森月環

29歳長女、27歳次女、25歳長男の3人の子どもを育て上げた大阪のオカンです。自分の子…

森月環

29歳長女、27歳次女、25歳長男の3人の子どもを育て上げた大阪のオカンです。自分の子育て(特に長女!)を思い出し笑いできるトシになったので、noteはじめました。#1から読んでいただけるとうれしいです。

マガジン

  • そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど

    個性的(そんなキレイな言葉で片付けてええんか?)な長女に振り回されたオカンの、子育て思い出し日記です。もし今、あなたが「うちの子、なんでこんなに育てにくいねん!」と思っているなら、「わかる〜!私もそうやった!」と言いたい♪ 気楽に読んでいただけるとうれしいです。

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  • 固定された記事

【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #1 子どもたちが独立したので…

子育てって…いつ終わるんやろうと思ってました。 うちにいるのは、長女・次女・長男の3人。 長男がベビーカーに乗っていたころ、 次女はまだ、自分もベビーカーに乗りたいお年頃で 長女は、勝手にどんどん歩きたいお年頃でした。 いつになったら、3人それぞれに ぐずぐず言わず、適切な速度で、 まっすぐ目的地に向かって歩いてくれるんやろ… そう思っていました。 でも、ある日気づいたら 3人とも歩いていました。 そして… 気づいたら 長女は29歳、次女は26歳、長男は24歳に。

    • 褒めて育てる…は、ちょっと違うかも

      「叱るのではなく 褒めて育てよ」。 ちょくちょく聞きますよね。 なんですけど 子育てが終わったいま これ、ちょっと違うよな… と感じています。 褒めて育てると 褒めてもらうために、やる という構図が 出来上がってしまうような、 そんな気がするんですよね。 親としては、 その子自身が輝けること、 心の底から「やりたい!」って思えることを やってほしい。 でも、 「褒める」という行為によって 「褒められること」こそが やるべきことだと思い込んでしまう、 そんな危惧

      • 子育てで一番大事だったのは

        長女の子育てについて ひととおり書き終えたので (マガジン機能というのを発見したので まとめてみました♪ そちらもご覧くださいね) 私が子育てから学んだことを ちょっと書いてみようと思います。 まず、書いておきたいのは 子育てとは、待つことである。 ってこと。 私立のA高を卒業した長女ですが、 実は、受験の時には 府立のK高校にもチャレンジしていました。 そこは、長女の憧れの学校でしたが、 学力的にはぜんぜん無理で…💧 「受けてもいいけど、 言っとくけど、受かれへ

        • 力尽きてました…

          個性派長女の子育てものがたり。 とりあえず、書きたかったことぜんぶ 書き終えることができて… 力尽きてましたwww さて、ここから 何を書いていこうかなあ? 長女のことで 進展があれば書きたいけど 今のところ、 結婚どころか恋愛の話もなく。 ヘタしたら、 5つ下の長男のほうが 先に結婚しそうな勢い。 (もう、半同棲みたいになってるらしい) 長女のものがたりの次は… 女の子ふたりのあとに生まれて 可愛い可愛いと育てた結果、 超絶自己肯定型俺様男に育った 長男のこ

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        【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #1 子どもたちが独立したので…

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        • そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど
          37本

        記事

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #37 あれから、4年。

          長女が仮契約した次の週末に、 一緒に不動産屋さんに行き、 物件を見せてもらいました。 中古だけれど、そこそこ綺麗な ワンルームマンションでした。 フリーターの長女に出せる家賃を考えると 妥当かな…という感じ。 本人は決めてしまっていたし、 ここはダメ!という理由もなかったので もう、反対はしなかったけれど それでもやっぱり、帰りの車の中で 「ホンマにええの?」とは聞きました。 車がわが家に近づくにつれ (この町やったら、 職場からもうちからも近いやん) (この町

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #37 あれから、4年。

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #36 こういう時、親の予感は当たるんです…

          ついに「一人暮らししてみよう!」と 決意した長女。 彼女が、一人暮らしの地に選んだのが 東大阪市の花園でした。 花園。 とっても素敵な響きです。 世間知らずだった長女は そんな地名があることも 知らなかったようですが 電車の吊り広告で 目にしたそうです。 「花園」って地名があるんや!と知って きっと、目がハートになったことでしょう。 そして、彼女、検索を始めます。 家賃も、そこそこ安い。 「住みやすい」ってレビューもある。 職場までは25分ぐらい。 そんなに近いわ

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #36 こういう時、親の予感は当たるんです…

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #35 そして、独立へ。

          ふと気がつくと、長女も いつ結婚してもおかしくないような お年頃になっていました。 しかしながら、 色恋の気配はナシ。 結婚にも、あんまり 興味がないもよう。 ん? ひょっとして ずーっとこのまま 家におる気か? そんな疑問が ふと湧いてくるような 年齢になってたんですね。 うーん… 娘がずっと家にいるって どうなんでしょうねえ。 例えば、 回覧板をお隣に渡すとか 洗面台を掃除するとか そういった 何気ない日常のあれこれも 家にいれば 「お母さんがしてくれ

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #35 そして、独立へ。

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #34 長女、食材を発注するの巻

          短大を卒業し、 20歳でアルバイトを始め 数ヶ月後には ファミリー向けのレストランに 転職し… はや10年が過ぎました。 そう。実は彼女、 今もそのレストランで アルバイトをしています。 同じ場所で、同じことを続けることに まったく抵抗がなく 来る日も来る日も 同じ作業をするのは大得意なので 10年間、続きました。 本当は、正社員になってほしいところですが、 本人にその気はなく。 なにしろ、エレベーターに乗れません。 常にエスカレーターか、階段での移動です。

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #34 長女、食材を発注するの巻

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #33 同じことを延々とやるのは大得意!

          どうにかこうにか 居酒屋でのバイトを決めてきた長女。 ですが、 私はまだまだ心配していました。 これまで、 学校から電話がかかってくる…というのを 何度も経験していた私、 (もし、長女が ぜんぜん使い物にならなかったら? クビ? また電話、かかってくる?)と 正直、ドキドキしてました。 もちろん、その心配は 杞憂に終わります。 そりゃそうだ。 学校じゃないんだから、 親に電話なんか、かかってきません。 たぶん、バイトに行き始めて 1ヶ月ぐらいたった時に 私、その

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #33 同じことを延々とやるのは大得意!

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #32 もし、就職できなかったら…

          なんとか軌道修正させながら 彼女のスカタンな就職活動は 続いていました。 並行して、私は このまま就職できなかったら… という最悪の事態を仮定して 動き始めていました。 うちの場合、学校には恵まれていました。 小学校も中学校も高校も短大も 先生方が親身になって 相談に乗ってくださる学校ばかりで、 お勉強はできないながらも、 どうにかこうにか進学してきました。 でもね。 学校と社会とはちがいます。 学校では、お客様でした。 社会では、そうはいきません。 社会人にな

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #32 もし、就職できなかったら…

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #31 ちがうちがう、そうじゃない…就活

          保育士も幼稚園教諭の免許も取らずに 卒業しようとしていた長女。 就職が難しいのはわかっていました。 フリーターは許す。 けど、ニートは許さん! と強く言い渡して 彼女の就活が始まりました。 しかしながら… よくも、これだけスカタンを…と こっちが泣きたくなるような 就職活動が始まってしまいました。 いや、事実、泣きました。 なかなか動き出さないので 私が勝手にサイトでいろいろ調べ 「ホラホラ、 保育の仕事しながら保育士めざす、 いうのもあるよ」 「意外と、工場

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #31 ちがうちがう、そうじゃない…就活

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #30 芸能人になりたい長女の就活は…

          幼児教育科に通ったものの 保育士も、幼稚園教諭の資格も 取らなかった(取れなかった)長女。 「資格取得の単位はもう取ってない。 先生からは介護実習に行ったら、と言われた」と カミングアウトされた翌日、 私は、ゼミのF先生に電話して いろいろご迷惑をおかけしたお詫びと、 介護実習についてのあれこれを お聞きしました。 F先生は、ピアノが専門の キリッと美しい女性教授。 本当に、親身になって 話を聞いてくださいました。 長女が介護の仕事に就く、というのは 私にはぜんぜん

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #30 芸能人になりたい長女の就活は…

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #29 芸能人になりたい…!?

          短大に通っている間に もうひとつ 大事件が起こりました。 私の知らないうちに… 雑誌の広告を見て 芸能事務所に応募していました(;_;) 中学生の頃、 クイズヘキサゴンに出ていた おバカタレントさんたちに 大いに勇気づけられ おバカでも堂々と生きたらええねん♪ なんなら、 アホなこと言うて笑われるのって おいしいやん♪ という立ち位置を 見出してしまった長女。 アホなこと言うて 笑われるタレントなら 私にもなれるかも… そんなふうに 思ってしまったのかもしれま

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #29 芸能人になりたい…!?

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #28 幼児教育科へ進学したけれど…

          長女の短大生活が どんなものだったのか、は ざっくりと割愛。 それなりに友だちもでき それなりに楽しんだ 2年間だったんだろうと思います。 でももう、そんなこたあ どうでもいい。 問題は、就職でした。 1年生の時に 保育園実習がありました。 結果から言います。 長女は、2週間の実習を 続けることができませんでした。 毎朝、がんばって早起きして 保育園には行くものの 相変わらずの人見知りで 保育士の先生方とも うまくしゃべることができず クタクタになって帰って

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #28 幼児教育科へ進学したけれど…

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #27 次女の高校受験

          3人の子どもを育ててると なんでこんなに3人バラバラの性格やねん… と思うことが、 多々起こります。 個性爆発の長女と めっちゃ甘やかして育てた末っ子長男 その間にはさまれた次女はというと、 ものすごく人を観察し、 バランスを取る子になっていました。 例えば、私がどこかへお出かけして 子どもたちにお土産を 3つ買って帰ったとします。 長女と長男は 「ウチ、これにする!」 「ボク、これがいい!」と 主張できる子たちでした。 で、どうなるかというと 次女には「あまりも

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #27 次女の高校受験

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #26 いよいよ、短大進学へ…

          高校2年生の担任の先生に 幼児教育科はちょっと…と言われたことで せっかく、保育の道を目指して 高校から私立に通わせたけれど やはり、ここは 方向転換をさせたほうがいいのでは…と 考えるようになった私は、 ちょこちょこ、長女に こんな話をするようになりました。 「あんな、 やっぱり子どもが好き、だけでは 保育士にはなられへんと思うねん。 親からのクレーム聞かなあかんとか、 めっちゃ大変やと思うで。 短大には、 総合ビジネスコースもあるねんから そっちに進学したらど

          【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #26 いよいよ、短大進学へ…