BREWDOGは今だ鮮烈(NEON DREAM・MASH UP IPA感想)
英国スコットランドのBREWDOGが、アサヒビールと共同で新会社『ブリュードック・ジャパン』を設立して2年が経ちました。
今や日本のコンビニでも見かける存在になり、飲んだことはなくとも見覚えある方も多いのではないでしょうか。
BREWDOGといえばPUNK IPA。世界的なIPAブームを作った歴史的な1本とも言えましょう。僕も最初何らかのイベントで飲んだ時、もはや暴力ともいえるみずみずしくインパクトある香りに驚いたものでした。
その味を通してBREWDOGの理念を確かに感じ取れました。
よなよなエールと共に日本における第二次クラフトビールブームの立役者だったと思えます。
そして今、第三次クラフトビールブームともいえる現在、苦み控えめでより飲みやすいIPAであるヘイジーIPAや、フルーツ果汁を使ったサワーエール、バニラやピーナツバターなどやりたい放題入ったスタウトと実に多種多様で個性的なビールがリリースされています。
もはや、PUNK IPAは定番の味でBREW DOGに目新しものはないのでしょうか。
そんなはずなかった。
まずは10/17全国イオン先行発売のNEON DREAM!
プレスリリースにビールが苦手な方にも飲みやすいってありますが、ビール好きはまず警戒する文言なんですね。
ビールを求めているものにとって「イロモノ」であり、もはやビールですらないってこともママあるのです。
スタイルはトロピカルウィートビア。ウィートということで小麦が使われております。
小麦使用のビールは良くパインだったり南国系フレイバーになりがち。PUNK IPAはグレープフルーツと南国系の香りが何と言ってもたまらないので、結構期待できる気もします。
さて、飲んでみると・・・
ファイブミニ!!!!
ファイブミニですよ。でもビール。ファイブミニがビールになりました。
何言ってるかわからないかもしれませんが、要はグァバの香りってことです。
グァバ=ファイブミニと認識させてしまった大塚製薬も凄いですが、いやはやこれはやられましたね。
最近よくある、果汁を入れてフレーバーを出すという手法でなく、香料はあれどあくまでビールの原料でこの味と香り。とんでもないですよ。
BREW DOGの矜持を感じましたね。まだまだパンキッシュだわ。
お次はMASH UP IPA。
マッシュアップとは複数の好きな曲をミックスして、新しい曲を作る手法なのですが、色々混ぜてるのかと思いきやMAN WITH A MISSIONをインスパイアしたビールとのこと。
割とお酒と音楽って良くコラボしているのですが、これはばっちりイメージにあいますね。
マンウィズメンバーからもコメントをいただいてます。
サテ僕モ飲ンデミマスカ。
爽快さっぱりエールです。IPAの個性をギリギリ残しつつピルスナーのような飲んだ後のキレをバシッと決めてる感じ。
これ確かにマンウィズっぽさある。バンドの世界観をビールで表現できるって本当に凄い。
メンバーのJean-ken Johnny(ジャンケン・ジョニー)が以下のようなコメントを残しておりますが・・・
僕としてはやっぱりマンウィズの音楽と合わせるのがよいと思います!!!
いやー、同日発売の2本。確り味が異なるながらもバッチリBREW DOGイズムを感じさせてくれました。まだまだ目が離せませんね!
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