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梅ジュースは思い出の味

今年も梅仕事のシーズンがやってきました。

ConoCoではできるだけ季節の手仕事を楽しむようにしています。
毎年梅の実が出回るシーズンには、
みんなで梅シロップや梅干をつくります。

季節がめぐってくるたびに思い出す、
そんな優しい記憶のような文化のようなものを
子どもたちの中に残してあげたい。

そんな思いでこの手仕事を続けていますが、
ConoCoのおうちにいるのは0歳から2歳の乳児さん。

正直なところ、何がどこまで伝わっているのかを
はっきりと知ることはできません。

いったい子どもたちはどう感じているのかな。
なにかすこしでも心に残っていることがあればいいな。

そう思って続けてきましたが、
つい先日とても嬉しくなることがありました。

気候がどんどん蒸し暑くなり、
汗だくになって歩いていたお散歩からの帰り道、
ひとりの子がふと
「今年も梅ジュースつくるのかな?梅ジュース飲みたいなあ」
とつぶやいたのです。

きっとその子のなかには、
昨年暑い夏のお散歩帰りに飲んだ梅ジュースの爽やかさや美味しさが
あざやかに残っていたのでしょう。

季節がめぐってまた同じような蒸し暑さのなかを歩いているうちに、
その子のなかでその思い出がよみがえってきたんだ
ということがはっきりと伝わって、
胸があたたかくなりました。

こんなに小さくても
まだ言葉ではしっかりやりとりはできなくても、
ちゃんとこの子たちのなかに残っているものはある…。

なんだかとっても励まされた気持ちになって、
さっそく今年の梅の手配をしたことは
言うまでもありません(笑)

保育園でできることは
ほんのささやかな暮らしのつみかさねです。

ですがそのつみかさねた思い出が
すこしでも子どもたちの人生を豊かなものにしてくれるように、
そんな祈りをこめて今年も手仕事の時間を楽しんでいきたい
と思っています。

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