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21歳,就活,「10年後の自分」

就職活動でESなんかを書いていると、たびたび聞かれるんです。

「10年後の自分はどうありたいですか?」って。

10年後の自分、皆さんはおいくつですか、私は31歳です。やりたいことなんてなくて、強いて言えば営業は嫌だなー、くらいで就活をしてると軸みたいなものが宙ぶらりんだから、本当にこの質問に困るんです。

「社会人として人々のためにー」だとかお給料とお休みと働く場所しか考えてない会社で、よくもまぁ。と言った次第で筆が進まず、ぜーんぶほっぽり出してゼロから考えました。

「自分の本が出したい」ってぽーんと思いました。長いお話を考えるスタミナや力も、社会や未来を見渡し考える頭もない私ですが、好きな言葉の響きとか言い回しとかテンポ感はあるんです。そういう中身のない、読んだって何かできるようになるわけでもない、すっからかんな見てくれだけの本が欲しいって、思いました。

そこからはすぐでした。Twitterアカウントを作りました。2年ぶりにnoteを開きました。アプリじゃないから使いにくいな、って遠ざけてしまったnoteでしたが、不思議となんなくログインできました。

この道が私の本作りの道として正しいのかわかりませんが、とりあえず言葉を書きたかった。それだけでした。何より、「もし10年後私がどこかで働いていて本が発売されたら、副業とかになっちゃってバレたら大変なのかしら」なんて考えてにまにましてる時間が楽しかった。

私には文字書きを生業とする度胸はありません。だから「10年後の私は社会人として人々のー」ってかいてやります。これは一種の陰謀論。小さな楽しみです。これからも少しずつ書いていけたらいいな。


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