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津軽の旅 三内丸山遺跡

5月の津軽の旅で訪れた、特別史跡『三内丸山遺跡』の写真です。

三内丸山遺跡は縄文時代前期から中期(紀元前約3,900~2,200年頃 )の大規模な集落跡で、竪穴建物や掘立柱建物跡、墓などが復元され、また、多くの土器や石器、木製品、骨角製品などが出土しています。

令和3年(2021年)には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界文化遺産に登録されました。

当日、催されていた展覧会は『恵みの海と縄文 -陸奥湾と三内丸山-』。今でこそ海からだいぶ離れていますが、縄文時代には遺跡近くまで海が入り込む時期があったのでしょうね。釣り針や魚類の骨なども出土しています。

日本最大級の縄文遺跡でありいつかは訪れたいと思っていましたが、ようやく念願が叶いました。


遺跡内の一部には空調管理が徹底された遺跡保存のための現代的な建物があり、また、現地に立つと遺跡外の建物や鉄塔なども僅かですが目に入ります。縄文時代の雰囲気を味わいたくて、そのような建造物を出来るだけ避けるように撮影しました。























































広大な敷地内には、三内丸山遺跡の代表的な景観としてよく紹介される大型掘立柱建物、大型竪穴建物の他、全部で約15棟の建物が復元されています。遠くには八甲田山も望むことができ、縄文のムラに迷い込んだような気持ちになりました。大型掘立柱建物は高さ15mはあるでしょうか。柱も太く迫力がありました。

他にはミュージアムや企画展示室、レストランなどが入る縄文時遊館もあるので見学をおススメします。僕は時間の都合上、企画展示とレストランのみ利用しました。レストランでは縄文古代飯”を使ったおにぎりおにぎりをいただきましたよ。もしかしたら縄文の人たちも食べていたかもしれませんね。

三内丸山遺跡見学後は近くの青森県立美術館にも立ち寄る予定だったのですが、なんと展示替えによる休館日で見学が出来ませんでした。美術館、博物館等は前もって休館日を調べておいた方がいいですね。いつか再訪したいと思います。


縄文古代飯のおにぎり。モノクロだと美味しそうに見えないですね。


かなりスローペースで投稿している津軽の旅写真ですが、あと1回で終了します。見て頂きありがとうございます。


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