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新卒でビズリーチを選んでよかったと思う3つの理由。

とりあえず3つと言い切ってから考えろ。
よくそう言われるのを思い出して、とりあえず3つと書きました。

森田と言います。
ビズリーチで新卒採用担当をしています。
入社したのは2017年で、現在新卒3年目。
ビズリーチ入社後はインサイドセールスを経て、2年と少しの間新卒採用に携わっています。学生面談・面接は累計で1800人くらい?いろいろな学生さんとお話をさせてもらってきました。

最近流行りのprofieeです。

ビズリーチは、最初の3年間を新卒に対しての投資期間としており、自分自身も沢山の「機会と環境」を会社からいただいてきました。
(3年目の終わりに新卒卒業式なるものを実施しますw)
せっかく3年目末のこのタイミングなので、なにかまとめてみようかと。

よく学生さんから
「入ってみないとぶっちゃけわからないこともありますよね…」
と相談されるのですが、むしろ僕は入ってみないとわからなかった良さを感じられた人でした。本当はそれを入る前に知ってほしい。なので、学生時代には気が付きにくかったけど、入ってみて良かったと感じたことをまとめてみようかなと思います。

📝 想定読者
・新卒でビズリーチに入ることも検討している学生さん
・ビズリーチではなくとも急成長中のメガベンチャーに就職することを検討している学生さん
・森田の知り合い。こいつ何してんねんと思っている方々

大前提、「ビズリーチという会社を選んだことが大正解だったと思っている人間の文章」として読んでもらえると有り難いです。

▼そもそもビズリーチに決めたのはなんで?

ここをすっ飛ばして書いてしまうと、前提がなくなってしまうので簡単にお付き合いください。とりあえず要点だけ読みたい方は飛ばしてください。

大学生時代までの自分を振り返って思うことは王道の人生だった、ということ。
地元で一番と言われる公立高校から、地元で一番の大学に進学。真面目で先生の話をよく聞き、宿題もちゃんとやってくる生徒だったので、先生からは比較的好かれていたのでは?委員会活動をやってみたり、友達もそこそこ。
部活は中学生の時に始めた陸上の長距離走を、大学まで10年間続けていました。
父親も日系大手企業勤務だったので、ベンチャー企業という言葉とは縁もゆかりもない人生でした。

そんな育ちの僕が、就職活動を始めた時にまず見たのは「総合商社」。
理由はシンプルで、周りがみんな総合商社を目指すから
特に大学の体育会では大手企業に就職することが当たり前の雰囲気が強い。あまり考えずに見ていたなと、当時を振り返って思い出します。

で、面接に行くとされるのが「森田くん、ウチで何がしたいの?」という質問。
正直な答えは「周りがみんな行くから!」なのですが、当然そうは言えませんw
なので必死に調べて「◯◯商社さんはエネルギー問題に取り組んでますよね!海外の◯◯という国でプラント建設をやっているという事例を聞いて感動しました!」みたいな話をしていました。

そんなこんなで各社の選考もそこそこ上手くいっていたのですが、ある時部活の友人に「就活どんな感じ?」と聞かれたのが転機になりました。
僕は当然総合商社とエネルギー問題の話をします。
するとその友人が大笑いをして言うのです。
ウケるw 森田って4年間走りながらエネルギー問題について考えてたの?」と。

その友人は大学院進学を決めていたので就活は一切やっておらず、本当に純粋な興味からの質問だったと思います。それがスゴい刺さったのですよね。

笑われてシンプルに思ったのが「あれ?そんなことないな」ということでした。
自分は経済学部で行動経済学について勉強していただけだし、陸上競技をしている中でエネルギー問題について考えたことがあったけ、と。。
ああ、自分は商社に行きたいから、エネルギー問題を解決したいと言っているだけ。いざ商社に入ったあとでもエネルギー問題に関わりたいのだろうかと。

そこから「仕事を通じ本当に実現したいのは何なんだろう…」というのを考え始めることになりました。
やりたいこととかあるのかな?それって会社が先に決まるのかな?とか。
この当時考えた就活のやり方はこちらにまとめています👉  

紆余曲折を経て最終的に見つけたありたい姿が「最高のチームを創って、チーム全員で泣いて喜べるような瞬間を味わい続ける人生にする」ということでした。
部活の経験が大きかったのですが、本気で目指したいなと思える仕事の目標がこれでした。

その目標をピン止めして、「どんな人と一緒がいい?」「どんな事業だったらのめり込める?」「自分自身成長して選手として試合に出られそうかな?」など条件を分解する中でたどり着いたのがビズリーチでした。

最終的な決め手になったのはCEOの南と話をしたこと。夢にまっすぐ突き進んでいきつつ、何故か周りが惹き寄せられていく雰囲気はワンピースのルフィそのもの。今も昔もその印象は変わりません。

自分自身の振り返りが長くなってしまったのですが、言いたかったのは
HR領域に興味があったわけではなかった(事業領域的には「新しい価値を届けているか」「大きく世の中を変えていく可能性があるか」「エンタメより社会課題」くらいしかこだわりがありませんでした)ということ。
就活時に王道を外れた(大手行ったほうがいいかなと迷いがあった中でベンチャーを選んだ)ことで腹が括れたこと。
組織風土は合うだろうという前提でビズリーチという会社を選んだ
あたりは前提としてあったよーということです。



▼ビズリーチを選んで良かったなと思った3つのこと

ようやくタイトルのところに。
結論から言うと以下の3つが良かったなと思っています。

1. 会社が急成長していること
2. HR領域が思いのほか面白かったこと
3. 「価値あることを正しくやろう」というスタンスから学ぶことが多かったこと

他にもいろいろありますが大きくはこの3つかなと。

1. 会社が急成長していること

ビズリーチという会社は入社前に思っていた以上に急成長しました。
入社してから社員数は倍近くになり、事業もいくつか増え、つい先日プレスが出たようにホールディングス体制へ移行するなど、会社の中が常に変化し続けています。


入社する前の僕は「成長している会社に入った方がいいよ」という周りの大人の言葉がピンと来ていませんでした。でも結果としてとても良かったなと感じました。
会社が急成長している結果として、世の中を変えていくような実感を味わえるというワクワクもありましたし、「機会と環境」が多数創出されていたというのも個人のキャリアにおいてポジティブでした。

例えば、新しい事業ができたり、新しい組織ができたりすると、そこには責任者が必要になり、そこで活躍できるメンバーが抜擢をされていきます。
新しい挑戦ができるチャンスも多くなりますし、既存の組織でも抜擢されたメンバー分のポストが空いて若手にもチャレンジの機会が生まれていく。
こういったサイクルの中で、社員の成長機会が比較的多く生み出されている環境だなと感じています。

僕自身も1年目は東京でのリクルーターから、2年目には関西での採用人事やビズリーチ社初のボスキャリ出展、3年目にはインターン企画やスクラム採用の推進と、2年間で仕事内容が猛スピードで変化していきました。

また、会社として大きな変化を起こすために、社員の成長機会への投資も大きいことを感じます。
モノ作り時代には「技術」が競争の源泉になりましたが、IT産業では「人」が大きな差別化要因になる。
新規事業創造を促すNew Bamboo!や次世代リーダー研修など、会社から提供される機会も比較的多く、こういった機会も自分を変える一つの大きなきっかけになりました。
※New Bamboo!は2021年10月現在未実施(別のインキュベーションプログラムが実施されています)



2. HR領域が思いのほか面白かったこと

「思いのほか」とか言ってごめんなさいw
前段の振り返りでも書いていたように、僕は入社前にはHR領域への興味を持っていませんでした。
ただ、HR領域を選んだことは正解だったなあと振り返って思います。

理由の1つは課題先進産業であること。
日本には現在、少子高齢化の波がものすごい勢いで訪れています。
1人あたりの生産性が低い日本で労働人口が減っていくことは、ダイレクトにこの国の経済力にマイナスのインパクトをもたらします。
人口を増やすための取り組みも必要にはなっていくのですが、根本的に変わっていかないといけないのは「働き方」です。
大量の人を雇って長時間労働で成果を出すというあり方にはいよいよ限界が来ています。

加えてIT化の流れの中で、外部環境の変化スピードも速くなっています。
経団連の会長やトヨタの会長が「終身雇用の限界」に言及するなど、大きな変化のうねりはすぐそこまで来ています。

https://www.businessinsider.jp/post-192329

ビズリーチも取り組んでいる「採用領域の変革」「雇用の最適化」はまさにこういった課題のど真ん中にインパクトを与えにいく事業でした。
ビズリーチ社がつくったダイレクトリクルーティングという新しい採用のあり方は少しずつ市場に浸透し、日本を代表するような企業も少しずつ新しい時代の採用に舵を切り始めています。
こういったムーブメントを創っていく側にいられたことで、学んだものは多くありました。

2つ目の理由は業界問わず多くの企業さんと関わるのがHR領域だったこと。
LINEの青田さんが書かれている以下のnoteで言えばまさに「⑦見晴らしが良く、世界が広がる方がいい。」に当たるかと。

ありたい姿はありつつも、社会人としてやりたいことが見つかっていない自分にとって、見晴らしが良いキャリアを歩めたことは、結果的に大きなプラスだったなと感じています。



3. 「価値あることを正しくやろう」というスタンスから学ぶことが多かったこと

「価値あることを正しくやろう」はビズリーチの3つのVALUEの1つ。
ビズリーチのカルチャーについてよくまとまった記事が以下です。

最初に「価値あることを正しくやろう」という言葉を聞いたときには「めっちゃ普通やん」と思いましたw (正直全然刺さってなかった)
でも入社してから、普通を徹底することがいかに難しいのか、そしてそれを愚直にやり続けている文化の素晴らしさに気が付きました。

最初にこの文化を痛感したのは、入社してインサイドセールスをやり始めたとき。
お客様にお電話をして商談につなげる仕事なのですが、「アポ」という言葉を使うと指摘されるのです。「商談機会」という言葉を使おうと。
アポという言葉でただ数字を追いかけるな、商談の機会をもらうのだ。ちょっとした違いなのですが、その違いを理解することで何を準備するのか、何を話すのか、そういった行動一つ一つが変わっていきます。

また、ビズリーチでは売上のことを「お客様からの感謝と期待の総和」と言います。
お客様は課題を抱えている。その課題を解決できるのではないかと期待をして、ビズリーチと契約をしていただける。そして実際に課題を解決することが感謝に繋がる。
ただ売上を伸ばすのではなく、お客様の課題解決をしていくのだということを徹底する。そういった姿勢の1つ1つが社会人としての基礎をまっすぐに創ってくれているのが良かったなあと。

終わりに。

今回は僕の主観でつらつらと書きました。
何よりも言語化して整理したことで個人的な棚卸しの意味合いとしても良かったです。

一つだけ付け加えておくと、総合商社でもスタートアップでもどんな企業でも、入ってみたら外からはわからなかった良さがきっとあったと思います。
僕は自分の主観でしか語れないので、あくまで今回は僕が入社して気付いたビズリーチの良さを書きました。


noteを書こうと思いつつ、なかなかやる気が湧かないので期間が空いてしまいます。。何か良いテーマがあれば下さいw

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