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Vol.7 体育でもPDCA

こんにちは。マザークエストスタッフのまりこです。
昨年まで子ども達が通っていた北京のインター校で、とても驚いたことの1つが「体育でもPDCAを回している!」ことでした。

中学部では、各単元毎に目標を決め、練習やトレーニングをして、その成果を測り振り返りをする、というまさにPDCAのサイクルを回していました。

例えば、バスケットボールの時には、目標として「○○の場所からシュートが入るようになる」を決め、そのための練習として上腕部と下半身の筋力アップのためのトレーニングのメニューを決めて練習し、単元が終わる時に開始前と終了後での変化を感じて、目標に対してトレーニングの効果があったかどうかを振り返りました。そして、それぞれの記録の提出も求められました。

日本だと、ただひたすら技術の練習をすることが多いように思いますし、自分で試行錯誤したり先生や友達と相談することはあっても、紙に書いて戦略的に考えることはあまりないのではないでしょうか。

また、上手にできること自体よりも、成長することや目標に対して効果のあるトレーニングをやれるかどうかに主眼が置かれていたように思います。

体育っていうと、どうしても運動が得意な子はいつもよい成績だけど、そうでない子は「よくできる」はなかなかもらえないという印象がありますが、この方法だと「どれだけうまくなったか」「目標に対して効果があったか」を評価するので、どの子にもいい成績を取るチャンスがあるなと思っていました。

ところが!先日日本で公立小に通う小3の娘が体育ノートという今まで見たことがないメモを持ち帰ってきまして、そこには「うまくなるにはどうしたらいいか」「やってみてどうだったか」などが書かれていました。おー、PDCAやってるじゃん!と嬉しくなりました。

体育以外にも今までとちょっと違うなと感じることがいろいろあります。
日本の教育も確実に変わっている!これから教育改革が浸透していくのが楽しみです。

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