「どちらが正しいかより、どちらが幸せになれるか」と言う言葉を使うなら、最後まで責任を持って関わる。
今日のタイトルは長いですね。
どちらが正しいかより、どちらが幸せになれるか
この言葉は、コーチやカウンセラーがよく使う言葉です。
ドラマや映画などで使われるセリフでも、出てくる言葉ですね。
この言葉を相手に投げかけるなら、最後まで責任を持って関わる。
私はこれがとても大切であると思います。
正しさとは、過去の多くの人がその通りにやって、
うまくいったことから生まれているものが多いです。
なので、正しさは世に広まりやすいです。
どちらが正しいかより、どちらが幸せになれるか
この言葉は、自分が幸せになる方を選択することですので、
正しさではない選択をする可能性もあることを意味します。
正しさではなく、幸せになる選択をするということは、
その選択のあとに、幸せになるための行動を考えないといけません。
選択しただけでは、何も生まれません。
だからこそ、
この言葉を相手に投げかけるなら、最後まで責任を持って関わるのです。
例えば、ある新商品を販売する。AとBのどちらかを販売するか選ばなければいけないとします。
Aという商品は、業界のセオリーに基づいて作った商品。オリジナリティは弱いが、売れる見込みがある商品。
Bと言う商品は、業界のセオリーとは外れた商品だが、経営者と開発者の思いが詰まった商品。売れる見込みは未知数。
経営やマーケティングのセオリー。売れる可能性が高い。
正しさでいくと、Aを選択します。
思いを実現する。思いが形になり、多くの人に役に立てる。
結果として、関わる人間が幸せになる。しかし、そのためには努力が必要。
幸せになることを選択すると、Bを選びます。
どちらが正しいかより、どちらが幸せになれるか
この場面でこの言葉を投げかけ、Bの選択を促すなら、最後まで責任を持って関わらなければなりません。
ここでいうと、Bがちゃんと売れるようにするということです。
そのために、経営者・開発者と一緒に考えるということです。
うまくいかないことが続いて、経営者・開発者の心が折れそうになるところを支えるということです。
私は、コーチまたはプロデューサーとして関わるなかで、自分の言葉に責任を持つことを大事にしています。
だからこそ、言葉を投げたかけた以上は、最後まで責任を持つことをやってきました。
同業者からみたら、効率性の低い行動かもしれません。
もっと楽に高いフィーを得られるビジネスの仕方があるかもしれません。
どちらが正しいかより、どちらが幸せになれるか
しかし、この行動は、自分にこの言葉を投げかけて、
自分で選択した行動です。
「どちらが正しいかより、どちらが幸せになれるか」という言葉を使うなら、最後まで責任を持って関わる。
クライアントをサポートする仕事をする私にとって、
このことはとても重要な行動指針です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?