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最終出社を終えて

新卒から4年半働いた会社を退職することとなり、ついに最終出社を終えました。

超絶ホワイト企業の現職で、最終週までサビ残してたのも、最終日退勤前にどったんばったんオフィスを走っていたのも私らしかったなぁ。

病んで休職するぐらいがむしゃらに働いたわりに大した成果も残せず、独り相撲感もあったけどやれることはやりきれたかな。

先輩に対してへりくだりもせず態度はでかいし、後輩には何にもやってあげられなかったけど、なんだかんだ周囲に愛してもらえていたなぁ。(うぬぼれ?)

自分の仕事なんて誰の役にも立ってないし存在価値がないと思っていたけど、自分の果たすべき役割ととるべき態度を自分に常に問いながら働いたからこそいただけた言葉もたくさんあったし、やってきたこともあながち間違っていなかったかもしれない。

でもやっぱりこのタイミングで辞めるのはこれまで支えてくれた人への裏切りだったのだろうか…

思わずはにかんで空を見上げてしまうような晴れやかな気持ちでオフィスを後にすることを想像していましたが、意外とそうでもなかったです。

職場の皆さんからいただいた色々な送別や激励のお言葉。休み明けにやらなければならないタスクを考えなくてもよい貴重な長期休み。

確かに実際にそれもありますが、最終日退勤ぎりぎりまでのどたばたと、終わっているのかわからない退職の手続き、新生活に向けて動かねばという焦り、そして何より、気持ちよく送りだしてくれなかった上司(ひとりだけ)の存在は、思い描いていたスッキリとした現職のゴールインを邪魔するのに十分なものでした。

とはいえ、やはり空になった社員証ケースを首から外した瞬間、ああ今私のこの職場人生が終わったのだ...と感傷に浸ったのもまた事実。

そんなこんなで色々な思いが混ざり合いながら、いま、人生の転機をむかえています。最終出社を終えたので、少しだけ次のステップへ視点が向きはじめました。

新しい職場へ入社するまでの数週間、旅行やら引っ越しやら書類の手続きやらでまたどたばたですが、この思いをじっくり咀嚼する時間もとれたらいいなと思います。




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