一般病棟入院記録5

飛び降りから3ヶ月経ち、入院生活にもだいぶ慣れてきた。
この病棟で1ヶ月以上入院してる人は珍しいらしい。

以前noteに書いた「あいよあいよ〜おじさん」は私の病室から廊下を挟んだ向かいの病室にいるらしく、しょっちゅう売店へ行ったり、勝手にうろうろしたりでよく看護師に注意されていた。







向かいの病室にはあいよおじさんの他に3人男性がいて、「あの看護師は優しいし乳がでかい」「病院食不味いから売店でラーメン買ってくる」などあいよおじさん筆頭に好き放題していた。

私がいる女性だけの病室は入退院が多く、あまり人と話す機会も無く静かだった。
静かだった。
ある日、一人のお婆さんが入院してきた。
この人がまぁナースコールを押しまくる。「体が痛い」「水買ってきて」「隣の病室うるさい」特に多いのが売店で水を買ってきて欲しいという要望だった。
恐らく連勤で疲れきっている看護師に「私はね、ミネラルウォーターじゃないと、ダメなのよ。お茶頂けるけどね、ミネラルウォーターじゃないと、ダメなのよ。」としょっちゅう言っていった。
一度、夜の21時に「痛み止めをくれ!」とナースコールを押して看護師が「お医者さんの許可がないと痛み止めの点滴は出来ない」と2回ほど伝えた後22時くらいに看護師が「そんなに痛かったですか?」と点滴を用意しながら聞いていると「いや、そうでもないんやけどねぇ」と言い、その刹那看護師がクソデカため息と舌打ちをしながら病室を出て行って、私には何も関係がないのにヒヤヒヤした。

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適応障害を拗らせて回復に向かうまで 不定期に書いてます。(2週間に1記事くらい)

適応障害を拗らせた結果、こうなりました。

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