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〈LANSCOPE PEOPLE Vol.07〉人事戦略 安福紘志さん| ”熱すぎる”人事戦略が追い求めるMOTEXらしい「働きがい」

エムオーテックス(MOTEX)デザイン戦略チームです。
MOTEXが提供するサイバーセキュリティのプロダクト・サービス「LANSCOPE」に携わる人たちへのインタビューを通じて、MOTEXの思想やカルチャーを紐解く「LANSCOPE PEOPLE」。
Vol.7は、人事戦略というアプローチでLANSCOPEやMOTEXの成長を支える安福紘志さんにお話を伺いました。



—— まずはじめに人事戦略チームで安福さんが担当されている業務について教えてください。

安福さん(以下、敬称略):経営戦略や事業戦略を軸に、MOTEXのミッションやバリューと連動しながら、人材をどう活かし、生産性の向上に繋げられるかに焦点を当てた様々な活動を行っています。具体的には、人員配置や人事制度、研修制度の構築などの人材開発や組織開発などになります。

—— 研修制度の構築について詳しく教えてください。

安福:きっかけは、宮崎社長から「働きがいをもっと高めていきたい」という話をされたことでした。“働きがい”が高まる要素として、昇進することだったり、好きな仕事ができたりといったことも重要だけど、MOTEXでは、成長していけることに働きがいを感じられ、高まっていくようにしたいんだ、といったお話でした。
そこで出てきたアイデアが、継続的な研修制度の構築です。個人的な感覚ではあるのですが、継続的な研修は、やり方を間違うとつまらないものになります。時間もコストもかける計画が絵に描いた餅になってしまわないよう、社員教育や研修制度についていろいろと勉強しながら、受講者が積極的に参加したくなるようなコンセプトと設計について、何度も検討を重ねました。

 

—— 従業員のキャリアやレイヤーによって課題やニーズが違う中で、全員必修のテーマを、ストレングス・ファインダー、情況対応能力セミナー、デザイン思考の3つに選んだ背景を教えてください。

安福:まず、継続的な研修を受けることに慣れてもらうということが、この研修制度構築の重要な目的の一つでした。
そこでまず一つ目に、一番親しみやすく、興味を持っていただきやすいテーマとして、世の中でも広く取り入れられている「ストレングス・ファインダー」を選びました。
さらにもう一つ、年代や職種に関係なく役立つ研修として選んだのが、「情況対応能力セミナー」です。自分のスタイルを知り、他人との違いを理解することで、コミュニケーションを円滑にし、より良い人間関係を構築できるようになることを目的としたものなので、誰しもに役立つテーマだと考えました。
残り一つの「デザイン思考」は、ストレングス・ファインダーや情況対応能力セミナーのようなヒューマンスキル系ばかりでは少し脂っこく感じられるかと考え、思考系のスキル研修を選びました。「深化と探索を追求する」という社長の方針に沿って、社員みんなが「探索」について考え直すきっかけになるし、社会人として持っていてほしいスキルだと思ったことも、デザイン思考を選んだ背景にあります。

—— 研修制度を構築する一連の取り組みは、MOTEXの表彰制度「MOTEX VALUE AWARD」で最優秀 熱量賞にも選ばれました。現時点で見えている取り組みの反響や成果があれば教えてください。

安福:熱量賞をいただいたことも嬉しいのですが、たくさんの方から「制度研修をつくってくれてありがとうございます」という声をいただけていることも、すごく嬉しいですね。
デザイン思考だと、入門編から次のステップの上級編を自ら受講してくださっている人もいたりして、個々が積極的に成長しようとするきっかけの一つになれているのかなと感じます。
情況対応能力セミナーも、経営幹部やマネージャー陣から想像以上に多くのポジティブな評価をいただいているので、すごくプレッシャーを感じつつも、次にどんなことをしていくかを検討中です。
また、外部機関が実施する働きがい調査の結果も、以前と比べて教育研修のスコアがかなり上がっており、定量的にも成果を感じることができています。

—— 日々の業務の中で意識されているMOTEXのValueを教えてください。


 

安福:もともとの性格がハマっているんだと思いますが、全部意識してますね。
メンバーから「熱過ぎる」って言われるほど「熱量」はありますし、労務や人事に関する知識や経験を源泉に、いろいろなことに「想像力」を働かせています。「挑戦」については、まさに研修制度がそうで、みんなに挑戦してほしい! という気持ちで作っています。

—— 人事戦略に従事されてきた中で、印象に残ってるエピソードがあれば教えてください。

安福:新型コロナウイルス感染症の影響が急速に広まりだした頃、責任者を対象としたオンライン研修をすることになったんです。その時はまだ研修について知識も経験もなかった私が、ファシリテーションを務めることになったんですが、結果的にその回は大スベりして……参加していた人も、私をどうにも助けることができない状況で……。
その時に「これはあかん!」と思って。たとえ誰かに渡された仕事だとしても、自分がやると決めたなら、ただそれに乗っかるのではなく、自分がオーナーとして主導しなきゃいけないんだ、そうじゃないと失敗しても成功しても自分のせいにはできないんだ、って思ったんです。
今振り返ると、その時それに気づけたことは、自分にとってすごく大きなことだったなと思います。

—— 日々の業務の中で感じる“MOTEXらしさ”があれば教えてください。

安福:いくつかありますが、一つは、ベンチャー気質が絶えず息づいていることだと思います。MOTEXは業績がずっと上向きなのにも関わらず、その状況に甘んじず、貪欲に上を目指し続けています。会社自体の姿勢もそうですし、「この商品やサービスをもっとお客様に届けたい!」「もっと経費を下げてやろう!」っていうふうに、各チーム、各メンバーにもそれぞれのミッションに応じたチャレンジをし続ける姿勢があります。
それこそ私たちが取り組んでいる研修制度の構築なんて、すごくお金がかかることなので、簡単にさせてもらえることではないと思うのですが、成長し続け、上を目指し続けるベンチャー気質があるからこそ実行できるのだと思います。
もう一つが、仲間意識の強さだと思います。人の良さと言うんですかね。さっきの私が研修で大スベりした時も、研修後に参加していたマネージャー陣が何人も私のところに来て、「大丈夫、大丈夫」って慰めてくれました(笑)
そういう人の良さや社員同士の仲の良さがあるから、お互いの強みを知っているし、それを活かし合いながら、成長し続けられるのだと思います。

—— 安福さんが、会社を人格で表すとすると、MOTEXとはどんな人になるでしょうか?

安福:「義理人情に厚い人」ですかね。MOTEXは、お客様のために奮闘する人たちや、研修で大スベりした私をあの手この手で慰めてくれる人たちの集まりです。その集まりが、人の心に配慮ができ、損得を優先せずに温かみのある対応ができる、義理人情に厚い会社を生んでいるのではないでしょうか。

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