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とにかく次男に感謝したい

次男が生まれて最近気づいたこと

長男が生れた後、夫の起業や私の体の問題でなかなか二人目を授かることができず、まぁまぁな年の差での次男出産となった。
その間、週7ワンオペとコロナで引きこもる日々も相まって、とにかく長男と二人きりの濃密な時間を過ごしてきた。

素晴らしい日々だったけど、二人きりだったからこそ色んなことが目について、気になって、長男が大きくなるにつれてだんたんと口うるさくなってきたように思う。
起きる時間や寝る時間、挨拶、ご飯の食べ方など、とにかく口うるさく注意してしまう。
また、仕事帰りにイヤイヤされる日が続いた時には、もう一人になりたいと本気で思ったし、息子を無視して寝室に閉じこもる日もあった。

なんであんなに反抗的なんだろう。
どうやったらご飯を食べるのが早くなるのか。
そんなことばかり考えては、どうしたら改善できるのか検索していた。

そんな日々の中、妊娠がわかり、無事に次男が生まれた。
次男はよくミルクを飲み、よく寝てくれる。
最近ではあやすとよく笑うようになり、手を見つけて指しゃぶりも始めた。
その度に「わぁ、すごいね!」と笑顔で声をかける私。

先日、ふと、本当にふと、「あれ、最近、長男にこうやって笑いかけてるっけ?」と思った。
私、怒ってばっかりでは?

思い出したあの気持ち

そういえば、長男が赤ちゃんの時も私は彼にひたすら笑いかけていた。
笑顔が出てきたとき、寝返りした時、座れるようになった時、つかまり立ちした時、一人でたったとき、歩き出した時、、、、
本当に嬉しくて、愛おしくて、夫や祖父母と共有してきた。

あぁ、そうだった。
本来、君は、ここにいて笑ってくれるだけでいいんだった。
こうやって無事に生まれてきて、ただ笑ってくれただけで、本当にありがとうだった。

大きくなるにつれて、ちゃんと挨拶するべき、食べ方が汚いと将来困っちゃうかも、なんて「べき論」とも言うべきもにしばられて、長男に求めるものが多く、大きくなっていた。
でも今だって変わりないんだ。
長男よ、そこに健康でいてくれるだけで満点ありがとう愛してる。
ソファをトランポリンにしてソファがもうすぐ破けそうでも、
風呂に入りたくないと駄々こねたくせに、今度は出たくないと1時間以上風呂から出てこなくても、
夕飯食べるのに1時間半かかっても、
健康にそこで飛び跳ねているだけでいいんだったね。

次男坊よありがとう

次男には本当に生まれてきてくれてありがとうと思う。
「そこにいるだけでいい」という気持ちを思い出させてくれてありがとう。

でもそれだけじゃないんだ。
なかなか授からなかったけれど、でもちゃんときてくれた。ありがとう。
ワンオペでワーママでもうすぐ心壊れそうだったけれど、こうやって育休が取れて、心豊かな時間を持ってきてくれた。ありがとう。

あぁ、君ほんと、ありがとうだわ。(なんだそら)

長男が夏休みに入ってからちょっと余裕はないけれど、夕方、ばあちゃんちから長男が帰ってきたら、元気に帰ってきてくれてありがとうって伝えよう。

長男も、次男も、私に素敵な時間をくれてありがとう。

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