元警察官👮‍♂️ケイ

警察官を約10年勤めて退職した元警察官。交番、鑑識、機動隊などを経験。警察官を目指す人…

元警察官👮‍♂️ケイ

警察官を約10年勤めて退職した元警察官。交番、鑑識、機動隊などを経験。警察官を目指す人、警察官から転職したい人などへの記事作成や相談をしています。メインブログ→http://motopolice.xyz/ ツイッター→https://twitter.com/motokeisatu

マガジン

  • 警察官になりたい人のための記事を収録したマガジン

    将来警察官になりたいと考えている人に、警察官経験者として伝えておきたい記事を集めたマガジンです。ここの記事を読んで、目の前のことだけでなく、数十年後のことも考えて後悔のない選択をしましょう。

  • 警察官試験面接対策7冊セットマガジン

    1冊980円の警察官採用試験の面接対策の4つのnoteがセットになったマガジン。 5冊単品で購入するよりも2000円以上お得です

  • 警察官との恋愛・結婚記事のnote集マガジン

    警察官との恋愛や結婚に関する記事をまとめたマガジンです 警察官を好きになった、付き合いたい、連絡先を交換したい、そういった人に向けてのnote集。

  • 読んだら気分が悪くなる。刑事のリアルな死体現場note集

    刑事課の時の死体現場のリアル話。 刑事の死体現場とはどんなものか、死体現場での刑事たちの本音とは ドラマや小説のようなファンタジーは一切なし。リアルをそのまま書いたもの。 一般の人には耐えられるものではない刑事の死体業務。その死体は葬式で見るようなきれいなものではない。車に轢かれた肉片、激臭を放ち口や鼻に数千匹のウジ虫がうごめいているもの。正常な人なら見ただけで失神するようなものばかり 実際の経験者でないとわからない本当の死体現場の現実を集めたマガジン 読んでも何の役にも立たないばかりか気分が悪くなる有料マガジンです。読んでもお金と時間の無駄。死体のリアルをどうしても知りたいとか、ドラマのファンタジーでは満足できないという変人だけ寄ってって。気持ち悪くなっても責任は負いません。 警察官目指してる人は夢に描いている警察官の仕事は本当はどんなものか、そのリアルがわかります。

  • 警察の過酷過ぎるブラック勤務と壮絶パワハラの実態マガジン

    警察官の勤務はどれほどブラックで厳しいのか、また階級社会・縦社会と言われる警察組織のパワハラはどれくらい壮絶なのか、 警察官を約10年勤めた私が実際に経験し見てきた実例集です。 これから警察官になりたいと考えている人は実態を知っておくべき。 警察が出している受験者に向けての募集案内にはいいことしか書けないと思うので、実際のところをここで教えちゃいます。

最近の記事

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人生最長のオナ禁期間を記録した警察学校最初の1か月。そしてついに迎えた1ヶ月ぶりの彼女との再会の時

今回は、私の人生で最長のオナ禁期間の記録となっている警察学校最初の1カ月間と、それを耐え抜いた後の彼女とのセックスの時の話。 警察学校は入校してから最初の一か月間は帰宅できません。(都道府県によってちがいあり) 土日も自由に外出できません。 まるで刑務所です その期間、男の大きな悩みの一つである「性的発散」がどれだけきつかったか、という経験談です。 私たちが収監(入校)されて3週目に入ったころでした。 寮での自由時間の時、ルームメートのひとりが突然叫んだ 「あー

    • 警察官になりたい人は要注意!警察が絶対に採用したくない人の条件とは

      このnoteは警察官になりたい人のためのものです 今回はどういう人が合格できるか ではなく どういう人が絶対に不合格になるか その条件や基準をお教えします つまり警察が絶対に採用したくない人の条件です 警察は保守的な組織です どんなに優秀な頭脳を持った人でも、波風を立てそうな人や組織の慣習や体質に染まらない人は採用しません それよりも能力は平凡でも警察組織の慣習や体質に従順に従いそうな人の方が採用されます 他がすべて99点でも、絶対に採用したくない項目にひとつでも該当

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      • 警察官はどんな出会いが多いのか、ツイッター(X)で聞いてみた

        警察官は異性と知り合うきっかけはどんなのが多いのか ツイッターで聞いてみました 警察官本人や警察官彼氏を持つ女性、夫が警察官という女性たちから回答をいただくことができました メッセージくれた方々本当にありがとうございます 結果はこうでした(順番は送られてきたメッセージ順) ご本人たちに了承を得られたので、結果を公開します 1、職場内恋愛 2名 2、お互いの友人の結婚式で同じ係だったことから発展  1名 3、合コン  3名   職場の世話好きおばさんが設定した

        • 警察官を好きなった人が、最後にもう一度だけ会いに行く方法

          このnoteは、担当してくれた警察官を好きになった人のための内容です その中でも以下のようなことで悩んでいる人のための内容です 警察官の仕事として必要なことは全て終わってしまったけど、最後にもう一度だけ会いたい でも仕事で必要なことが終わったのに、何て言って会いに行けばいいのかわからない 迷惑だと思われないだろうか 会いに行ける口実や方法はあるのだろうか 方法があるのなら会いに行きたい 何もしないで諦めて後悔したくない こういう思いを持っている人に、最後にあともう一度だ

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        • 被害者と警察官として出会った二人が恋愛関係になるまで
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        記事

          17,奇妙な場所で奇妙な物を抱きかかえて自殺していた女性。その理由を知った時、自殺に慣れている刑事課員でさえ涙する者がいた

          50代半ばの女性の自殺だった この女性、自殺していた場所が奇妙な場所だった なんでこんなところに無理やり車で入って来たのか 何体もの自殺現場に行く刑事課員でも、こんな奇妙な場所は初めてだった しかし、その理由はあまりにも悲しい理由だった その理由を知った時、私も含めて数人の刑事課員が涙を流した この人がどれほど悲しくて苦しい日々を送って来たのか、自殺する直前の1ヶ月を想像すると、どうか今は天国で一緒にいてほしい、と思った 第17話は今でも忘れられない本当に本当に

          17,奇妙な場所で奇妙な物を抱きかかえて自殺していた女性。その理由を知った時、自殺に慣れている刑事課員でさえ涙する者がいた

          16,深夜に死体と二人きりで林道をドライブ、その時の刑事課員の本音

          今回は、死体と二人きりで深夜にドライブデートした時の心情を、ウソ偽りなく、カッコ悪くても本当の本音を打ち明けたい。 その変死体の現場作業が終わったのは、深夜1時ころ 一人暮らしの高齢女性の孤独死でした 死体は長い白髪がぐちゃぐちゃだった 現場作業中、別の事案が発生してしまった そこそこ大きめの事案だった 現場にいた刑事課員がそちらに向かわなくていけなくなった あと少しで終わるということもあり、私ともう一人だけ残ることになった 二人で現場を終え、死体を署に搬送するた

          16,深夜に死体と二人きりで林道をドライブ、その時の刑事課員の本音

          15、解剖(後編) 刑事課員になり始めての解剖は衝撃だらけ。なぜ終わった時には顔がびしょ濡れだったのか

          ⇩前回の記事⇩の続き 今回は私が実際に従事した解剖の現場で見てきたことや耐えたことなどを紹介していきます。 本題に入る前に、解剖を執刀する医師の視点がわかる書籍があります⇩ 私は警察官辞めてから読んだのですが、辞める前にこれを読んでおきたかった。 死体からどれだけのことがわかるのかが、医師の専門的な視点から書かれてます 警察官になる人にもぜひ読んで欲しい一冊です。 では私の初めての解剖の時の経験です 初めての解剖が決定した前日私が初めて解剖に行くことになったのは、刑

          15、解剖(後編) 刑事課員になり始めての解剖は衝撃だらけ。なぜ終わった時には顔がびしょ濡れだったのか

          「警察官を好きになったかもしれない」と思ったら読んでほしいnote

          約10年警察官を務めて退職した元警察官です ブログやnote、ツイッターなどで、警察官を目指す人や警察官を好きになった人に向けて発信しています いろんな相談が送られてくることもあり、その中で 警察官を好きになった、気になる警察官がいる という人からの相談が時々来ます。 きっかけは 落とし物、交通事故、事件の被害 など様々です そんな人たちに私が一番伝えたいことは 勇気を出して行動して! ということです その理由を述べていきます 「どうせダメだろう」というネ

          「警察官を好きになったかもしれない」と思ったら読んでほしいnote

          15、解剖(前編)そこで刑事が見るもの、聞く音、感じる匂いとは

          ↓誰でも一度は目にしたことあるこういう報道 殺人や傷害致死、死亡ひき逃げなど、事件性のある死体が発見されると、警察は被害者を解剖によって調べます 報道ではたったの一文で終わってしまうこの「解剖」 しかし実際警察の現場では、ものすごい時間と労力が費やされる仕事です 解剖を一体やるともうヘトヘトです この解剖の現場で刑事課員たちは何をして、どんなことを思っているのか、それを明らかにしていきます これはかなり長くなりそうなので、前編と後編で分けます 前編は解剖の一般的

          15、解剖(前編)そこで刑事が見るもの、聞く音、感じる匂いとは

          14,車内焼身自殺。丸焼けの焼死体を抱きしめた時の感触はどんなものだったか

          私たちが現場に着いた時は、消防がまだ全力の放水をしていた 車から立ち上る火柱、時折バチっバチっと何かが弾ける音もしている そしてその中で人が死んでいた ようやく鎮火されると、私たち刑事課員はやりたくないがやらなくてはいけないことが始まる 車外からでもよく見えた 車内の後部座席に人間の形をした真っ黒な塊が そしてこれを車外に出す役目を仰せつかってしまった 現場は自宅前の草むら「車が燃えている」 早朝の110番通報から始まった 現場周辺は家屋が点在する水田や農村

          14,車内焼身自殺。丸焼けの焼死体を抱きしめた時の感触はどんなものだったか

          13,プロフェッショナル。焼き尽くされた焼死体に見せた鑑識のプロ意識

          その焼死体は人間の原型すら留めていない炭の塊だった 人間よりも何層にも重なったパイ生地の方が近い 検視室に置かれたその炭に刑事課員の誰もが見向きもせず戻っっていった しかしたった一人そこに残って座り込んで何かを始めた人がいた 私はそれを見て衝撃を受けた 「これがプロ意識か」と学んだ 事件は「火災発生」の110番から始まった 建物は全焼し倒壊していた その焼け跡から焼死体が出てしまった 事件性が強く疑われたため、本部の鑑識が10人応援に来た 県内屈指の鑑識のスペシャ

          13,プロフェッショナル。焼き尽くされた焼死体に見せた鑑識のプロ意識

          12,深夜の検視室で死体と二人きりで手を握り合う。その日以降ウソをつき続けたことを白状します

          刑事課鑑識の時、上司の警部補にウソをつき続けていました。 そのことを白状します 読んでくれた人は、このウソは悪質だと思うでしょうか、許されるウソだと思うでしょうか ジャッジお願いします 以下本編部分の目次 ・死後硬直とは何か ・死体の身元特定のために鑑識がすること ・死後硬直があると指紋が取れない ・深夜に薄暗い検視室で死体と二人きりで手を繋いでいたら ・死後硬直した死体によって硬直させられた自分。一目散に検視室から逃げ出した ・これ以降ウソを重ねる日々が始ま

          12,深夜の検視室で死体と二人きりで手を握り合う。その日以降ウソをつき続けたことを白状します

          11,傷害致死。壁に飛び散った血痕のDNA鑑定の結果は・・

          今回は事件性のある死体 傷害致死事件 この事件はいろいろ驚いたことがたくさんあった その中でも教訓になったことがある それはどんな犯罪者や素行不良者の言うことであっても、先入観を持って決めつけてはいけないということ それを学んだ死体だった 「60歳前後の女性が布団の上で死んでいる」 110番入電 それは60歳前後の女性が古いアパートの一室の布団の上で死亡していたところから始まった 発見者は同居人の男性。 同じく60歳前後。アパートの名義人はこの男 白髪頭でながい

          11,傷害致死。壁に飛び散った血痕のDNA鑑定の結果は・・

          10,元旦の初死の出(はつしので)

          元旦の日の当直勤務 まさか元旦から変死体は発生しないだろう そう思っていた しかし刑事課の現実はそんなに甘くなかった むしろ元旦には変死体が発見される「あるパターン」があったのだ 今回は世間が幸せな時間に包まれる年末年始でも勤務しなくてはならない刑事課員のお話 いつにもまして行き気の起きない出勤 その年は元旦に当直だった もうそれだけでこの仕事がイヤになったものだ 元旦の寒い朝 警察署へ出勤する電車内 世間はみんな楽しいお休みなんだと実感する 電車に乗って

          10,元旦の初死の出(はつしので)

          9,「お気の毒に」と思っていたら・・数少ない10代若者の遺体

          前回は死体になってから刑事課員に反感を買った死者の話でした 今回は、刑事課員たちが 「かわいそうに、お気の毒に・・」 と思っていたのに、気持ちが一変した死者の話 それは救急搬送を受け入れている病院で起こった 救急処置室というのは刑事課員はよく行く場所だ なぜならそこで死亡が確認されることが多いから 搬送されてきた人がそこで死亡が確認されると、医師から警察に通報が入る この時もそのケースだった 何度も行ったことのある病院の緊急処置室で私たちは検視をしていた この日

          9,「お気の毒に」と思っていたら・・数少ない10代若者の遺体

          8、なぜ川を渡った?「渡るのは三途の川だけにしろ!」と現場の捜査員一同がキレた理由とは

          季節は10月だった 夏の暑さもすっかりなくなり、一年でもっとも過ごしやすい季節が来た頃 長い夜勤がやっとあと数時間で終わるという早朝の6時前だった 110番通報「川岸で首をつっている死体のようなものがある、という目撃者からの通報」 この死体、途中まではいつも通りの捜査だった。 しかしあることがわかった瞬間、そこにいた刑事課員の誰もが「向こう岸でやれよ!なぜ川を渡った!?」と、死者に向かって激怒することになった 現場は市街地にある小さな川通報があった現場は、町中にある小

          8、なぜ川を渡った?「渡るのは三途の川だけにしろ!」と現場の捜査員一同がキレた理由とは