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BOOK REVIEW vol.039 女子とお金のリアル

今回のブックレビューは、 小田桐あさぎさんの『女子とお金のリアル』です!今回も星読み係yujiさんの“life change book”の中から選ばせていただきました^^

小田桐あさぎさんの言葉には、毎度痛いところを突かれます(苦笑)

今回のテーマは「お金」。興味はあるのに強烈なブロックもあるので、先日の『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』に引き続き、今回もキレッキレなあさぎさん節に、胸をえぐられるような思いで読みました…。でも痛いところを突いて終わりじゃないのが、あさぎさんのすごいところ。本を読み終えてからというもの「私にも何かできそう(稼げそう)な気がする!」とワクワクしている自分に驚いています。

表紙の中央に書かれた『どうしたらお金のある人生になるんですか!?』という言葉。これは長年、私の中に浮かんでいた疑問そのままでした(苦笑)今まで、多くのお金を得るには、特別な才能や運がないと無理だと諦めていたし、将来が不安で「何かあった時のために!」と貯金もしていました。両親もそうしていたように、数十年間ずっと“節約マインド”で生きていたのです。これがまさに「お金の呪い」。あさぎさんの分析には「なるほど!」と腑に落ちることも多く、お金に対する古い考え方が、根こそぎアップデートされるような名言が多く詰まっていました。

「人を幸せにする」という発想をインストールする

今までの社会人生活。私が仕事を探す際、お給料や待遇以外で重視していたのは「これまでの職歴や経験が活かせるかどうか」でした。でも今回、あさぎさんの言葉でとくに印象的だったのは「お金をたくさん稼いでいる人=その分だけ人を幸せにした人」という考え方。

「自分」に向いていたベクトルを「人」に向けてイメージしてみた途端、「仕事」に対する視野が大きく広がっていくような感覚がありました。「人を幸せにするために、私にできることって何だろう?」・・・そう考えると、今までの職歴から少し外れたところでも何かできそうな気がしてきます。

遠慮せずに、自分が抱いているわがままな夢を一つずつ叶えてあげてください。

自分で自分を満たし幸せにする———
それこそが、自分も周囲の人達も幸せにする一番の近道なのです。

もう一度言います。
自分が豊かになるのは、周囲も豊かにするため、

強欲は悪ではなく善なのです。

『女子とお金のリアル』より引用

幼少期の経験や、古い価値観の刷り込みにより、お金の話をするのは「はしたない」、より多くお金を得ようとすることは「がめつい・恥ずかしい」と思って生きてきました。でも今回、ひとつ大きなブロックを手放せたのは「自分が豊かになると周囲も豊かになる」という、あさぎさんの考え方のおかげです。

良い意味でハードルを下げてもらえたので、私も「人よりちょっと上手なこと」を探して、それを必要としている方に提供するのもアリかも?とワクワクしています。そして本当に欲しいもの、価値のあるもの、自分にとって必要だと思える経験には、お金を出し惜しみするのはもったいないとも思えました。節約思考はもうアンインストールしましょうか。“自分で自分を満たし幸せにすること”に、きっともっと貪欲になっていいんですね。

今後、自分と周りの人にもフォーカスをあてて「仕事」をしていくのが楽しみになりました。お金に対する価値観をアップデートしたい方に、とてもおすすめの一冊です!

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