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飼い主の深層心理ってこれ?(その1)

習ったばかりの「デザイン思考」を使って、我が家のMシュナウザーくんが主役のYoutubeチャンネルの「ブランディング」を考えてみようという話です。(実際に動画をアップするのはいつになることやら・・・)

これまで紆余曲折ありましたが、あまり振り返らずともわかってもらえる内容だと思います。

前回、最近話題のChatGPTというものをわからないなりに使ってみたりしながら、「このyoutubeチャンネルで提供したい価値、特にどんな『愛犬との関わり』を作りたいのか?」を考えてきました。

前回、たどり着いた一旦の答え

犬だけでもなく、もちろん人だけでもなく、両方が「楽しい!」と思える関わり。

今思えば、これって当たり前のことですね。
でも、その「言われるまでもなく当たり前だと思っていた大前提」を洗い出して言語化できたことがすごい成果なのだと思います。
(ためらいのない自画自賛)

今日の段階はここ

なんかずーっとここをやってる気がする。
正確には、共感と問題定義の反復をずっと。

共感に欠かせないものがある、と習いました。
それは「観察」です。
犬を飼ってる人と犬の関わりをじーっと見れる場面って、やっぱり散歩している時とか、ドッグランへ行っている時ですが、でもそんなのじーっと見てたら怪しまれるよな、と思っていたところ、「観察」にぴったりな方法を見つけました。

正しくは、「観察」といえるのかはわからないけど、飼い主の気持ちや感じていること、犬の様子をしっかりと、しかも言葉で知れる場所がありました。
そうです。
noteです。

#犬 #犬との暮らし #ペットとの暮らし
というワードで、いろんな人の犬やペットとの関わりを自分なりに「観察」してみました。

そしたら、「共感」する目的で読んでいたつもりが、
あーそうそう!こういう時間いいよねー!
自分が今回のブランディングで作り出したい、「犬との関り」をより具体的にすることができました。

こちら、こんな瞬間素敵だなー、と特に感じた記事でございます。

まず、愛犬との一生の関わりを整理

作り出したいのは、1歳半~9歳頃のこの部分の関わり!
詳しく説明していきます。

いきなりぎっしりな表を書いてすみません。
これまで私が飼ったことがあるのは、現在進行形も含めてたった2頭なのですが、自分の周りで飼われている犬の話も含めて、こんな段階があると思います。

飼う前はもう、犬、というかやがて我が家にやってくる、愛しの我が子のことしか考えられなくて、犬を飼ったことないわけじゃないのに、改めて犬の飼育本とか、しつけの記事を読んだり、とにかく犬関連の情報を目に移しておきたいウキウキ・ワクワク度100%の時。
もう、事前に準備しているハウスやクレート見てるだけで楽しめる状態。

そして、いよいよ迎えに行って対面した時は「これは夢かな?」と思うくらい、体がふわふわしているように感じる幸せな瞬間、トリップ状態。100%を超えて120%。連れ帰る車の中は、幼少期のクリスマス感覚。

最初の1カ月は、幸せ呆けた頭で「うわー!こんなやんちゃされて困るけど、でも夢にまで見てた犬との生活ー!」と、甘噛み対応しながらも内心笑顔な状態だったが、だんだんと日常感を取り戻してきて、半年~8カ月の去勢・避妊前までは、これでもかというほどのパピー洗礼に参ってくる。
しかも、0とはいえない去勢・避妊手術のリスクの話や、「今の内しかできないしつけ」情報がのしかかってきて、120%だったウキウキ度は、げんなり減って40%に。

その後だいたい1歳半くらいにかけて、去勢・避妊の効果もあり「良い子」な場面が増えてきて、これまでの自分や家族の試行錯誤のしつけが報われた気がしてきて、ウキウキ度は少し回復して60%。

1歳半を過ぎたころには、例えなにか困った行動が残っていても、自分たち側の対応も慣れてきて、本当に「困る」場面はかなり少なくなってきて、すっかり家族の一員に。
(もちろんそれまでも既に家族の一員だけど。改めて。)
その子がいる場面が「お馴染みの景色」になり、穏やかなウキウキ度75%。
(幸せ度としては100%なんだけど、これまでの大興奮!とは種類が違うから、同じウキウキ度で表すとしたら、落ち着きを入れて75%かなと、そんな感覚値です。)

で、その後二ケタ年齢を前にした9歳の誕生日辺りから特に、「もうシニア期に入っているんだな~」と、時間が有限であることを感じ始める。
(シニア期の区分自体は、7歳からだけど、7,8歳の時は、「でもまだまだ若いね!」という言葉が頭に浮かぶ。でも、9歳あたりから「まだまだ長生きしてね!」と、気づかぬうちに耐久レースに入ったような前提意識に変わっている、そんな個人的な感覚です。)
結果、「今この瞬間を大事にしなきゃ」という思いで、どこか意識的にウキウキ度をあげて85%。

これは正直、観察して整理しました、ではなく、どちらかというと、これまでの自分の経験を言語化した内容かもしれません。が、今回はこれを「観察」の段階としたいと思います。

どんな関わりを作りたいのか?

犬だけじゃなく子供とかにも共通することかもしれないが、どうしても関わるキッカケが「問題行動を直すため」になりやすいってことないでしょうか?

手のかかる次男坊にお母さんがかかりっきりで、それまで弟の面倒見がよかった長男が、なぜか学校での素行が悪くなり始めてお母さんが学校に呼び出されて大忙し、みたいな。

そんな「問題行動を直すため」のような「マイナスを0に戻そうとする関わり」でもなく、

はたまた高齢になり時間の流れを感じ始めて、自分の死生観と向き合いながら「有限的時間」の中でプラスを作り出そうとする関わりでもなく。

ただただ、フラットな状態での「『あなたと関わる事』が目的の関わり」を作りたい。
(このどんな関わりか、を説明する言葉って難しいなー。これが企業のブランディングなら、何人ものプロが集まってすごく議論を重ねるんだろうなーと想像。)

一番長い、「良い子で元気」な時こそ、たくさん関わってあげたい。

現時点では動画を作る上ではどんなポイントがありそう?

『あなたと関わる事』が目的の関わりという場面を増やしたいとして、見る人の関心、気になるポイントは何よりも「その子が喜んでいるかどうか」ではないだろうか。

だから、例えばその子の
・目の動き
・しっぽの動き
・耳の位置
・お鼻のヒクヒク具合

そういった反応をいかに伝わるようにするのかが大事になってくると思う。
「その子が喜ぶおやつをあげる。」場面なら時折、お鼻のヒクヒクだけのアップを入れたり、アップせずともそこに擬音をつけて強調したり。

そんな感じだろうか。

結構どんな動画を作ればいいか、今から動き出すとしても十分な具体性が揃ってきたかに思える。しかも、今回は一人で作り上げるブランドだから、正直実際に作り出すのはいつでもできる。言語化しなくともできるっちゃできる。

だけど、やり始めるとまだ全然決めきれてないことに気付くに違いない。
「ここ決めてなかったな」という部分が実際にやり始めるとたくさんあることに気付くが、やろうと思えば、「テキトーにこんな感じでやっとこう」とか「今あるものでやるとこんな感じかな」で埋めてしまうことができてしまう。
(たぶんまぁまぁ素敵な動画は出来上がる気もする、でも・・・)

良く言えばデザイン思考でいう「プロトタイプ思考だよ」と言われるかもしれないが、プロトタイプを作らずとも考えられることがあるのであればそっちを考えるのに時間を割いた方が良いんじゃないかと思う。

次はペルソナをイメージしてのインサイトの掘り下げ

今回の目的は「愛犬のYoutubeチャンネルの『ブランディング』」を考えること。

で、またどこかの記事で書こうと思うが、現時点での「『あなた(犬)と関わる事』が目的の関わり」を提供します。
という提供価値では、ブランド価値というのは作られない。

仮にこれから作るチャンネル名を「愛犬チャンネル」としたとして、「『あなた(犬)と関わる事』が目的の関わり」を提供します、としても、それは愛犬チャンネルのブランド価値ではなく、あくまで「『あなた(犬)と関わる事』が目的の関わり」の価値だけ。
(ここに関してはまたどこかで別記事を書きます。)

そのブランド価値に行きつくためにも、前回作ったこのペルソナ

まだまだ粗削り(正直、ほぼ数年前の自分)

もっとここを具体化して、ようやくインサイト(深層心理)を言語化していきます。



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