夜にはいいことあるんだ。

だれのためでもなく暮らしてきたはずなのに

つぶる君が踊る

髪と背が伸びたね

この世のいいことわかった？

だれのためでもなく僕はただ待っているよ

君の欲しいもの

左のジャブ胸に

右のメロディー隠してる

ビー玉みたいな瞳を持って

だれのためでもなくただの想いを

悲しくなれるままに

さみしくていいさぁ

いい顔することもないよ

みんながやってくれるよ

さよならとおはようと時には甘い夢を

目をつぶって君を思い出せば

しのび寄ってくる音楽

変わりすぎて疲れルぜ

今よりも知らない二人のプリズムで

めぐりめぐる夢の中
くるりくるり時の間
ゆらりゆれる瞳の奥

君の暗い夜は消える
君の見たい夢がある

君が明日消えてなけりゃいいな

今は何もする時じゃない
今は楽しさはいらないよ
今は静かにするだけだよ

静けさがチカラをくれる
何もない世界がいたみを消す
明日の夢なんか見る時じゃないよ

眠ってる人を思い出すんだ
眠ってる人はいい顔してるんだ
眠ってる君を瞼に浮かべるんだ

「おやすみ」