motokunsyousetu

ニコニコで活動しているmotokunと申します。こちらは小説用アカウントです

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最近の記事

「小市民」シリーズを読んで。

オススメされた文庫本「小市民」シリーズ。 「春季限定いちごタルト事件」 「夏期限定トロピカルパフェ事件」 「秋期限定栗きんとん事件」 まだ発売されていないみたいだけど「冬期限定」もあるらしい。 ツイッターの方では、呟きました。 なぜ読むことになったのか。とか、読み終わった感想が、おいしかった。とかご馳走様でした。とか。 まあ、全部ではないので少し経過を書いてから、感想をだらだらと書いていこうかな。 なぜ読むに至ったか。 それは、僕個人が活字を欲していたから。

    • 魔法少年もとくん☆マギカ       第4話「キャパシティ」

      「さ!今日も特訓するわよ!」 高架橋がある河川敷で、今日もナナの叫び声が聞こえる。 「はい!」 元気のいい声がした。  「それじゃあ、まずは変身から。」 そう言うと間もなく、ナナの体が光り、両腕にガントレットを付けた魔法少女スタイルに変わった。  「よし。」両方の拳を合わせ、ガチンと音を鳴らせる。 「それじゃ、もとくんも。」 「うん。」 もとくんも同じように、先ほどのナナと同じように光り、魔法少年状態へ。  本を開き、 「おいで!」とひと声かけると「メェ

      • 魔法少年もとくん☆マギカ       第3話「2つはひとつ」

        鎧が外れた魔女。 巨大な筋肉の腕、繋がる手錠、図太い脚、繋がる鉄球。 なんで?隠れてた?いや、違う。もともと鉄格子だったのは、お飾りだったってこと?そういえば、聞いたことがある。使い魔も、ある程度の人間を食うと魔女になるって。それが今だったってこと!?と、ナナが思った矢先、巨大な腕が振り上げられ、ナナめがけて飛んできた。 逃げる体力のないナナは、ガントレットを盾にしそれをしのごうしたが、吹っ飛ばされ壁に叩きつけられた。 ガラガラと落ちる壁。中央にはナナ。 それはまる

        • 魔法少年もとくん☆マギカ       第2話「大切な人を守りたい」

           夢と同じ。 白くてつるりとしてる。柔らかそうで、赤い目の生き物に、魔法少年になってよ。って。。 気付いたのは、鉄格子の使い魔に一発で吹っ飛ばされた時だった。 「痛い!なんでだ。あの子のように、戦えないじゃないか。どうなってるんだよ。」 「それは僕にもわからないよ。」白い生き物が隣で表情を変えることなく呟いた。 「だって、魔法少年になれば戦えるって。」 「確かに戦うためには、魔法少年になるしかない。とは言ったけど、勝てるとは言ってないよ。それに、今まさに戦いに参加

        「小市民」シリーズを読んで。

          魔法少年もとくん☆マギカ       第1話    「誰も傷つけない」

           僕はインキュベーター。この宇宙を続けるために、少女たちの願いを叶え、魔法少女とし、魔女になるその瞬間のエネルギーを宇宙へ還元してきた。 少女ばかりでは、永遠に次の進化へと導けないだろう。このあたりで少年も入れるべきだという結論に、僕たちはたどり着いた。しかし、今までの情報だと、少年に対しあまりにも情報が少なすぎる。制御できない可能性が高い。ここはひとつ、少女のような健気さや優しさを持つ少年に的を絞り、情報収集をするべきだという結論に至った。 「今日の日直は誰だ?おう、あ

          魔法少年もとくん☆マギカ       第1話    「誰も傷つけない」

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その13

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その13

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その12

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その12

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その11

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その11

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その10

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その10

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その9

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その9

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その8

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その8

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その7

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その7

          小説1 最終回

          ご紹介する機会を失い、眠っていた題材がありまして、こちらで昇華しようと思い、キーボードを打っております。 つたない文章能力ではありますが、少しでも楽しんでいただけたら、幸いです。 それでは、始めます。尚、出てくる人物などは架空です。 彼女は隣でニコッと笑った。目元をぬぐいながら。 僕は照れくさく笑う。 「何言ってるんですか、先輩。冗談はやめてくださいよー。」と、にこやかな顔を向けてくる。 僕は黙る。 この気持ちは冗談なんかじゃなく、ずっと言いたかった。ずっと言い

          小説1 最終回

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その6

          この小説は、掲載不許可が発行した「初海乃書」に掲載されている「TRPG ダブルクロス The 3rd Edeition 陰日向」を、以前プレイさせていただいた経験を元に製作されています。 「陰日向」というシナリオ作者のきなり様には許可をいただいきました。 また、掲載不許可所属、サリ様にも協力していただきました。 とても感謝しております。 つたない文章力ではありますが、お楽しみいただきましたら、とても嬉しいです。 尚、ダブルクロスというTRPGを知っているという上で書

          TRPG ダブルクロス The 3rd Edition「陰日向」その6

          小説1その⑤

          ご紹介する機会を失い、眠っていた題材がありまして、こちらで昇華しようと思い、キーボードを打っております。 つたない文章能力ではありますが、少しでも楽しんでいただけたら、幸いです。 それでは、始めます。尚、出てくる人物などは架空です。 トントントンという包丁を使う音。シャーシャーという炒める音。グツグツと煮える音。 その音たちと一緒に、「きゃ!わー!んー、えい。ふにゃ!」 と彼女の頑張る音が聞こえてくる。 最初「きゃ!」と聞こえた時には「大丈夫?」と声をかけた。

          小説1その⑤

          小説1その④

          ご紹介する機会を失い、眠っていた題材がありまして、こちらで昇華しようと思い、キーボードを打っております。 つたない文章能力ではありますが、少しでも楽しんでいただけたら、幸いです。 それでは、始めます。尚、出てくる人物などは架空です。 食事を作ってもらう当日。 眠れなかった。 とまではいかないが、妙に落ち着かなかった。 それはそうだ。いくら後輩とはいえ、惹かれている人が作る料理を食べるんだ。嬉しくないわけがない。他社を相手にする商談の時よりも、緊張する。 「いつも

          小説1その④