僕らの元にやってきた。誰よりも礼儀正しく、 優しく、澄んだ魂を持った彼は、日本語をほとんど話せなかったが、みんなの 心の中にある温かなものと通じることができた。
やどかりハウスに逃れてきた 傷ついた女性に「ロゲンとなら一緒に住んでもいい」と思

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へたくそな手巻き寿司

へたくそな手巻き寿司

やどかり食事会。一緒に作って食べる。こんな単純なことが、どれほど人を豊かに、そして強くするか。思い知ります。

寿司とジブリが好きすぎて日本に来ちゃったスペイン人のアレックス。これから住むアパートが決まり、ゲストハウス最終日ということで、手巻き寿司を。子どものように喜んでました。滞在中に仲良くなったやどかりハウスの人達もわいわいがやがや。小麦アレルギーのアレックスの為に慎重に食材を選んだり、ヘンテ

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新型コロナ下で生まれた「のきした」という希望

新型コロナ下で生まれた「のきした」という希望

信濃毎日新聞デジタル寄稿(2021/12/29 長野県 論説 語る@信州)

 私たちは今、上田市で「のきした」という活動を行っている。社会の雨風をしのぐ場を、至る所に作ることが目的だ。街の劇場や映画館のスタッフ、ゲストハウスやNPOを運営する人、一般市民から公的立場の人までさまざまな人が携わる。

 活動の一つである「やどかりハウス」は、1泊500円でゲストハウスに泊まることができ、困り事の相談

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かもしれない社会~余地という社会資産~(2017年2月7日)

かもしれない社会~余地という社会資産~(2017年2月7日)

鹿児島でのこと。

県の生活困窮者支援の担当者向けの研修ということで、呼んでもらった。

前日入りして、今回声をかけてくれたNPOの代表が経営している福祉施設を見学させてもらうおうと、ホテルを出た。

見知らぬ土地で財布を持ち歩くのに気が引けて、僕は1万円札だけポケットに入れてホテルを出た。

ホテルからは市電に乗る必要があったので、駅前の乗り場から乗り込んだ。

1万円札しか持っていないので、す

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のきしたおふるまい2(ステージの様子)

長野県上田市の劇場で行われる、無料の食事会。
のきしたおふるまい。
2回目のステージの様子。雰囲気がよく出てるので共有。

のきしたの説明
社会の雨風をしのぐ場を、再発見したり作ったりする集まりを(のきした)と呼び、活動しています。
拠点は長野県上田市ですが、全国にそのような活動が広がっていくといいなと思っています。

お金が無くても、生きていけるための、共有資産を社会にどれほど作っていけるか。
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のきしたおふるまい

コロナをきっかけに長野県上田市ではじまった無料で食事を食べられるイベント。のきしたおふるまいの2回目は、2021年3月14日。
今回はインドネシア人のレイナさんに監修してもらい、みんなで作ったインドネシア料理をおふるまい。
ホームレスの人も外国の方も、ただ一緒にご飯を食べる。
その場にはライブもあって、書きぞめもあって、なんとなく話が出来る。
一緒に食べれば「ホームレス」ではなく「苦労人のおっちゃ
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雨風しのぐ宿 やどかりハウス

雨風しのぐ宿 やどかりハウス

やどかりハウスは、コロナ禍に長野県上田市の街中で始まった取り組みで、女性や母子が一泊500円で宿泊でき、昼間ベットルームで休むこともできるというものです。

上田市で、ゲストハウスや劇場を運営する犀の角と、相談支援を通した社会づくりを行っているNPO法人場作りネットが、協働で運営しています。

コロナ禍で女性の自殺が増加。場作りネットに寄せられる相談も、子育ての行き詰り、夫婦関係の悪化、生活困窮な

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なぜ劇場なのか-福祉を劇場で-

なぜ劇場なのか-福祉を劇場で-

コロナ禍で自殺が増加している。そのことと、我々が支援拠点を、劇場に置き始めたことは、無関係ではないと感じている。

コロナ以後、我々の相談対応件数は倍増した。しかしそれはコロナによる困難というよりも、元々あった困難が、コロナ禍によって出口を無くしているという印象を持っている。つまり、ある「息詰まり」を感じるのだ。

この間、暴力を受けている若者や、女性を立て続けに保護した。明らかに保護が必要な状態

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のきしたおふるまい2(2021年3月14日)

のきしたおふるまい2(2021年3月14日)

上田市の劇場で行われる、炊き出しイベントのきしたおふるまい。
たくさん人で賑わいました。
3階ではくるくる市うえだのフリマや物々交換も行い、子育て世帯もたくさん来てくれました。
今回は、上田で外国人の支援をしているレイナさんにインドネシア料理を監修してもらいました。年末の食料支援やおふるまいにインドネシアコミュニティの方々がたくさん来てくれたので、知り合うきっかけを作ろうという狙いがありました。

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のきした発見-神社というコモン-

のきした発見-神社というコモン-

古くからある神社や教会を調べると、ほとんどの場合、そこには水源があるそうだ。
水が出る所が、生きるために大切だったから、信仰の地になったのは想像出来るが、そこに、物語や形式などが加わり「神聖な場所」に作り上げてきた理由の一つに、そこが共有資産として守られる必要性があったという側面があるのではないか。
つまり、そこを私的所有にさせない防波艇としての神社であり、信仰であり、物語。
そうだとしたら、まさ

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のきしたおふるまい-コロナ禍の出会い直し-

のきしたおふるまい-コロナ禍の出会い直し-

2020年の年末から、2021年の年始にかけての4日間、上田市の劇場(犀の角)のステージ上に、寄付された食料品を並べ、食料支援を行いました。
連日、たくさんの人が並びました。
しかし、そこで私たちが見たのは、ある境界線でした。

温かな光景を期待していた私たちは、完全に打ちのめされてしまいました。

我先に、とステージに群がり、何袋も詰め込み、そそくさと立ち去る人達。そこに生まれたのは、はっきりと

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