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「マザーハウスだからできる、挑戦とその裏側」(22年新卒/山岸優)

マザーハウスでは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念に共感した仲間たちが日々働いています。

「なぜマザーハウスに入社したの?」「実際に働く中でぶつかった壁は?」「仕事を通じて実現したい夢は?」等々、マザーハウスではたらくリアルをスタッフに聞くスタッフインタビュー。

今回は、2022年に新卒でマザーハウスに入社した山岸に話を聞きました。


プロフィール

山岸 優 / やまぎし ゆう
成田国際空港第2ターミナル店 スタッフ
2022年新卒入社
京都三条メンズ店、京都三条寺店、阪神梅田店を経て、成田国際空港店立ち上げスタッフとして異動。これまでに、母校での講演会、内定式実行委員、ファクトリービジット等に挑戦してきた。

お話を聞かせてくれた山岸さん

途上国にサステナブルな方法で関わりたい

ー新卒でマザーハウスに入社されていますが、入社経緯を教えてください。

高校生のときに、マザーハウス代表兼チーフデザイナーである山口さんの著書「裸でも生きる」を読みました。マザーハウスはフェアトレードではないと書かれていましたが、途上国でものづくりに奮闘する山口さんの姿に、「途上国」や「フェアトレード」に興味を持ちました。もっと学んでみたいと思い、国際関係を学べる大学に進学し、フェアトレードを研究するゼミに所属していました。

フェアトレード活動が盛んということで留学先に選んだのがカナダです。留学中、フェアトレード普及活動に関わる機会がありました。

フェアトレードは、長年取り組まれ社会的意義のある活動もたくさんあります。ただ、私が訪れた先では、商品の品質に満足はしていなくても「かわいそうだから」買ってあげようという慈善的な側面が強く、違和感を感じました。

また、とあるフェアトレードの事務局の住所を調べてを訪れたのですが、行ってみるとオフィス自体がなく、団体が存在しなかったという衝撃的なに出会いがありました。最初はあったようなのですが、活動が続けられなくなった様子でした。


団体の実態がなかった訪問先

ー期待していた分、ショックでしたよね…。

そうですね。生活を豊かにするお買い物において、慈善的な思いだけでは活動は続けていくことができないことを実感しました。「可愛い」「欲しい」というポジティブな気持ちで消費者が商品を手に取ることこそ、会社の存続にも繋がり、途上国の雇用を生み出し続けることができるサステナブルな仕組みだと改めて感じ、本で読んだ「途上国でから世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げるマザーハウスへの入社を決めました。

仲間からの後押しで成田国際空港店の立ち上げへ


ー入社してから様々なことに挑戦されていますが、一番の挑戦は何ですか?

現在所属している「成田国際空港店」の立ち上げスタッフへの公募です。マザーハウスとして初めての空港出店。成田国際空港の店舗は、日本を訪れる外国人観光客が多くご来店するお店になる、世界への玄関口として世界に発信するお店にしていきたいと、スタッフ公募と合わせて経営陣から発表がありました。

成田国際空港第2ターミナル店
第1ターミナル店と合わせて2店舗が営業中

マザーハウスでは新店が出るタイミングや、何かの参加者募集、また新しいポジションを作る際など、自分から手を挙げて応募ができる<公募制度>が数多く実施されています。

日本国内はもちろん、「途上国の可能性を広げていきたい」という原体験となったカナダをはじめ海外にもマザーハウスを広めていきたいという想いが私にはあり、成田国際空港店スタッフ公募は大きなチャンスでした。

ー新卒2年目という早い段階で挑戦されたと思うのですが、応募の意思を伝えた時の周りの反応はいかがでしたか?

当時いた京都店の店長やメンバー、店舗を超えて同期の仲間も背中を押してくれました。私は生まれも育ちも京都で、慣れ親しんだ土地を離れてキャリアを築いていくことに正直なところ不安やためらいもを感じていました。

「気になるけど、一歩踏み出せない」部分にもにも向き合ってくれ、私のキャリアを真剣に考え、後押ししてくれました。誰一人、新卒でまだ早いんじゃないかと止める人はいませんでしたね。あの時背中を押してくれる人がいなかったら、踏みとどまっていたと思います。

前例のないことに取り組む楽しさと責任

ー実際に成田国際空港店でお仕事をはじめてからのことを教えてください。

日本を代表する国際空港だからこそできることが沢山あると実感しています。世界の玄関口にあるお店として、外国人観光客の方からのニーズや、一括りの「海外」ではなく地域別の傾向が見えてきました。

こういった日々店舗に立つ中で気づいた情報を私たちが提案として取りまとめ、新しい商品開発やプロモーションに役立てるなど、会社全体を巻き込んだアクションに繋げています。

成田国際空港店限定の日本の縁起物をモチーフにしたチャーム

マザーハウスがこれから世界に挑戦していくために、成田国際空港店で様々なトライをしていくことは、会社としてとても大事だと思っています。責任と裁量権をもって未来に繋がるアクションができることに、やりがいを感じています。

ーこれまでにない形態のお店だからこそ求められることがあるんですね。

新しいことは多いです。そして国際空港ということで、オペレーションが複雑な免税の対応、飛行機の時間に合わせてお急ぎの方など、ミスが大変起きやすい環境でもあります。伝える接客の楽しさと同時にミスなくおもてなしすることへの緊張感がありますね。

飛行機に合わせた営業形態やピークタイムなど、いそがしい分チームでお互いに協力しながら、コミュニケーションや休憩の取り方などをを工夫して、よりよい店舗運営も心がけたいです

北米の地で途上国の魅力を発信する人になりたい

ー山岸さんがこれから挑戦したいことを教えてください。

一番は北米出店です!原体験となったカナダをはじめ北米のお客様に、マザーハウスの商品を通して、「made in 途上国=質が悪い」という固定概念を壊し、途上国の魅力を伝えていきたいです。まだ出店も何も決まってはいませんが(笑)、北米進出の際にメンバーになれるよう、成田国際空港店で成果を出していきたいです。

ー改めて、マザーハウスとはどんな会社か、教えていただけますか?

2つあります。1つめは、「挑戦できる会社」であることです。やりたいことに手を挙げれば、社歴・年齢関係なく挑戦させてもらえる環境です。もちろん、挑戦してうまくいかないこともありますし、公募に毎回通るとは限りません。スキルとして足りなことや、思いを伝えきれないこともあります。それでもまずは手を挙げて、固定概念に縛られず自分次第でアクションできる環境です。

2つめは「人の可能性を信じる会社」だと思います。挑戦できる環境がある背景には、人の可能性を信じてくれる方が多く働いています。年功序列ではなく、「まずはやってみよう」と背中を押してくれる文化が、私は一番好きですね。これは毎シーズン生産地から発表されるもづくりのチャレンジにも通じることだと思います。

2023年7月に参加したファクトリービジットで、レザーの裁断に挑戦

何かマザーハウスでこういうことをしてみたいという達成したい想いがある方は、ぜひ挑戦していただきたいですね!

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マザーハウスでは一緒に働く仲間を募集しています。
ものづくりからお客様にお届けするまで、それぞれの場所で、自分の可能性を信じ、自分らしく力を発揮できる場所があります。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」ことを目指したい。そんな思いや意思を持った仲間と出会えることを楽しみにしています。
詳しくはリクルートページをご覧ください。

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