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Vol.19 友達同士のケンカの仲裁をする娘にどうアドバイスしたらいいですか?

質問:小3の娘の友達同士がケンカになり、娘が仲裁を頼まれたようです。Aちゃんから「仲直りしたいかBちゃんに聞いて」と言われてBちゃんに聞いたところ「わからない」と言われてしまい、娘が困っています。どうアドバイスしたらいいでしょうか?

★中曽根陽子の回答:
お子さんは、お友達から信頼されているのですね。
お手紙を読んで、まず、そのことをお子さんに伝えてあげてほしいなと思いました。
その上で…
まず問題を整理しましょう。
1.娘さんの話を聞いて、お母さんがなんとかしてあげたいと思っているのでしょうか?
それとも、
2.娘さんは困って、お母さんにどうしたらいいか相談して来たということでしょうか?

1の場合は、余計な口出しはせず、様子を見るか、娘さんの話を聞いてあげるだけでいいと思います。
2の場合なら、娘さんの立場になって、この問題解決の方法を一緒に考え、場合によってはお母さんの考えを伝えてもいいかもしれませんが、その場合も忘れてはいけないのは、これは娘さんの問題だということです。

たとえ良かれと思ったとしても、ああしなさい、こうしなさいと口出しをしたら、お母さんが娘さんの問題を取ってしまい、娘さんが自分で考える機会を奪ってしまうことになります。これは案外やりがちなことかなと思うので、気をつけてくださいね。

その上で、私だったら、娘さんが何に困っているのか、どうしたいと思っているのかを聞いて問題を整理してあげると思います。
なぜなら、それによって行動は変わってくるからです。
例えば、二人の板挟みになって、困っているのか、それとも、なんとか二人の問題を解決してあげたいと思っているのかによっても、解決方法も変わりますよね。

なので、まず「○○ちゃんは、どうなったら良いと思っているの」と聞いてみてください。そして、娘さんの話をじっくり聞いてあげましょう。

子どもなので、話がわかりにくかったりするかもしれませんが、そこは焦らず聞いてあげて、「○○ちゃんは、こうしたと思っているんだね」と確認してあげましょう。

問題が整理され、娘さんが欲しい結果がはっきりしたら、「そうなるためには、どうしたら良いと思う?」と質問してみましょう。

「どうしたら?」というのは、未来に向かって解決を促す質問です。どうしたら?と聞かれたら、人は自然に頭の中で「どうしたらいいかな」と考え始めます。なにか答えがでてきたら、「それもいいね」と受け止めてあげましょう。一回で解決方法が見つからなければ、「他にはなにかある?」と聞いてあげると、また別の方法を考えだすかもしれません。
もしお母さんのアドバイスを求められたら、お母さんならこうするかなと、提案をするのにとどめましょう。なぜなら、最後は自分で考えて決めることが大事だからです。

そして、子どもが考え出した結論は、否定せず応援してあげてほしいと思います。たとえ、それでうまくいかなかったとしても、その経験を通して、お子さんは何かを学ぶからです。

こういうことって、子育てをしていると時々あることですが、子どもが自分で考え、問題を解決する力を身につける、とても大事な機会です。

ちょっと冷静になって、「これは誰の問題?」と区別する目を持って対応してあげてください。

★スタッフまりこのコメント:
女子あるあるなトラブルですね。私も、子どもが悩んでいると、つい「こうしたらいいんじゃない?」「こうしてみたら?」と助言をしたくなります。そこをぐっとこらえて、子どもにどうしたいか聞くというのはとても参考になりました。私も次に子どもが困った時、実践してみようと思います。

子どものトラブルは子どもが解決するのはもちろんですが、どうしたらいいかも子どもが自分で考えられるようになると、親に相談しなくなる時期にも自分で解決できるようになるのかもしれないなと思いました。


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子育てはもっと自由でいい。世間の価値観に縛られなくていい。自ら探究して自分なりの軸を持てばいい。大切なことはいつの時代も決まっていて、それほど難しいことじゃないんだから。子育ては未来を作る人材育成という大きなミッション。人生も子育ても探究してデザインしよう。目指せ子育て勇者!