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レッスンレポート〜センスってなんだろう?〜

こんにちは。
モロエさんは男性と女性の丁度間のような人ですよね?と、遠回しにおかまちゃん宣告をされたモロエです。
#違うと思う

さて。
今日はタメになる話というよりは、もっとシンプルに、「音楽ってこういうものだよ」という話です。

音楽は国語や数学のような決まった点数が存在せず、なんとなくで上手い下手を計られています。
これは言いようによっては利点で、例えば「感動させることがゴール」であれば、子供の発表会も高得点です。
ところが、数学のテストで100点を取っても、感動して涙を流すことはほぼありません。

点数がない世界には、測量を放棄した代償として、測量に頼らずにもっと心の奥で図ることを必要とされているのです。


昨日も今日も僕のもとには、色んな年齢の生徒たちがやってきます(3歳〜70歳)。
まだ発育しきっていない子どもや、体力や記憶力が低下してきたシニアの方は決まって「今更始めたって上手くならないですよね?」と言ってきます。

もう一度言います。
音楽は点数がないので、計ることができません。

じゃあ何が大切か。
月並みですが、「どれだけ頑張ったか」に尽きると思います。
どれだけ経験のある人でも、あるいはプロでも、努力の伴っていない演奏はみんなにわかります。
あなたも出会っているはずです。
「上手いんだけど、なんとなくつまらない演奏」
「上手いとんだけど、毎日は聴こうと思わない演奏」
ところが
「漁師一筋の男が演奏するラ・カンパネラ」

「精神病院に入院中の方のボーカル」

本当に感動的です。
この感動の要因は、「それまでの努力」にあると思っています。
そしてその努力は「子どもの発表会」のように『その努力の過程が見えていても』、「漁師一筋の男が演奏するラ・カンパネラ」のように『その努力の過程が見えていなくても』、
伝わる演奏の裏には、人を感動・尊敬させる努力があるんです。

こうまとめて見ると、改めて思います。
「センスって、なんだろう?」

モロエが経営するピアノ/ボーカル教室『Sound Free Joy』のURLはこちら⇒https://www.sound-freejoy.com/all-music/

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