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モロ先生の授業「社内教育と趣味の教育の違いについて」

このnoteは2023年11月8日のstand.fmの音源、『サウンドフリージョイ公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

最近は巷で「やる気のない部下」にはどういった対応が必要か、という議論が行われています。

僕にも部下(っていう言い方はあまり好きではないので、以下『後輩』と呼びます)がおりますが、仕事の現場ともなると、そもそも「やる気のない部下」なんて要りません。
「あ、コイツやる気ないな」と判断したら、基本ほとんど関わらなくなります。
その他「返事をしない」「叱られたらすぐに凹む」「同じミスを繰り返す」「悩んでばかりで行動しない」「嘘をつく」…等々も同様で、その素振りを見せたスタッフとはもう仕事はしないし、それを見抜けなかった採用担当と話して、再発防止に努めます。
ところが、日本の法律がそれを許さず、簡単には辞めさせられないものだから、経営者(リーダー)が泣く泣く、そのやる気のない後輩のケツを叩き続けて、やる気格差に不満がある「やる気のある社員」が離れていく…という本末転倒がアチコチで起きています。
これに対して、各所ビジネス本やメディア等でさまざまな「やる気を出させる方法」が議論されておりますが、そもそも「ヤル気がないスタッフをヤル気にさせる方法」なんて、存在しないと思っています。
理由はシンプルで「自分がお金を支払っているか、受け取っているか」です。
昨日の会社公式サイトの方の記事でも紹介しましたが、人は対価を支払うと、その分を取り返そうとしてやる気を出すことができます。

占いなども、お金を払ってるからより信じられるし、スポーツジムなどもそうです。
無料で見れる占いは見なくなる人が多いし、自宅で行う筋トレは、サボってしまう人が多い。
ところが社内教育は、お金を払って受けるどころか、逆にお金をもらって受けている。
これだとどこにも対価が発生しないし、ましてややる気を出さなくても給料が保障されるもんだから、そりゃ、出すわけがありません。
以上の点からも分かるように、そもそもヤル気がないスタッフをヤル気にさせる方法なんて、存在しないんだろうなあと思ってます。
そして教育とは、やる気のある人間を伸ばすことはできても、やる気のある人間を作ることはできないのだと、そう感じました。
教育は魔法ではなく、手段なので。
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