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100億以上調達する様なベンチャーの創業メンバーだっけど、ダークサイドに落ちてみて分かったこと 「自分の人生は自分でしか幸せにできない」

この文章は、私と同じ悩みに深く嵌ってしまっている方々へ、同じ失敗をしてほしくないと思い書いております。

具体的には、今悶々と会社の上司や周囲のメンバーに対して、不満を抱えて悩んでいる多くの方々が対象です。私自身はベンチャーどっぷりの人間ですが、ベンチャー、大企業とわず、リーダーメンバー関係なく、全ての人達へお送りします。
(*後述しますが、あくまで他責にならないということの意味を当時の自分が完全には分かっていなかったというだけで、当時勤めていた企業のことを批判したいわけではありません)

ところで簡単に自己紹介をさせて頂くと、私は新卒でガリバーの関連会社に入り、テラモーターズという電動バイクのベンチャーを社長と二人三脚で立ち上げからチャレンジさせてもらい、その後FiNCという当時5人くらいだったヘルスケアベンチャーにジョインして、組織作りの責任者として役員を務め、役員からだんだんと平社員へ逆プロモーションして行って最終的に卒業し、その後、またベンチャーおります。キリッ

自分の経歴はこちらに詳しいのでご興味がある方はどうぞ。
https://an-life.jp/article/1216

さて結論ファーストで先に書かせて頂くと、このノートでお伝えしたいのは、「自分の人生は自分で幸せにするしかない。」っていう当たり前すぎることです。

一度しかない貴重な自分だけの人生ですが、知らず知らず他人に頼った生き方になっている人が多い、それは自分の人生に責任が持ててない、つまり他責になっていると言うことです。
(*何をいってるんだ?と疑問に思う方こそ続きを読んでほしい。)

私もこの結論に到達するまでに、かなり時間を要しました。今となっては空気のように感じるこの原理原則も、底無し沼にハマってしまったものにとっては、獲得するのに数年間の精神修行を要するものですので、私の失敗体験を赤裸々に言語化することによって、少しでも、誰かの助けに成ればと思い筆を認めております。

なんだかんだ前置きが長くなってしまいました。
少しだけ過去のストーリーを書きます。

私がFiNC に入社した経緯。
テラモーターズを卒業した私は、次は一体何にチャレンジしようかと迷っていました。
なんとなく起業しなければと思っていましたが、普通に暮らせればそれなりに幸せを感じてしまうタイプで、起業家に必要な「世界を変えてやりたい」とか、「死ぬほど目立ちたい」とかいった欲が少なめでした。
そんな折、超カリスマ的な社長に出会ったのです。
「世の中から不条理を払拭したい」というその人の情熱、自分にはないその力強さに絆されジョインしました。

今でこそ珍しくないですが、当時は億単位の大型の資金調達はそれだけでメディアに取り上げられたような時期で、その急先鋒として耳目を集め、毎年組織は倍増し、あれよあれよと4年で300人ほどの組織になりました。

年間数十兆円という社会保障コストがかかり、健康になりたいという人々の深い願望が関わるヘルスケア業界には、社会全体から莫大な期待がかけられていました。そこにまるで未来を見通すかのような先鋭的なトップのスピーチ、死ぬほど働く優秀なチームが加わり、ノンブレーキで組織は膨れ上がっていったのです。

しかし、本質的に事業で収益を作り拡大していく組織と違い、絵に描いた餅をどうにかして、本物の食べれる餅にしないといけないという資金調達先行型の組織は、強く外的プレッシャー受けます。これは投資家からゲキ詰めされるということではなく、結果を出さなければ次がないという自らにかける呪縛によってです。

毎月数億円の広告費を投下してユーザーを集めては、マネタイズを目指してパワープレイでなんとか売り上げを作っていくということの繰り返し。本当にユーザーに支持されるようなサービスは、センミツ(千個に三個しか生き残らない)と言われるように、無数の尸の上に成り立つので、いくら桁違いの資金があるからといって、いきなりプロダクトとしてユーザーニーズにドンピシャのものを作ることは至難の技でした。(これはFiNCに限らずあらゆるベンチャーで言えることでしょう。)
ましてや、予防の領域という「そもそも健康意識が低いことが課題」の人々に対して、健康になるサービスを売ろうとしているという非常に難易度の高いことをしていました。

そんな中、自分は大きなストレスを抱え、崖っぷちの日々を過ごしていました。
経営陣はじめ全員がプレッシャーを感じながら、日々奮闘していましたが、誰しも過度のプレッシャーは自分一人では抱えきれなくなってしまいます。上司から受けたプッシャーは、部下へ、仕事で受けたプレッシャーは、家庭へ、、、、こういった経験は誰でも思い当たるのではないでしょうか?
組織としてなかなか理想の結果を出せない中、どうしてもお互いが他責になってしまいます。

特に私は、組織づくりの責任者という立場だったため、人間関係における、ありとあらゆる方向の不満の結節点になっていました。
「なんでこんなことができないんだ!」とリーダーが部下を叱責する場面や、一方でメンバーが「そもそもの戦略が間違っている」という隠れた愚痴は日常的な風景となっていました。
何を隠そう私自身も声にはしなくとも、大きな不満を抱えていました。。。

今振り返ると、その頃私は「他責にならない」ことの意味を吐き違えていたようです。
必死で「他責にならない」よう努力していたものの、それは面と向かって本気で向き合うということから逃げる口実になっていました。
何かにつけて自分の至らない部分を指摘されると、最初のころは「自分がまだまだ未熟だからだ」と自分を改善する方向で反省していたものの、それを繰り返すうちに、後には「相手が自分のことを分かっていない。こんなに努力しているのにわからない相手が悪い」と考えるようになっていきました。

それは「他責にならないこと」を、どんな不満の感情も押し殺して、自分に矢印を向け続けることだと勘違いしていたからです。

本質としては、自分が成長し、物事を改善することが他責にならないことなのですが、まだまだ未熟だった私は、それを相手にも同じレベルで求めていました。「こっちはこれだけ謙虚に考えているのにどうして相手はそれをやらないんだ。。。。」
人間誰しも自分ばかりが一方的に悪いと思い続けることには限界があります。発散できない不満はジュクジュクと自分自身を蝕ばみ、ダークサイドへひきづり込み、遂にはその不満を抱えきれなくなり、会社をやめることにしました。

会社を辞めて、ひたすら毎日愛犬と散歩しながら考えたり、ありがたいことに偉ぶって人様に研修させて頂くことがたくさんあり、徐々に自分を見つめ直すことができました。
私は人材教育における成長研修の講師を担っていたので、誰かに「他責になってはいけない」と語るたびに、自分の心をえぐり、自分自信を振り返るプロセスを辿っていました。

その中でたどり着いた結論はこう言うことです。
本来の「他責にならない」という態度は、「不満に思ったことを内側に抱えるのではなく、正々堂々とぶつける。」「ぶつけた上で、しっかり議論して解消する」ということでした。
つまり、他責にならないの本当の意味とは、「自分の人生の当事者になり、自分自身と向き合い、逃げない」ということです。
私の師匠的にいうと、「自分の人生の経営者になる」ということです。

不満を我慢するということは、裏を返すと「きっと言わなくてもいつか相手が分かってくれるだろう」と自分の都合の良いように将来に期待することです。しかし、そんな都合の良いように他人は動いてくれません。また、我慢したことはだんだんと蓄積し、より強い呪いとなって自分を歪めるエネルギーとなっていきます。

ですので、本来あるべき姿とは、
① 自分の意見をしっかり言い議論すること
② 言えない時には矢印を外向きの不満ではなく、内向きの内省に変えて、どうやったらきちんと議論できるように強くなれるかを考えること
③ どうしても議論が噛み合わない場合は、逃げること
になります。

私自身は、そのどれもできず
④ 言えない不満を抱えて、かといって辞めずに外見はイエスマン、中身はダークサイド
と言う状況になっていました。

私の場合は、FiNCにジョインする際に、かなりの借金をして投資したことや、これまで睡眠時間を削ってガムシャラに働いてきたことなどが、なんとかその投資を無駄にしたくないと言う思いから、保身に走り、「最悪いいたいこと言ってダメだったらやめよう」と言う良い意味での開き直りができず、アクションが取れませんでした。

しかし、私と同じ理由ではないにせよ、ざまざまなしがらみのせいで第一歩が踏み出せない人は多いのではないでしょうか。
そんな皆さんにお伝えしたいのは、
「命まで取られるわけじゃなんだから、本気でぶつかってダメだったら辞めちゃえ! 人生は一度しかないんだから、ダークサイドに落ちてる時間がもったいない!」
と言うことです。

今、組織についての相談をたびたび頂くのですが、組織・人間関係の悩みの根源は全て同じように思います。
大なり小なり、皆同じ悩みを抱え、自分の人生にブレーキをかけてしまっている。
しかし、自分の人生に本気で向き合えたら、不満を抱えたまま陰で愚痴いうような人生なんて、もったいないと思いませんか?

他責になって一番損するのは、自分自身です。
自分の人生の貴重な時間を、そのコントロールを他人に預けてはなりません。
命まで取られるわけじゃないんで、ぜひ一歩を踏み出してみてください
きっとそこには清々しい世界が待ってくれています。

これが誰かの背中を押す一助になれば幸いです。


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https://note.com/motomunote/n/n3c8faf7d72b8

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