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小説家志望の執筆記録③~初稿完成~

予定よりもやや遅れましたが、3月に公募する原稿の初稿完成です。
今週は割と集中してできたかな?
できるだけ無駄な時間を排除しようと動いたのがよかったかも。

執筆の進行状況

さて、冒頭でも書いたように、公募に出す長編小説の初稿が完成しました。
文字数でいうと、133,358文字。
去年出したのが10万字ちょいだったので、それに比べても少し長くなりました。
ひとまず、最低限のところまではできてほっとしています。
これから改稿作業をしていくんですが、まあすでに改めたい箇所がたくさん……。
物語の大筋は変わらないのですが、どうも私の文章って、気づいたら説明くさくなっていくんですよね。
もう少しさらっとでいいところもあるし、入れなくてもいいエピソードもある気がする。
1回目の改稿は、出だし部分を考え直すことと、辻妻があわないところのチェックと、無駄エピソードの削除を中心に頑張ります。
目標は、2月10日で。

読書状況

前回から2冊読みました。
凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』と『流浪の月』です。
いやーどちらも素晴らしかった!
凪良ゆうさんって名前は知っていたけどまだ読んだことなかったんですよね。
元々BLのほうで書いていたと聞いていたのであまり食指が動かなかったんですが、もうね、その頃の自分をぼこぼこにして、「早く読みんさい!」と言いたくなるくらいにおもしろかった!

『滅びの前のシャングリラ』

地球が滅ぶ直前の世界を描いた作品です。
ある日、テレビで、
「一か月後に小惑星が地球に衝突する」
という報道がなされるんです。
直径10kmもあり、ぶつかったらその衝撃で高波はおき、日本なんて全部流されちゃいます。
細かい物理的なことは置いといて、地球がそれによって消滅してしまうというわけです。
そんな報道がなされたもんだから、アメリカではすぐに国民が暴徒と化し、遅れて日本でも、治安が一気に悪化していきます。
東京では女狩りをする人たちが現れ、スーパーやコンビニは荒らされて、食料を奪い合うために暴力があちこちで起きて。
次第に道路には事故車や遺体が放置されていき。
世紀末な世界の描き方がすごくリアルでおそろしい。
そんな中を生きる四人の視点で物語が描かれていきます。
究極の時に、人が選ぶものってなにか、大事なものってなにか。
そんなことを考えさせられます。

『流浪の月』

こちらはまた有名な作品ですよね。
2019年に発売され本屋大賞も受賞したヒット作です。
更紗は9歳のときに、19歳の少年に誘拐され、2か月一緒に過ごした上で警察に保護された、ということに世間ではなっていたが、更紗と少年・文との間には、世間が思っているのとは違う関係があった。
少女が男性に誘拐・監禁されたとなると、周囲の目としては、傷物にされたとか、加害者はロリコンで悪質な犯罪者って見てしまいます。
でも、実態は全然違くて、更紗は逃げ出したくて仕方ないときに、文と出会い、この2か月間は更紗にとって幸せな時間だった。
本人がそう感じているのに、周囲はそう思ってくれない。
いつまでたっても、可愛そうな被害者という見られ方をする。
そうして15年が過ぎたとき、更紗は文と再会を果たす。
事実と真実は違うのだということ、そして往々にして、真実というものは理解されがたいものだということを感じさせられます。
もうね、読んでいて、なんでそうなっちゃうの!ってところが多々あって悲しく苦しくなります。
でも、どうなんだろ。自分も善意のつもりで理解しようとしない側の人間かもしれない。

今後について

無駄を排する!ってことで、スマホのゲームアプリよさようなら!
君たちには楽しませてもらったけど、すごく時間を取られるのだ。
だから悲しいけれどここでお別れだ。
スプラトゥーン3もする時間を大幅に削除中。
時間を決めてやりましょう。
でもなあ、スプラシューターコラボ、スペシャルが凄く強くなったんだよなあ。
やりたいなあ。
未練たらたらです。

これからは、上記したように一番は改稿作業。
これを中心に行います。
合わせて執筆できないときは、妄想かなー。
次に書くお話の妄想をしながらウォーキングします。
家裁調査官を題材に次は書こうと思っているので、調査官関連の小説と、職業の本を並行して読みつつ、趣味の本も読んでます。
今は、今村昌弘さんの『魔眼匣の殺人』に入りました。
『屍人荘の殺人』の続編にあたるやつですね。
これが終わったら、渡辺優さんの『きみがいた世界は完璧でした、が』に入る予定です。

執筆記録の更新は、もう少し感覚開けようかなと思います。
一週間じゃ大して進まないことがわかりました。
ではではまたー。




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