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懐かしの映画レビュー 「少林サッカー」

懐かしの映画レビュー。
この映画はコメディー映画の名作だと思う。
笑いはシンプルなほどいい、この映画もある意味ベタベタの笑いの連続で、常にクスクスと笑わせてくれる。
ベタと言うのは悪く聞こえがちだが超ベーシックでありマニュアルである。
シンプルイズザベストとは真のセンスを問われる高等テクニックだと思う。

まず冒頭の伏線。
女性がバナナでずっこけるシーンや縦列駐車のシーン、そして街路樹の剪定のシーンなどを最後にうまく回収するのは観てて気持ちがいい(笑)
基本的に終始小ネタでボケ倒す内容なのだがホロリと泣かす場面も。
この緩急のつけ具合は流石チャウシンチー。
おふざけのシーンから急にシリアスな展開になったりくだらないシーンはとことんくだらないのでその落差にやられてしまう。

映画中盤、少林寺拳法から遠ざかった兄弟達が練習試合でリンチに会い屈辱を受けるのだがそれをきっかに覚醒するシーンはコメディー映画の歴史残る名シーンだと思う(笑)

そしてヒロインの扱い方も凄くて、めちゃめちゃブスメイクさせてイジって、でもこのフリが効いてるからこそ、ちょっとした切ないシーンでもグッと来てしまう。この辺の構成めちゃめちゃ好きです!

CGも当時リアルタイムで観てたときですら荒いなーと思っていたけど改めてみた今でも酷いです(笑)でも内容がいいから許せちゃうのが凄いですね^^

何も考えずにゲラゲラ笑って、ホロリと泣ける正にエンターテイメントとして完璧な映画だと思います!
少林サッカー最高!!⚽

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