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3.4.3つの天職の輪~やりたいこと~

「やりたいこと」。

あなたはなぜ、そもそも起業や副業を考えビジネスをやろうとしているのか。「それって一体、何のため?」×3をさらに根本的な問いにした「あなたは何のために生きているのか?」という、あなたの価値観の根幹に関わる質問の答えです。

計画された偶発理論での「今、ここ」の価値観のさらに向こう側、使命感といっても良いですね。短期的にただ稼ぐのであれば、ここは最優先ではない、なんでしたら考えなくてもいいです。実際考えないでも起業や副業で稼げている方は多いですが、しかし長期的にビジネスを続けていく上では必須なんですね。

ミッション・ビジョンというものですが、この2つがしっかりしていると判断がぶれにくくなり、モチベーションが長続きするようになります。あなたの無意識下にあるミッション・ビジョンを炙り出す観点で考える、私たちの「やりたいこと」って何でしょうか?

ミッションとは・・・ビジネスの根源的な理由、使命感、心の底からやりたいと願う想い

ビジョンとは・・・理想の状態、それが叶った景色や情景、将来の具体的なイメージ

天職の輪⑥

成長したいことは?

「やりたいこと」を細分化すると、まず最初は成長です。

成長したいという気持ちは誰でも持っていると思います。例えシニアの方でも、もう仕事は覚えなくてもいいや、定年までできることをのんびりするだけさと嘯いていても、仕事以外の趣味や遊びは極めたいものですからね。

人間誰しも成長欲求がありますので、発想としては仕事に捕われなくても大丈夫です。心に浮かぶ、将来の具体的なイメージ。

どういう人間になりたいのか、どうありたいのか?過去の自分を超えたい、自分の可能性を信じたいと願う気持ち。それがなりたい理想の状態という目的や目標といったミッション・ビジョンへとつながっていきます。

どうなりたいか、どうありたいか、周りからどのような存在と思われたいのか、見られたいのかノートに書いていきましょう。誰もが成長欲求を持っています。有名なマズローの5段階成長欲求の一番上ですね。どんな自己実現をしたいのか、数多く書いてみましょう。

私の成長欲求を例にすると、今の自分より自由になりたい、もっと好きなことを好きなだけ自由にできるようになりたい気持ちが強いです。経済的にもそうですが、いろいろあるプライベート的にも(笑)。

私たちが制約だと思い込んでいるものが、実は自由の範囲を定義していることもあります。それと、好きなことを極めたい思い。ビジネス構築を極めていき、誰もが働くのって楽しいと思える会社の仕組みを作れる支援をやっていきたいので、まだまだ成長していきますよ!

そんな前向きな将来のなりたい自分のプロフィールを書いていきましょう。

つながりたいものは?

「やりたいこと」を細分化すると、次につながりです。

誰かとつながりたい、仲良くなりたいという気持ちは誰でも持っていると思います。例え引きこもり(学生時代、彼女に振られたときに私がした行動)やニート(転職の間、結構長い間無職状態だった私のこと?)だって、自分1人で生きていけるさと嘯いていても、信頼できる人とのつながりはどこかで求めているものですからね。

人間誰しもどこか集団に属したい、愛されたい、承認されたいといった欠乏欲求がありますので、発想としてはビジネス上のつながりに捕われなくても大丈夫です。心に浮かぶ、将来の具体的なイメージ。

どういう人間とつながりたいのか、一緒にいたいのか、認められたいのか?安心したい、満たされたいと願う気持ち。それが他の人と共有化して向かう目的や目標といったミッション・ビジョンへとつながっていきます。

つながりたい人、信用できる人、どういった人たちに囲まれたいのか、所属したいのかノートに書いてみましょう。誰もが欠乏欲求を持っています。有名なマズローの5段階成長欲求の1~4段階目ですね。今の自分に足りない欲求としてのつながりを、数多く書いてみましょう。

私の欠乏欲求としてのつながりを例にすると、自分のミッション・ビジョンをこの世に広めるために同じ想いを共有できる人たちとつながりたい気持ちが強いです。そのためのリベラルコンサルティング協議会という面もあるのですね。

人は1人だけでできることは微々たるものですし、何か業界や世界を変えるパワーを発揮するためには、仲間が必要です。それも同じ価値観を共有できる仲間たちが。誰もが働くのって楽しいと思える会社の仕組みを作れる支援を全国の会社にやっていきたいので、まだまだつながって仲間を増やしていきますよ!

そんな前向きな将来の仲間のプロフィールを書いていきましょう。

あなたの人生でやりたいことは?

「やりたいこと」を細分化すると、最後にThis is my lifeです。

これが私の人生だ!と語りたい気持ちは誰でも持っていると思います。例え仕事と家庭の往復で消耗しているサラリーマンの方で、表面上は日々の生活に追われる毎日だけさと嘯いていても、自分は何のために生きているのか、この人生を使って何を成し遂げたいのか、頭の片隅で考えているものですからね。

人間誰しも「自分の人生の意味とは?」「誰のために生きているのだろうか?」とふとした時間に哲学の道を歩むといった自分自身や周りへの貢献欲求がありますので、発想としては今までの人生に捕われなくても大丈夫です。心に浮かぶ、将来の具体的なイメージ。

どういう人間として後世に名を残したいのか、どんな人生ならいまわの際に後悔せず充実した人生だったと思えるのか?やってやる、これだけは達成したいとという気持ち。それが他の人を惹きつける目的や目標といったミッション・ビジョンへとつながっていきます。

心が折れないこと、疲れて何もかも面倒になってもやらねばと思えること、生きる上で大事にしている価値観を、数多く書いてみましょう。誰もが自分の人生を幸せに、関わってくれる人を愛したい欲求を持っています。有名なマズローの5段階成長欲求の6段階目、自己超越ですね。どんな人生を送りたいのか、数多く書いてみましょう。

私の貢献欲求としてのthis is my lifeを例にすると、過去の自分と同じようにブラック企業でヒドイ思いをしている人たちを助けたい、それによって過去の自分自身を救いたい気持ちが強いです。

残業時間月120時間以上が1年以上続いた、新卒3年目のプログラマー時代。どんなに残業しても残業代0、ボーナス査定は最低、お前の代わりはいくらでもいるんだと言わんばかりの上司の発言。周りの人たちは精神を病んで辞めていく中、踏ん張って戦っていた自分を、今の自分なら救えるはずだという想い。昔の自分と同じ境遇の人たちを助けたい、働くことは金稼ぎのため、働くことは辛く苦しいだけの作業、ではないんだよ!

そんな前向きな将来のありたい自分のプロフィールを書いていきましょう。

「やりたい」に向き合わないと

当然ながら、ビジネスがつまらなくなります。できることで稼げていても、それがずっと続くと仕事が楽しくなりません。ルーチンワークで日々の大切な時間が過ぎていく、つまらない人生が待っています。No iifeが待っています。

ライフワークバランスという言葉がありますが、ライフとワークってそもそもバランスを取る代物ではないですよね?ライフとワークを別のモノと捉えてしまうと、働いている時間は自分の人生じゃない、そう言っているように聞こえます。ワークだってライフですよね?生きて活動しているのだから。

1日24時間という限られた時間の中で、移動時間も含めれば10時間はワークしているので、それを切り離すのは余りも人生の時間においてもったいない。わたしたちはライフにワークを取り入れる必要があります。

ワーク in ライフ、もしくはワーク is ライフ、あるいはライフ=ワーク、といった感じに、一緒くたにしましょう。ライフにワークを取り込んで、自分の人生を取り戻しましょう。それが、あなたが他人に言われた人生じゃない、他人の思い通りの人生じゃない、自分の人生を生きることになるのですから。

できれば、ミッション・ビジョンを考えてみましょう。そして、成長やつながりを得て自分の人生の天命を知るためにも、不安定な起業副業の世界に勇気を出して飛び込んでみましょう。決して飽きることのない、アップダウン激しい人生になることをお約束します。

安定していると不安定が欲しくなります。冒険したくなります。逆に不安定に身を置いていると安定したくなります。そのバランスこそがワークライフバランス、というのはいかがでしょうか?

ちなみに私のミッション・ビジョンリベラルコンサルティング協議会のミッション・ビジョンはホームページ上で公開しています。ミッションは世界の実現、世界のインフラになるといった壮大な想いです。壮大すぎて多分私1代では達成できないですが、ミッションはそんなレベルがいいです、あなたの世界観そのものなのだから。ビジョンは、もう少し達成が可能な、中長期的な目標だと思ってください。

私たちのビジネスは、ミッション・ビジョンに共感するパートナーや顧客が集まってくれるようにならないと、ある日を境に稼げなくなります。逆にここの価値観が合わない人は近づかなくなり、それでもほど良い距離感で関係性を保てるようになります。

1人でビジネスをするのはつながりを満たせないので楽しくないから、ミッション・ビジョンは早めに言語化して公開しておいたほうが良いでしょう。ここまできて、やっとあなたの天職が浮かび上がってきます。つまるところ、天職=やらなければならないこと=ミッション・ビジョンなのです。

次の章では、自己理解したモノを種に、いよいよビジネスを構築していきます。

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