リハビリ記録〜3〜

夕食の時間になった。 誤嚥や食べ物を投げ捨ててしまう高齢の患者を見守る為か、大抵の患者は食堂で一斉に食事を摂り、自立している患者は病室の小さな机で食べる事になっていた。 名前を確認され、夕食が配膳された。 美味しい！ 約3ヶ月ほど入院していた救急病棟と比べ、味が濃い！そして米があたたかい。 今まで冷えた味の薄いメニューで慣れていたので、本当に嬉しかった。

こんなにはみ出して

今日見た夢は 私には嫌いな男がいる。 髪が長くて無口で人を分析したように話す男がいる。 彼とは共通の知り合いが多く、集まりに彼が来る時は私は行かないようにしている。 露骨に嫌な顔をされるし。 そんな男が出てきた。 いつも通り長い髪を結んで、よくわからない柄のシャツを着ていた。 軽く会釈して通り過ぎようとした瞬間に斧でその辺を歩いていた老人の首 目掛けて何度か斧を振り落としていた。 倒れた老人からは血と白い骨が見えていて、もう死んだ事は誰にでもわかる状況だった。 道路には

失礼な男

昨日見た夢は、 リビングにスーツ姿の男が座っている。 父と談笑していた。 昔から、家には父の仕事関係や知り合いやらの高そうなスーツと革靴を身に着けた男性がよく来ていた。 「はじめまして。」挨拶をしてみた。 「はじめましてじゃないよ。」 この男の事は何も覚えていないが、それを責められているように感じて逃げるように２階へ上がった。 何故か祖母が私の部屋にいて、失禁していた。特に驚きもせず（あらあら）と思いながら濡れた床を失禁シートとアルコール消毒をしつつ片付けをした。 いつ

家出する

昨日見た夢は、 リビングに座りながら、些細な事で母と喧嘩して衝動的に実家を出ようと思った。 どこからか母の泣き声、怒鳴り声が混ざり合った不快な音が流れていく。 激しい動悸を感じながら家出の準備をしていく。何処へ行こうか、とにかくここにはもう帰って来ない。 祖父母の家では駄目だ、彼氏の家は迷惑がかかる、新幹線に乗って東京へ行こうか、知り合いのツテでシェアハウスに住めないか。 何時まで、何処まで逃げれば良いのか。 急いで大きなリュックサックに着替えや化粧品、充電コードなどを入れ

リハビリ記録〜２〜

初めてのリハビリ病院で少し緊張したのか疲れてしまった。 とりあえず、車椅子からベッドへ移乗し昼寝をした。

現状と理解への考察

全部わかった。 溜め込んだものを出す事は安心するし快感だ。 大声を出す、涙を流す、排泄する、嘔吐する。どれも汚くて迷惑だが1人でひっそりと行えば快感を伴う。 詰め込む事は苦しく不快だ。 不味い食事を食べる、言いたい事を我慢する、黙って満員電車に詰め込まれ運ばれていく。 どれも苦しいが皆が当たり前にしている事だ。 私は女だから耐えられたけど、男性は耐えられないだろう。こんな苦しみに。 全部わかった。 何故こんなにも詰め込むのか。 性器からの出血が止まらないので穴にタンポ

2023年の振り返り！自殺失敗したり、

2023年が終わりますね。 お世話になった方々ありがとうございました。 今年の1月11日、朝日が昇るのを見て「早く逝かないと！」と思ってマンションから飛び降りたり、奇跡的に生き残ったり、リハビリで色んな人にお世話になりました。 ぐちゃぐちゃな1年のスタートをして、ICU→一般病棟→リハビリ病院→通院リハビリに落ち着きました。 来年も通院リハビリは続けるんだろうな。 働きたいな〜と思いつつ、足や腰の調子が良くなったり、悪くなったりで結局何もできてません。 骨の経過が良くなく

Twitterが不具合でタイムラインが表示されなくなったのでここへ来た人… 仲間です

リハビリ記録〜転院成功❗

3月下旬、リハビリ病院への転院が決まった。 入院中ずっと彼氏とLINEのやり取りをしていて「顔が見たいから当日、転院を見届ける」と言ってくれていた。 両親も来てくれる事になり転院日、私と彼氏は介護タクシーで移動し、両親は後から自家用車で追いかける形に落ち着いた。 当日お世話になった看護師や担当医にお礼を言いたくて車椅子を動かしてウロウロしていると介護タクシーの職員に見つかり、「いた！時間がないからもう乗りまっせ！」と車椅子を猛スピードで押された。 何故か介護タクシー職員は時間

一般病棟入院記録7　転院へ

飛び降りた日から３ヶ月経ち、身体の状態が少しずつ回復に向かってきた。

一般病院入院記録6

もう限界だ。 私は狭い世界、病室の中で、隣の病室で入院している男性達が度々私の事を噂すること、トイレへ行く度に、看護師へナースコールを押すこと、トイレへ行く度に起き上がってコルセットを付けて痛みを感じながら車椅子へ移乗し車椅子へ押して行ってもらうこと、排尿、排便が終わるまでトイレの外で待ってもらうか、置いていかれて非常ボタンを押したままただ黙って待っていて、たまに男性看護師が入ってきて「あ！すいません、女性呼んできますね！」とまた置いて行かれる事に限界を感じてしまった。

一般病棟入院記録5

飛び降りから３ヶ月経ち、入院生活にもだいぶ慣れてきた。 この病棟で１ヶ月以上入院してる人は珍しいらしい。 以前noteに書いた「あいよあいよ〜おじさん」は私の病室から廊下を挟んだ向かいの病室にいるらしく、しょっちゅう売店へ行ったり、勝手にうろうろしたりでよく看護師に注意されていた。 向かいの病室にはあいよおじさんの他に３人男性がいて、「あの看護師は優しいし乳がでかい」「病院食不味いから売店でラーメン買ってくる」などあいよおじさん筆頭に好き放題していた。 私がいる女性だけ