Twitterユーザーお勧めハイボール銘柄ランキング
今週もTwitterでのウイスキーの話題ですみません。多分、シンクロニシティってやつです。
さて、ツイッターのインフルエンサー的アカウントゆな先生がある日こんなツイートをしました。
まぁ、このいいね数からみてもわかる通りかなりのリプライがつきました。
例によってこれだけ情報が集まると財産なわけですよ。
と、いうことで集計しました。折角集計したのでランキング形式で発表します。ただ、年数など具体的な表記がないものは概ね代表的な年数でまとめております。
ただ、ハイボールと言っても、レモンを入れたり、オレンジを入れたり、胡椒を入れたり、氷を入れずウイスキーを冷凍庫で冷やして作ったり（俗に言う神戸ハイボール）などなど・・・皆さん、それぞれ熱い趣向、飲み方もあるので、あくまでお遊びということを念頭に楽しんでいただけたらと思います。
それでは13位からスタート。
※いきなりなぜ13位からかというと、13位だけで6銘柄あるからです。その後も7銘柄あるので13位からスタートにしました。
同率１３位：デュワーズホワイトラベル(6票)
バーで白ラベルと言えばこのデュワーズホワイトラベル。全米でシェアNo1のスコッチとのことですが、日本でもよく見かけますね。
何と言っても飲み方はハイボールが人気。飲みやすく、かつウイスキーらしさも感じる味わい。お財布に優しいとこも嬉しいポイント。納得のランクイン。
同率１３位：グレングラントアルボラリス(6票)
ノンピート麦芽をバーボン樽熟成とシェリー樽熟成、2つのタイプの原酒を使用。ノンピートということで、飲みやすくハイボールもおすすめされております。
シングルモルトにして値段も抑えめで、所謂居酒屋のハイボールからちょっと違うのを飲みたいという需要にマッチしているのも人気の理由ではないでしょうか。
同率１３位：響(6票)
すみません、ブレンダーズチョイスやブロッサムハーモニーなどの記載がほとんどなかったので、「響」とさせていただきました。（画像はブレンダーズチョイス）
勿体ない！って声も聞こえてきそうな気もしますが、確かに響ハイボール、美味しいというレビューを結構見るんですよね。ていうか、昔鳥貴族でグラスは小さ目ながらも280円で響ハイボール飲めましたよね？
同率１３位：ジャックダニエル(6票)
It’s not Bourbon. It’s Jack.というキャッチコピーの通りバーボンではないジャックダニエル。ただそのブランディングは唯一無二。
ジャックダニエルと言えば、ジャックコークで、40%がこの飲み方で消費されているそうですが、ハイボールも人気。炭酸との相性はいいのだと思います。アメリカンロックを聴きながら飲みたいところ。
同率１３位：グレンリベット12年(6票)
スコットランド最初の公認蒸留所、ザ・グレンリベット蒸留所の定番12年がランクイン。
どのような飲み方でも美味しく、よく初心者お勧め銘柄に名前が連なります。勿論、ハイボールにしても爽やかな青りんごフレーバーが人気の秘訣かと。
同率１３位：アードベッグTEN(6票)
アイラ系も確りランクイン。アードベギャンという程の熱烈な愛好家がいるアードベッグの定番10年はハイボールにしても煙くて最高です。
アードベッグウィービースティー5年も票が集まっていましたので、いかにファンが熱いかが分かります。深夜に濃いめのハイボールをゆっくり飲むとハードボイルド映画の主人公にでもなった気分にさせてくれます。
１2位：グレンモーレンジィオリジナル(7票)
スコットランドで最も背の高いポットスチル使用しており、キリンをブランドシンボルにしているグレンモーレンジィ。
何だかウイスキーって渋い印象もありますけど、結構可愛い感じがしますよね。キリン柄のボトルも出していたりしました。
味わいにおいても、エレガント。ハイボールでも華やかさを味わえます。公式からもオレンジスライスを添えた飲み方が提案されているのも特別感があっていいですね。
同率9位：モンキーショルダー(8票)
グレーンが入っておらず、モルトのみでの複数蒸留所ブレンデッドであるモンキーショルダー。
モルトのリッチな味わいがありつつも、値段はシングルモルトより抑えめ。気兼ねなくハイボールにして飲めてかつ美味しい。youtubeなどでよく勧められる理由がわかります。こちらもオレンジを添える飲み方がおすすめ。
同率9位：メーカーズマーク(8票)
バーボンの代表的銘柄メーザーズマーク。デザインの可愛さもいいですよね。手作業でつけられているあの蝋、ちょっと取りずらいのですがそれもまた楽しい。
何と言っても甘いバニラ香。甘めのハイボール好きの方には間違いなく刺さると思います。不覚にもバッグにこぼした時、一ヶ月以上バニラの香りがしました。個人的にはゼロカロリーコーラに入れるとコーラ並に甘くなってかつカロリーが低めで好きです笑、
同率9位：フロム・ザ・バレル(8票)
市場に出現してはすぐ売り切れる人気銘柄フロム・ザ・バレルがランクイン。熟成を経たモルト原酒とグレーン原酒をブレンド後、さらにもう一度樽詰めし、数ヶ月ほど再貯蔵。
さらに極力加水しないことで、骨太な味わいを実現。その名に偽りなしです。
当然、度数も高めで51％。公式でも割り負けしないということでハイボールが進められています。比率としてアルコール濃いめも結構人気です。友人は鈍器として使えそうと言ってましたが、いい大人が鈍器にしてはいけないと思います（正論）。
同率7位：I.W.ハーパーゴールドメダル(9票)
響同様、I.W.ハーパーのみの記載が多かったのですが、12年は終売のためゴールドメダルに集計しました。（勿論12年の記載があったのは別ですが。）
トウモロコシ86%使用の甘さと後味のキレの良さ。ハーパーソーダとして愛されているのもわかります。
同率7位：アラン10年(9票)
スコッチでは新興蒸留所にあたるアラン。とりわけ、デザイン変更してから非常に人気でプレ値気味になっております。
シナモン、柑橘、バナナ、バニラといった香りが非常にバランスよく絡み合い、ハイボールにしても崩れないことから人気なのではないかと思います。ちなみに僕の姉の旦那さんもアランハイボールが一番好きです。
6位：シーバスリーガルミズナラ12年(10票)
シーバスリーガルが日本向けに販売している、ミズナラ樽でフィニッシュした原酒を一部使用した銘柄。
この人気を考えるとシーバスリーガルありがとうって感じであります。よく山崎が手に入らないから代わりにーみたいな意見も見るのですが、個人的にはジェネリックとかでなく、それはそれこれはこれで美味しいと思います。とはいえ、やはり日本人の好みにあう味かと思います。
5位：角(14票)
いよいよ、5位となりましたが、我らが角がランクイン！ハイボール飲みは角に足を向けて寝れないほど、影響力があると思います。
家でラフに飲んでも良し、居酒屋でワイワイメガジョッキで飲んでも良し、バーで神戸ハイボールで飲んでも良し。
何だかんだで「これ」だよなぁって思わせる力があります。角の票には入ってませんが白角や復刻角瓶を挙げている人もいました。
4位：タリスカー10年(15票)
公式が黒胡椒を振る飲み方を勧めるというハッキリ言って異常なタリスカー。しかし、これが美味しいんだからしようがない。勿論、投票をした方にも「黒胡椒をふって」って書いてありました。
僕個人としても、ハイボールとしてよく飲んでいるので嬉しい順位。程よい煙さと潮感が海なし県出身の僕には鮮烈だったんですよね。
3位：ラフロイグ10年(19票)
アイラモルトの王がハイボールでも堂々君臨。
ピート香が炭酸の刺激と共に心地よく鼻腔を刺激し、舌の上ではバニラとフルーティーさが追いかけてくきます。飲めば飲むほど深く味わえる感じがして気づいたら虜になっているのではないでしょうか。
とはいえ、公式ですら言う「好きになるか、嫌いになるか。」というのも間違いないと思うので、好きならとことん好きになるのでしょう。
2位：知多(21票)
シングルグレーンウイスキーの知多が2位！出始めの頃、ハイボール専用とばかりに売り出していたとはいえ、かなり快挙なのではないでしょうか。
居酒屋でよく風香るハイボールといった名目でメニューにありますが、グレーン故の甘さと軽快さが日本の食文化にばっちりマッチしたのでしょう。公式でもすだち、大葉、山椒といった日本的な食材、スパイスとのアレンジを紹介しております。
１位：白州(23票)
Twitterユーザーが選ぶハイボールに合うウイスキー第一は白州でした！
正直、予想通りではありました笑。youtubeのランキングなんかでもしょっちゅう1位ですしね。
しかし、やはり絶対王者と言いましょうか、揺るぎませんね。説明不要森香るハイボール！日本にシングルモルトハイボールの良さを伝えた銘柄だと思います！
強いて言えば、もっと手に入りやすいと嬉しいです。
まとめ
先週、これから一生ウイスキーが1銘柄しか選べないとしたら？生涯の一本ランキングを集計したのですが、思った以上に違う結果になって面白かったです。
端的に言うと、バーボンが増えました。バーボンのバニラ香や甘みがハイボールには合うのでしょうね。
後は青りんご系、柑橘系香りが強いシングルモルト、ヨード香のアイラ系、ジャパニーズがバランスよくランキングされた形になったかと思います。
どれも非常に納得のランキングで、この中をチョイスしていけば大体のシチュエーションに合わせられると思いました。
改めて素晴らしいツイートをしていただいたゆな先生( @JapanTank )、リプライをしていただいた皆様に感謝いたします。
それでは皆さん良いウイスキーライフを！
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