ビジネス本を1冊10分で読む4つの秘訣


今回は10月9日(月)に実施された、ジェネラティブスピードリーディング(GSR)協会理事の浦地純也さん(しゃくさん)による『ビジネス本を1冊10分で読む4つの秘訣【人生を変える速読法GSR体験イベント】』についてご紹介します。

最近はCHatGPTに代表されるAIの発達が目覚ましいですが、AIにはできない、人ならではの力として、論理的思考力、批判的思考力、観察力が挙げられます。思考力を磨くには知識量が必須で、読書を通して知識を得ることが重要なのです。

知識は速読によって効率的に増やすことが可能ですが、速読には、知識を増やすだけではなく、処理能力やコミュニケーション能力を向上させるという大きな効果もあることが知られています。

速読といっても、単に速く読むだけで内容をアウトプットできなければ、本当に読んだことにはなりません。そこで、本を1冊10分で読み、アウトプットするための4つのポイントを挙げておきます。

❶本を読むことによって何を知りたいかを明確にする。
❷ゆっくり読まないと理解できないという思い込みを取っ払う。
集中状態を作れば、速く読んでも本の内容は理解できるのです。
❸理解度30%で要点をつかむ。
速読をした方が記憶に残りやすいと考えられています。短時間に何度も読み、アウトプットすることで、内容が一時記憶(海馬)から記憶の貯蔵庫(側頭葉)に移るのです。
❹速読脳を作る
 速く読んでも理解できる脳を作るということです。

この後、速読の体験が行われました。先ず、目をつぶってゆっくり呼吸しながら集中状態を作った後、本の上と下を素早く繰り返し見るのです。最初は1行ずつですが、2行、3行、半ページと見る幅を増やして行きます。これが速読の基礎となります。

この体験会の後、1日10分の読書習慣を身に付けましょうと浦地さんはおっしゃいました。それは、読書には以下のような効果があることが知られているからです。

●大脳が活性化され、思考力が上がる
●読解力が上がる
●ストレスが解消される

本格的に速読の技法を身に着けたい方は、浦地さんの講座に改めて参加されることをお勧めします。

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(仲井圭二)

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